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トップ > エキゾチック > エキゾチック - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年9月8日 6時)
トンネルを抜けた先 2008年8月01日 セルビア2 ベオグラードから南下してALEKSINAC(アレクシナック)へそしてBOLJEVAC(ボイェヴァッツ) エバンとナタ ーシャとの出会い
真っ暗闇の中に微かな光の点が見えた時、それが希望だと瞬時にわかるだろう。
なんせずっと真っ暗だったからだ。
それに耐えれるか、いつ見えるかわからない光の点を待てるのか。
しかし、耐えた者だけに希望というチケットが与えられる。
景色がまったく変わらない暗いトンネルの中をひたすら走る。
憂鬱な朝の光が眩しい。
ノロノロ迷いながらフライヤーを頼りにGREENなんとかというホステルへ行ってみたが14ユーロと言われて退散した。なんで料金変更したのにそのままフライヤーを置いて おくのだ。それがビジネス方法なのか。ホステルの部屋に入ってベッドはありますかと聞くと確実にある雰囲気なのにわざわざ名簿を取り出してもったいぶる所もおかしいと 思った。とにかくかなりの体力を消耗させられた。そういうみっともない真似をするのか理解できない。
仕方が無いのでレインボーギャザリングの方面に向って田舎でテントでゆっくり寝てやろうと思った。やはり都会は貧乏バックパッカーにはきつい。
ネット屋でグーグルマップである程度の位置は掴んでいた。まずは最寄駅のALEKSINAC(アレクシナック)まで行くことにした。
ここはベオグラードから200キロぐらい南下した町だ。大都市NISやブルガリヤも近い。
チケットは簡単に買えた。
BEOGRAD(ベオグラード)からALEKSINAC(アレクシナック)は学割30%オフで403ディナール(約5,1ユーロ)
列車は喫煙車両で良かったが、景色も良いし天気も良いが、とにかく早くのんびりしたい。しかしもう8月に入ったのか。私のヨーロッパ旅行も1ヶ月半が経過している。早い ものだ。しかし行動しているだけにいろいろあったな。
モルドバを出国してから本日まで約10日間、厳しい旅を強いられている。
まぁカネさえだしてホステルに泊まれば済む話だがそれは避けたい高すぎる。それなら苦労してやるよ。アジアに戻ってもいいが欧州旅行は今しかないのだ。
とにかく今はレインボーギャザリングしか道がない。それしかない、私の希望。
午後の14時ぐらいにアレクシナック到着。
街はまぁ小さくて静かだ。天候良好、少し歩いたが何もなさそうなので駅前に引き返してビッグビールを飲んでバーガーを食った。ATMで少し下ろしてネット屋があるような ので当旅行記をアップしたかったが体力が持たないし時間が気になったので諦めた。
駅前にバスターミナルがあってそこから目的の少し大きめの町まで移動した。
ALEKSINAC(アレクシナック)からBOLJEVAC(ボイェヴァッツ)は市バス40Dでバスターミナルへ、そこから450Dで到着した。
セルビアは基本的にはバスは学割が効かないし少し高い。まぁガソリンが190円ぐらいするので仕方が無い。
時刻はすでに17時。
意外に遠かったみたいでバス料金が高いと感じた理由がわかった。バスの中では英語を話す若者が隣の席だったので話しまくった。彼は日本の事をかなり知っていたからだっ た。もちろん漫画とアニメ好きだ。有名なドラゴンボールとかはわかるが、「海のトリトン」とかけっこうマイナーなものまで知っていた。
バスの車窓から大きな山が見える。以前、日本人がここに来たらしくその山が富士山に似ているという事を言ったらしく、それが新聞に載ったらしい。確かに似ている。
そして3時間後ぐらいに到着。時刻は20時。まだ明るい。
小さな町だ。バスターミナルには人が二人しかいない。
ここからZLOT(ズロット)というさらに小さな村に移動するつもりだ。
バスはテキトウに来るようだ、料金は100D、つまり近い。その前にこの町を少し歩いてみたが本当に小さいようですぐに引き返した。
それでバスを待っていた。
向こうから男女のカップルが歩いてきた。
光が見えた。
エバンとナターシャだった。
ここからズロットに行くと言うと今晩は遅いから良かったら泊まっていっても良いと言ってくれたのだ!!
連泊的な民泊、ありがたい!!
どうやら彼らは友達を待っているらしくバスターミナルに着たのだ。一緒に15分ほど待ったら一人の若者が現れた。
アレキサンダーだった。
彼らは全員英語がけっこう上手いので助かる。よくわからないがバス停から近くのナターシャの家に向った。
彼女の家は1軒屋で大きくて色んな人が住んでいるようだ。彼女の部屋は10畳ほどで日当たりも良いし清潔で快適だ。そこでコーヒーを飲みながら話した。エバンが途中でハ ンバーガーを買ってきてくれて食べた。
エバンはナターシャと8年間も付き合っているようで一緒に住んでいる。彼の家もここから近い、ていうか人口5000人の小さな町なので全部近い。彼は肉体労働で働いている。ガタイは大きく背も高い31歳。
ナターシャは一人っ子で大学生らしい。今は夏休みで帰省しているが普段はNISの学生寮に住んでいるらしい25歳。
アレキサンダーは彼女と同じ大学で専攻の心理学も同じようだ。彼はここから200キロぐらいの少し大きな町が実家だ。物静かで大人しいがインテリの25歳。
夜は街の中心の公園で地元の若者たちとウダウダビッグビールを回し飲みしながら話し込んだ。
みんな夜になるとここに毎晩のように集まるようだ。どこも田舎はそんな感じなのも世界共通なのだろう、懐かしい。
本当にみんな英語が上手いし優しくしてくれるので助かる。
ある男がセルビア語の本をプレゼントしてくれた。
12時ぐらいに就寝、ソファーベッドだったのでそこで寝た。
久しぶりの個室で安心して眠れる柔らかいベッドは温かかった。本当に感謝したい。
ホットシャワーも5日ぶりに浴びた、幸せだ。
明日に出るつもりだったがコンサートがあるようなので一緒に行っても良いと言ってくれた。楽しみだ。
やっと長い暗いトンネルを抜け出した。ここからは日差しが徐々に強くなってくるだろう。セルビアの柔らかい日差しが。
作者:UG
更新日:2008年9月8日 13時56分