ネコ情報
ネコを各種ブログ(Blog)から一括検索します。
トップ > エキゾチック > エキゾチック - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年10月12日 8時)
2008年 夏の香港紀行62 <上海街/永安號>+シノワさんニュース
まだ開いていなかったし時間もなかったのですが、「永安號 木器製品飲食用具」も気になる店。業
務用・家庭用の木製品を扱う店です。ずっと前に豆腐花の木桶が欲しくて覗いたことがあるのですが
それっきり。(日経BP・旅名人ブックス「香港雑貨店ガイド」にも紹介されていたはずなので、ご
覧ください。)

店が営業中だと、モノに気を
取られて見落としがちですが
...この店の建物ももいい味出
しています。薄汚れた白い壁
と、ハゲかかった赤い文字。
次回こそ店内をじっくり見てみ
たい。
『永安號』
G/F.,335 Shanghai St.,
Yaumatei
..............................................................................................................................
さて。話は変わりますが。大好きな台湾グッズを扱うお店(実店舗)を開くべく、仕入れや内装の準
備にずっとずっと東奔西走していたやんcafeのやんさんが、ついに夢を叶えました!
2008年10月11日「やんcafe」GRAND OPEN!!@岡山。
わーい、ぱちぱちぱち!台湾への愛がいっぱい詰まった、素敵なお店です♪台湾での価格を知ってい
る人にはびっくりの、良心的な価格だと聞いています。台湾でセレクトしたおすすめの小物中心に、
香港や中国のグッズもある...はず。お茶もいただけます。(詳細はやんさんに直接お問い合わせく
ださい。)
そして、もうひとつおまけのニュース。
私のオリジナル・グッズ「シノワさん人形」の新作ができました。
"特注の箱"入り娘です。
この箱入りシノワさん、5体はやんcafeに旅立ちました。岡山周辺にお住まいの方で、実物を見たい
という奇特な方は是非、やんcafeに遊びに行ってみてください。

サイズはそんなに大きくはありません。箱のサイズが約32.5×12.5cmほどで、そこにスッポリ入る
大きさです。ディテールは下の画像でご覧ください。中に一枚、上海にいるシノワさんのカードがオ
マケとして入っていま〜す。

作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月12日 13時45分
2008年 夏の香港紀行61 <陳枝記老刀荘>
前回、油麻地の「陳枝記老刀荘」のことに触れましたので、さらにオマケでにそこで今回購入した
ものもご紹介します。といっても、そう大したものを買ったわけではありません。

ここは『明生鋼竹蒸籠廠』や
『光輝鋼竹蒸籠厨具』と並ん
で、台所・厨房用品の充実した
お店です。店内をウロウロする
だけで、これは何に使うんだろ
う?あ、これはずっと欲しかっ
たものだ。こっちのは、あんな
用途やこんな用途に応用できる
なあ...と、時間がどんどん過ぎ
てしまいます。
包装の簡素さ、包装紙の文字に
もそそられるなあ。
↓じゃ〜ん♪包装をはずしました。

●銅の色をした型2種は、マンゴープリンやゼリーの型。
中華圏の映画に夢中になりはじめたころ、まず最初に作ってみたのはマンゴープリン。参考にした
レシピがよかったおかげで、中国人の友人たちの集まる持ち寄りパーティーで大好評、すっかりい
い気分。その後ずーーっと、この型さえあればもっと香港気分が盛り上がるなあと憧れてきたので
あります。でも、必需品じゃないから見ないようにしてきました。しょっちゅう使うわけじゃない
し台所がゴチャつくのはイカンよね、あーどうしよう、と。
そしてついに今回、あったほうがよいものもあるのだ心のテンションのために!と、
10年の葛藤を経てついに、買いましたー。(すっごくオ—バー、でもほんと。)
●先の尖ったS字フックは何のために買ったかというと、毎秋・冬に塩漬けにした肉を軒下でミイラ
化させる(=干す)ため。そんなもの何ででも代用できるでしょ!とお思いでしょうが...これも心
のテンションのために欲しかったんです。まったくもう...王華さんの塩漬け干し肉(咸肉)の作り方と、冬に幸せな「上海風炊込みご飯」のレシ
ピはこちら。→→『大上海糖果號』上海と北京の家庭で食べられているごく普通の料理
たち/菜飯●そして、平たいおたまは、ご存知、「豆腐花を薄く削ぐようにすくう」ためのものです....あ〜
ついに買っちゃった〜♪これも心のために必要なもの〜。マンゴープリンのあとにチャレンジした
のが「豆腐花」。これも10年に渡り悩み続けました。さあ、漢方薬店に行って石膏粉買い足すぞ〜
っと。(※石膏粉:石膏の粉ではありません、漢方薬の一種で、豆腐花ではにがりの役割。ソフトに
仕上がる)

こちらは、友人へのお土産用。
「中秋月餅」と彫られています。
『陳枝記老刀荘』の領収
書はこちら。
<陳枝記老刀荘>
ウェブサイトはこちら。
香港九龍上海街
316-318 號地下
G/F., 316-318
SHANGHAI STREET,
KLN.,H.K.
TEL: (852) 2385
0317, 2384 7515
FAX: (852) 2771
5186
追記:STARFERRYさんの記事♪
コメント欄でリンクして下さった「La table de Starferry」のSTARFERRYさんの記事がとってもステキ
なので、追記として改めてこちらで御紹介いたします。...っていうか、行動様式や食べ物や香港の好みが...
似ている...。とはいえSTARFERRYさんのお菓子やパン作りの腕は完成度が高過ぎて目を見張るばかりな
んですけど。
●上海街でのお買いもの、その戦果。→念願のマンゴープリンの型GET♪
●中秋節の月餅やら木型やら。→冰皮月餅に見えますか?
ああ、ご近所だったら料理やお菓子作りをいーっぱいアドバイスしてもらえるのに〜!(といいながら、
何とかご馳走になろうとするんだろうな、多分。)
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月12日 4時32分
2008年 夏の香港紀行60 <油麻地の騎樓・おまけ>
油麻地の気になる騎樓の写真を大きくして眺めていたら、少し先の「陳枝記老刀荘」(ここにもよ
くお世話になります!)の看板についている飾りがかわいかったので載せておきます。↓

.............................................................................................................................
↓そして、こちらは参考資料として。上海街の一本隣の通り、「廟街」1930年頃の写真です。この
辺りは当時は油麻地遊郭の中心地。
すぐ隣の通りだけあって、上海街に残る騎樓と似たような大きさの建物が並んでいます。

............................................................................................................................
さらにおまけ。↓こちらはもっと新しく...1960年代くらいでしょうか?トラムが走っているので、
香港島側の風景ですね。この頃に行ってみたかったな。

作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月10日 13時57分
2008年 夏の香港紀行59 <油麻地の気になる騎楼>
以前から気になっていた騎楼ですが、さらに『風格』が増してしまったような気がして、いつまで
保つのか心配です。とりあえず写真に撮ってみました。大きな建物ではないので、騎楼の柱部分も
細め。そしてやはりここでも「白地に赤い繁体字」。

* * * * *
せっかくなので、ディテールがわかるように拡大してみました。(ここに住む人のプライバシーの
侵害かも...関係者の皆様お許しください〜。)

↑この建物は3階建て+屋上に足してしまったのでしょうか?それとももともと4階建て?
小さな場所で洗濯物を干す工夫様々。

↑建てた当時は小洒落たベランダだったと思われる、2階部分。東南アジアの湿気とたくさんの雨を
吸ってかなりモロモロになっています...。

↑ジッと見つめていると、なんとなく頭の中に映画「花様年華」にも使われていた『夢二のテー
マ』(作曲:梅林茂)が流れはじめてしまいます。

脇の面だけを縦長に切り取ってみました。
既に遺跡のよう...。

反対側からも
眺めてみる。

...あ、上の階の手摺(柵?)の部分もなかなか可愛らし
かった。
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月9日 22時45分
ちょっとご馳走
先日の「生日快樂〜」のエントリーに、「何を食べましたか?」というコメントをいただきまし
た。それで、ささやかながら、久しぶりにフレンチもどきのご馳走(?)を作ったので載せてみま
す。
MENU
●にんじんとかぼちゃと米のポタージュ
●クルジェットの肉詰め焼き (Courgettes farcies,
sauce tomate)
●鯵のフライ、香味ソース (Frites de maquereaux du
cheval à la provençal←表記が間違っているかも...)
●ダークチェリーとクランベリー入り・スーパーバニラ
チーズケーキ
.....このようなメニューになっております。●印は、上野
万梨子さんの本「はじめまして。フランス料理」のレシピ
を参考にして作っています。私が持っているのは1996
年版ですが、多分今の改訂版も中身は同じはず...(表紙は変
わってしまったけれど)。作りやすくて、どれも美味しい
ので上野さんの本の中でも出番が多くてボロボロです。

↑<にんじんとかぼちゃと米のポタージュ>
タマネギ1/2個を弱火で炒め(バターが風味がいいけれど、菜種油でもオリーブオイルでもその時々
で適当です)、たまたま人参とカボチャの切れ端があったので刻んで加えて炒めました。チキンス
トック(なければ鶏柄スープの素などでいい)をひたひたに注いでフツフツと煮ます、蓋はしませ
ん。
ちょうどセロリの葉っぱとパセリの軸があったので、ローリエと一緒に縛って「ブーケガルニ」と
して加えました。(いつも軸や葉っぱが余ると冷凍庫のタッパーに放り込んでいます。)
そうそう、余りご飯ひと握り(米少々でもいい)も一緒に煮ます。小麦粉を傷めなくても、これが
あとでヘルシーで自然な「とろみ」となります。
全てが柔らかくなったらミキサーにかけてドロリとさせます。鍋に戻して牛乳を加え、丁度よいと
ろみになるよう、調節します。塩・胡椒してできあがり。(リッチにしたいなら、バターや生クリー
ムを少々加えればいい風味。)
これも基本は上野さんの本から。ポタージュを作る時は大抵その応用。

<クルジェットの肉詰め焼き (Courgettes farcies, sauce tomate)>
クルジェット...ズッキーニのことです。皮をシマシマに薄く剥いて、一面だけ削いだらくり抜きま
す。詰め物は合い挽き肉。炒めた玉ねぎのほか、牛乳でふやかしたパン粉、卵、塩こしょうなどは
ハンバーグを作る時の要領と同様に。
そこに、くり抜いた部分をみじん切りにしてひとつかみほど肉に混ぜ、全部をよく捏ねる。こんも
り、しっかりズッキーニの穴に詰めます。これを浅鍋に並べ、ひたひたのチキンストックが半量に
なるまで(ある程度柔らかくなる)煮ます。火からおろし、市販のトマトソースを半壜ほど加えて
200〜220°のオーブンへ。(私はオーブンにそのまま入れられる鍋を持っていないので、耐熱容器
に崩さないように移しました。)
そうそう、オーブンに入れる時、オリーブオイルとパン粉を混ぜておいたものを挽肉の上にパラパ
ラ振らなくちゃ。(パン粉を振って、上から溶かしバターをかけるのが本来のレシピ。)
15〜20分、パン粉がカリッとして、全体に美味しそうな焼き色がついたらできあがり。

<鯵のフライ、香味
ソース (Frites de
maquereaux du
cheval à la
provençal)>
上野さんのレシピだ
と書きましたが、本
来は鯵じゃなくて
「鰯」を三枚におろ
した物を使います。
小鯵が冷蔵庫にあっ
たので、これでいい
やと....。
三枚におろした鯵を
牛乳、塩、カイエン
ヌペッパー、おろし
ニンニクを混ぜたの
に浸して15分。
その間に、小振りの
トマトを横半分に
切って、表・裏ジリ
ジリと焼いたり、
切ったじゃがいもを
塩ゆでにしたり、
ベーコンをカリカリ
に焼いたりしておき
ます。
鯵(ほんとは鰯)の水分をしっかり取って、小麦粉を薄くまぶして揚げます。カリッと。
それらを交互に並べたら、 [紫タマネギのみじん切り+ケイパーのみじん切り+パセリのみじん切
り+レモン汁+オリーブ油]を混ぜて作ったソースをかけて、はいどうぞ!

<ダークチェリーとクランベリー入り・スーパーバニラチーズケーキ>
普通のベイクド・チーズケーキですけれど、たっぷりのバニラ・ビーンズで香りが幸せ。ダーク
チェリーとクランベリーはちょうど缶詰があって、在庫一掃を図ったのであります。水分切って加
えただけです。
切るとこんな感じ。↓

面倒そうに見えますが、やってしまえば意外とそうでもないです♪(ちょっと面倒だけど、食べ
ちゃうとうれしい印象のほうが勝るというのでしょうか...。)
外食も好きだけど、家だと体調に合わせて使う油の種類をかえたり量を控えるなんてこともでき
るのがいいところかなあ。食べたらすぐに横になって牛になる自由もあるし♪。
それと、「私は作った!」という達成感があって晴れ晴れするところもうれしい。失敗しても、自
分の為の料理ならちっとも気にならないタイプです...。(作っただけで満足ー。)
でも、家にいて他の人が作ってくれるんだったら、さらに大歓迎なんだけどな...。
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月8日 19時2分
2008年 夏の香港紀行58 <朝の油麻地/好き好き看板!>
さあ、まだどの店も開店前。どこにも引っかからずに純粋に歩き回ることのできる時間。キョロ
キョロしながら参りましょう。
キョロキョロすれば目に入るのは大好きな看板の群れ〜♪それも「きらびやかなネオン」で
はなく、少し侘しげな漂うツヤのない看板。きらびやかなネオンは、香港のイメージとして語られ
ることが多いのですが、そりゃ一部です。来るたびに沁みるのは、じんわりとした暗さのほう。侘
しさがカッコよく思えるよな、そういう通りが好きです。
....とはいえ、このワビサビ(侘しくて錆びてる)な通り「上海街」こそ、もともとは油麻地のメ
インストリートであった通り。婚礼衣装の店・厨房用品の店・仏具店が多く並びます。(う〜ん
『結婚する』『(プロも素人も)食べる・食べさせる』『あの世行き』が揃うとは、人生の濃縮版
みたいな通りですね。)


観光ガイドブックでもお馴染み
『明生鋼竹蒸籠廠』(住所:
284-F Shanghai St., Yaumatei
Tel : (852)2780-9765)の看板も
見えます。
私もここでよく御世話になります♪
この辺りの厨房用品の店は朝9時半
頃開くので、周辺を一巡すれば午前
の早いうちに充分にお買い物もでき
るなあという算段です〜♪

この辺りのビルは、2階が1階より張
り出しているのですが、騎楼だった
のにその脚(柱)をとってしまった
ものでしょうか?それともはじめか
らこの形?
気になります...。(ご存知の方教えて
くださいませ)

香港では白地に赤、または赤地に白
の看板が多いと前に書きましたが、
向うに見える紅茶館酒店 油麻地
Bridal Tea House Yau Ma Tei
は、建物ごと看板になっちゃってい
ますね〜。
香港でセレブ気分♪もいい、または重慶マンションに泊まることに憧れるバックパッカー体験もア
リだけれど、どちらかといえば多くの香港人の「フツーの暮らし」からは離れたイメージ。
旅行に行くと、その街の市場に行くのが好き!という人が多いのも、見知らぬ街の『普通の暮ら
し』を目で見て、肌で感じることが楽しいからだと思います。自分たちとの共通点を見つけて親し
みを感じたり、違いを発見して自分のちっぽけな常識とか固定観念を覆されたり...。
香港に行ったことのない人(実際行ったらすごく気に入りそうなのになあ..という人も)「香港って
どう?」と聞くと、「あー、ネオンとグルメとアクション映画でアチョーな街?」「パワフル、エ
ネルギッシュ、猥雑、キッチュなところなんでしょ」といわれます。あー、そうなんだけど、あー
もどかしい。そのイメージは嘘でもないし間違ってはいないけど違うんだよぅーーー、うまく言え
ない!
文章で的確に表現できる人とか、目は口ほどにものを言う...見るだけで香港の風情を伝えられるよ
うな写真を撮ることができる人をうらやましいなあと思う今日この頃です〜。
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月7日 14時7分
こももさんの本、「香港女子的裏グルメ」が出ました!
ブログ「お江戸から芝麻緑豆」のこももさんが、香港在住中に
書き綴った超人気ブログ「開心香港街市」が本になりました!
とはいえ、ブログをそのまま形にしたのではなく、きちんと取
材しなおして、新しいデータを載せてあります。(ほんとにお
疲れさま、こももさん!)初めての人でも、香港らしいローカ
ルな味を物怖じせずに体験できるよう、ポイントがたくさん書
かれています。例えば店員さんに注文した際「あ゛ー!?」と
無表情に聞き返されても、それは「え?」と聞き直しているだ
けなのでフツー、気にしなくていい、とか。なにせ日本人は
ガラスの心(の人も多い)...だけど、それがあたり前だと知れ
ば『邪険にされた』なんてヒーヒー落ち込む必要もありません。
あ、申し遅れましたが、ブログ・リンクのよしみで(!?)
私が扉イラストやアイコンなど、イラスト
を担当させていただきました。
「女子的」と謳っていますが、これは地元密着度の高〜い、お財布にも安心価格の店を紹介してい
るけれど、「女の子」一人でも安心して入れる店ですよう〜という意味です。ですから、男性も是
非!
タイトル : 『香港女子的裏グルメ』
著者名 : 池上千恵
イラスト : 小野寺光子
判 型 : A5判 128ページ
オールカラー
定 価 : 1260円 (本体1200円+税 )
発売日 : 10月3日(金)
出版社 : 世界文化社
ISBN978-4-418-08225-4
amazonでのご購入はこちら
→香港女子的裏グルメ-―たった500円で大満足
←以前こちらのブログでお見せしたことのあ
る、「蘭芳園」前を駆けるこももさん、の図。
前にお見せしたものより、もうちょっとふさわし
い(?)ものに描き直してあります。
そしてそして、まずは(特に香港好きのかた!)、目次をご覧ください。↓↓ クリックすると大き
く見やすくなります。
出来上がった本を、私も一読者として読んでみました。<感想>:「香港居住民」だったこももさ
んならではの、地に足のついた...だけど心くすぐられて香港に飛んで行きたくなります。こももさ
んがお喋りしながら一緒に付いてきてくれて、「どの店にしようか?」と相談に乗ってくれている
かのような一冊。
ここのところ、上海そして北京についての本は多少出ていても、香港に関する本が少ないとお嘆き
のあなた。単なるガイドブックより、もう一歩突っ込んでほしい、少しは文章も読みたいというあ
なたにもピッタリの一品です。


中扉はそれぞれこんなかんじ!



昨日はパルコ吉祥寺店地下の書店「リブロ」に寄ってみました。かなり高く平積みになっておりま
した。たまたま2時間後くらいに見たら、結構カサが減っていました(5〜7センチくらい?)。
amazonも最初見た時は「在庫あります」だったけどさっき見たら「3点在庫あり。ご注文はお早め
に」に変わっていました。
よう〜し、こももさん、出だし好調みたいよ。
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月5日 21時31分
2008年 夏の香港紀行57 <朝の油麻地>

香港島の上灣(ションワン)駅から地下
鉄に乗り、中環(CENTRAL)で乗り換
え。荃灣綫に乗れば、維太利亞港を渡っ
て九龍の油麻地(ヤウマテイ)までは
あっという間。
8日に香港の若いクリエーターPatrick
LuiとTokiに会った時、彼らは普段九龍側
に住んでいるので『香港島の道はわかり
にくい。九龍なら道路も碁盤の目のよう
で、東西南北が掴みやすい』と言ってい
たのを思い出しました。
言われてみれば、九龍はあのバーンと広
かった廣州ともそのまま繋がっている大
陸の一部分なのでした。意識すると、道
路の広さも違うし、少しだけ雑駁な感じ
なのもかすかな大陸の気配。
今まで意識していなかったなあ。

閉まったきりのシャッターは、すぐにこ
のような...
みっしりとした密度の貼り紙。
これぞ香港、というイメージなのかも。

そうそう。
大好きなのはこういう
看板。
電気の光に頼らない、
素敵に古くさい看板。
古風ですが、意外と泥
臭くはない。
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月5日 2時36分
生日快樂(さんやっふぁいろー)♪
またひとつ、大きくなりました!背じゃなくて年齢だけど...。
Happy birthday to me !
と一応祝ってみます。やっぱり誕生日ってうれしい。
(もう少し書く予定ですが、仕事を仕上げてからにします...香港のことも、後で別に書く予定。)
...............................................................................................................................
(というわけで、書き足しました。)
誕生日につらつら思うこと。
歩いていて、ちょっと気になる家を発見すると、得し
た気分になります(なるよね...)。
気になる家の中には、何が起きたのか...と不安になる
ような荒んだ家もあれば、その家に住む人と友達にな
りたい、どんな人だろうと思わせる魅力的な家、はた
またちょっと妬けてしまう『ケンチクデザイナーに頼
んだんだね、お金もあって趣味もいいんだね、そい
つぁーよござんした!これで家族仲も嘘偽りなくい
い...とかいったら出来過ぎでヤだなーぷんぷん!』な
家(←すみませーん、ワタクシお腹の中はちょっと薄
墨色です♪)とか。
どんな家でも、なんとなく心に引っかかると、想像力
をたくましくして住む人の生活を思い描いて、しばら
く楽しめます。
それはさておき、建てた当時それほどお金をかけたようでもなく、小さいし取るに足らないとすらい
える家なのに、よく手入れされ、住む人の生活の気配...それも何年も何年もの...が感じられて深みの
出た住まいがあったりすると、うれしくて心に残ります。
はんたいに、建てた時は大きくて立派(みたいな)家が、時を経て威張りくさった感じが哀しげで、
薄っぺらな成金趣味だけが目立つものになっていることもある..。
結局は中に住む人(=spirit)次第ですよね、と。だから、家も人もその辺はそっくり同じ。「もと
はたいしたことないけど、歳月を経て一層楽しげ」「お金持ちそうではないのに、どこか豊かな感じ
がして素敵」「老朽化で手入れは大変だけど、新しい(若い)ものでは出せない魅力がある」...そん
な家、みたいな人に私はなりたい。
そう考えると、何だか自分にも多少の希望が持てる気がしてきます。家も人も何十年も平穏、なんて
ことはありえないから泣いてハナをたらしたり、怒りくるったりすることもあるけど、やらなきゃい
けないことに追われ(ありがたいことだ)、こんなことやってる場合じゃない..ようなことに夢中に
なったり、ニコニコしたり.....。修繕したり、大掃除したり、細々工夫したり(花も飾るよ)...して
いるうちに、大したことがなかった家(自分)も、新しい家では醸し出せないその家ならではの魅力
が...出るかも、出たらいいな〜と、期待するのであります。
以前乗ったタクシーの運転手さんが「俺ゃーさあ、家を建てんのが趣味なのよ。家は新築が一番だか
らさあ。もう3度も建て替えたよ。でもさー、最近の家ちゅうのはひどいね。建て替えるたんびに
安っぽくなるんだ。どこもかしこも新建材だしさ。壁に額ひとつも掛けられないんだよね。まいっ
ちゃうよね」と話してくれたことがありました。
.........................あたり前ですってば.......................。
ちなみにこの運転手さんは「かーちゃんも新しいのが一番なんだけどさ」と語っておりました。さす
がに「かーちゃん」は3番目ではなかったようです。
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月2日 16時44分
ちょっとうれしかったこと<源氏物語>
今年は『源氏物語』千年紀ですね。先日、朝日新聞を読んでいたら、「国文学者・山本さん×エッセ
イスト・大塚さん対談」という記事がありました。それで、ここのところまた頭の中が「源氏物
語」でいっぱい。
ずーっと前...このブログを始めた頃だったか、以前私がデアゴスティーニ社の「週刊ビジュアル源
氏物語」(全96巻)のイラストを担当していたと書いたことがあります。毎号5〜10点くらいだっ
たか...当時の風俗習慣がわかるイラストを描き続けること2年以上。2年以上というのは、某地方都
市で先行発売されていたからなんですが...。
よもや私が古典なんて!それも「源氏物語」〜!??とビックリしたものです。
..........................................................................................................................
私の役割は、物語のシーンの雰囲気を伝えることではなく、資料としての役割が大きかったし、
さらに「国語便覧」みたいな堅苦しいものでもいけなかったわけです。
読者層はOLのかたを中心に考えていたのかもしれませんが、「源氏」と聞けば何でも手に取る源氏
マニアの方や、専門的な研究者まで見るのでそういう方からも『間違ってる!』などというクレー
ムがつかないよう、注意に注意を重ねて描くことも重要でした。
知識ゼロの無垢な脳味噌で描かなければいけなくて、最初それはそれは苦しかったなぁ...。インター
ネット、書籍etc.調べまくる日々でありました。描く時間より資料調べと、ありとあらゆる作家の現
代語訳、そして原文を読み較べがほとんどの日々。
結局2年以上、睡眠時間日々3時間、週2回完徹...これが基本でありました。
だって、「間違ってる」なんて言われるの、えらく残念ですし。
すっごく幸せだったのは、編集の方からいただく原稿や資料に、平安時代の生活や常識が
くっきりとわかる、他の古典...例えば「今昔物語」のような...の参考文献が山のようにあったこ
と。おかげで、「源氏」だけでなく、かなり立体的にその時代の感覚が掴めるようになりました。
他の方はどうだかわからないのですが、私自身は、資料が集まっただけでは絵が描けません。描か
なければいけない内容の3〜10倍くらいの資料を集めて、自分の中で消化し、アタマではなくて体全
体の感覚で納得いかないとできない。
(でも描いたイラストそのものをご覧になったら、え、これが?と思われてしまうかも...。)
さらには、それぞれの登場人物の目になり切ってモノを観て、その人物の感じ方で感じないとノレ
ないので描けない...。紫の上の心になったり、光源氏自身になったり、末摘花になりかわったりし
て大忙しです。(それがおもしろいんです...!)
最初、引き目鉤鼻下膨れの絵を眺めながら、「こんな人好みじゃな〜い、なりかわれな〜い」
と半ベソをかいていて、ぎこちない絵しか描けませんでしたが、読み進むにつれ光源氏の様子が掴
めてきました。
頭の中で映像がどんどん動く...こうなれば描けます。源氏物語を読む前は、いい噂を聞かなかった
光源氏ですけど....
な〜んだ、すっごい私好みのいいヤツではないか♪一体今までみんな何を読
んでおいでだったのか?(女君の立場からばかり情念・怨念過剰で読むのはどーかと思いますです。
それから、「平安時代」に過剰なまでにしっとりとした日本的情緒のイメージを持ち過ぎるのも...。
だって、千年前も今も、みんなニンゲンだもの。)
光源氏を許せないなんていう人は、「ひたすらまじめに教科書通り、間違ったことは何一つしない
で生きなさい」と言われて育ったのかなあ...?

今昔物語などを脇に携
えて読む平安時代は、
びっくりするほど生き
生きとした人間くさい
世界。
そして「源氏物語」は
人間を微に入り細に本
当によく観察して描い
ていると思います。
何度読んでも新鮮。
さてさて。
この新聞記事の中に、
個人的に嬉しくなる部
分がありました。
←この、赤い枠で囲ったところ...。
大塚さんといえば、源氏物語にまつわる活きのいいエッセ
イを何冊も書いているかた。イラストを書く資料として、
何冊か読みました。
このプロフィール欄には書いていないけれど、←こんな、
持っているだけでがっくりと肩を落としてしまうタイト
ルの本もあったりする。(私も持っているんですけど...。
ただしこれは、著者と女君たちを絡めて書いた真面目な
エッセー。)
当時「源氏の男はみんなサイテー」という本も読んで、な
んでよ、もっとちゃんと人間を観察してよ、オーツカさ
んっ!と、寂しく思ったのでした。
あーよかった。
そして、そうそう。私も晩年の源氏が、とりわけ好きなんですっ。人って、こういうもんなんじゃ
ないの?と思うので。
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月2日 0時46分
2008年 夏の香港紀行56 <上環の朝の風景>
充分に満ち足りたお腹を抱えて蓮香樓を出るも、時間はいまだ8時前。
今回の旅行ではなんとまだ一度も九龍側に渡ってません。香港島のみの3日間だった!そこで、4日
目午前中一杯は是が非でも九龍で過ごしましょう・上海街でお料理道具も買いましょう・いつも入
り損ねている「美都餐廳」に、今回こそ寄ってみましょう...と、企画盛りだくさんです。MTR
(地下鉄)上環駅に急ごう。
急ぐのはいいけど、今から九龍サイドに渡ってもまだどこの店も開いていないや...。
ちょっと考えて立ち止りかけたものの、店が開いていないのなら、純粋に街を散歩することができ
るじゃないかと気付き、再び急いで上環駅に向け歩き出しました。
早朝ならではの欠伸まじりみたいな、なんでもない一日の始まりの風景です。

何度となく通った、皇后大道中/QUEEN'S
ROAD CENTRALと威靈頓街/WELLINGTON
ST.のぶつかる辺り。カフェのある角がなんとな
く絵画的なのは、階段の側面のはげかけたペン
キの文字やら、壁の配色のせいでしょうか。
標識の矢印がどこを指すのか、識別がいつも
少々苦手です。見るたびに「天国行き」と心の
中で思っていた矢印。

↑朝のスタンドでは、只今新聞・雑誌を並べている最中。

そして、早速買って読む人。
この人は読んでは2、3歩進むと立ち止まって
読み、また2、3歩動き...を繰り返していまし
た。
繰り返しながら、どんどん道の真ん中へ出てし
まうんだけど、まだ車があまり通りません。

以前にも書いた、余計な即席貼り紙のない香港
の地下鉄駅。上環駅はホームの壁から出口まで
この色のモザイクタイルです。この色を見ると、
ああ上環に帰って来た...とホッとしていまし
た。
みんなどこにお勤めで、どんな職種なんだろう
と想像するのが楽しい時間帯でした。
(つづく)
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年10月1日 13時44分
2008年 夏の香港紀行55 <蓮香樓 その2>
わ〜ん、香港のジーッと人を見る視線には慣れているというものの、半径3mくらいの人々がみんな
手を止めて射るように睨まれるのには慣れていません。
でも、常連さんからしたらいつものゆるりくつろげる時間に紛れ込んできたよそ者、異物でしかな
いわけで...。(早朝6:30〜7:00の地元常連客の朝食タイムだからだと思います。座席も、顔ぶれ
もほぼ毎日定番のようです...!日本人客もよく来ているはずの有名店だから店員さんは愛想も良く
て慣れていますが、特別扱いをするわけではありません。)
こんなときはやはり礼儀正しく「恐れ入ります、ちょっとおじゃまさせて下さいね」な態度でいく
しかありません。目上の方ばっかりだし。
「早晨(お早うございます)...」とテーブルのかたがたに挨拶すると「おおっ、日本人が広
東語で喋ったー!」「早晨って言ったぞ」と目の前で話題にしてうなずき合います。
お店の人にお茶を何にするか訊かれて「普洱茶(ポ〜レイツァー)」と答えれば相席の人たちは
「おい、日本人が普洱茶って言って注文したぞ!」「ほんとだなー」という具合。「唔該、一個大
包」というのも小さな声で言ってみた...。

そしてカチャカチャと並
べられたのがこのお茶
セット。昔ながらの茶樓
なので、大きめのボウル
で湯呑み茶碗を「洗杯
(サイプイ)」しまぁす
♪
...どうやるんだっけ...。
(左奥に見える台形のボ
ウルが洗杯用の盅/チョ
ン。)

※注文を聞くと、こういう紙をテーブルにはさん
でいきます。注文するたびにスタンプして、あ
とでレジで精算するのです。

不安に思ったことは人に訊くのが一番と思って顔を上げる
と、みんな私が次にどうするか身を乗り出して見ています。
(もう、コメディー映画ばりの光景...!)
隣のおじさんに「どうするの?」と手振りで聞くと、こうし
てお湯の中で湯呑みを回して...といそいそ教えてくれま
す。
そこからは堰を切ったように、みんな交互に「広東語を話せるのか?」「香港は好きか」「何回香
港に来たことがあるか」...など質問が飛んできます。知っている限りの広東語(すごーく少ない)
で返事したり説明したり。
すっかり和んだ空気になりました...が、あなたにも少しばかり超ローカルな場の空気をおすそ
わけしましょう♪(↓クリックすると、大きくなります。大きくすると、わずかですが臨場感が違う
のであります。)

なかなか「大包(大きな中華まん)が来ないなあ...とキョロキョロしたら、3人そろってお店の人に
「この人に早く『大包』持ってきてあげてね!」と声をかけてくれました。

きたきた...でかっ!
ほっかほか〜。

ほわ〜んと湯
気が上がる!
なんと、プリプ
リのエビや卵入り♪
なにより、肉が
「挽肉」ではな
く、包丁で叩い
たような弾力が
あってうま〜い。
(大きいし。)

「で、味はどうだい?気に入ったか?」
「うん、幸せ〜。おいしいです〜。」
「それじゃ足りんだろう。もう一つ頼むものは腸粉だよなやっぱ
り。お〜い、この人に腸粉一皿!」
...って、おじさん。私のものを勝手に頼むんじゃなーい!(支払い
はもちろん私だし...。)大包一つで早朝のお腹はいっぱいになりそ
うでしたが、確かに香港についてからまだ腸粉を口にしていなかっ
たので、まいっかー。(腸粉は素早くお腹の中に消えてしまい画像
ナシ...。)
「お茶はこういう蓋碗(ガイワン=フタ付きの茶碗で、これを急須
がわりにして湯呑みに注ぐ)で頼めば良かったのに。多すぎるで
しょ、次来たらアンタもこういうので頼みなさいね。」
「は〜、確かに。」

お店の中の様子です。
湯気の上がるワゴンが行ったり来
たり。
お洒落してくる必要もなく、いつ
もの仲間や家族とのんびりお喋り
したり、新聞を読んだり。
いいもんです。
お腹いっぱい。これから空港に向
かうまでの間思い切り歩き回るつ
もりなのですが、大丈夫だろう
か。

階段手前にあるレジで精算。親切にしてくれた人たちにお別れの挨拶をして、さあ、一日の始まり
です。
外に出て歩きながら考えたので
すけど、私にとって射るような
視線や好奇心、人の顔をジロジ
ロ覗き込むようなのはそれほど
気にならないのでした。コミュ
ニケーションをとればいいか
ら。
見て見ぬ振りをすること、人を
まるで居ないみたいに無視する
ことのほうが妙だな、と...。東
京の地下鉄の乗客の、冷えきっ
た目つきや死んだような表情を
見るにつけ、『いきもの』とし
てどうなのかなあ...と心配にな
るんですが...。
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年9月29日 19時25分
2008年 夏の香港紀行54 <蓮香樓 その1>
さて、翌朝...つまり香港の4日目です。
.............................................................................................................................
最近、ますます会う人ごとに「ねえねえ、ブログに今書いてる香港紀行って、あれ何日くらい行っ
てたの?」と聞かれます。ああ...自分でもいつまで書いているんだろ...と、恥ずかしくなってきて
いるのですが、ええと、滞在期間は3泊4日。それも初日は夜到着だったりしますから、実質3日とい
うところか...。
「2008年 夏の...」というタイトルも急に冷え込んできた今日この頃。これもどうしよう、変え
ちゃおうか「夏の」は取っちゃおうかと更新するたびに迷います。早く終わらせたい気もするん
ですが、やっと4日目になりましたので、もう少し我慢して下さいませ...。
...........................................................................................................................
さて。4日目は帰国する日。12時になると魔法が解けてしまいます.....
(byシンデレラ)。(昼の12時、ですけど。空港に向かう時間がその頃。)数日間の滞在では、でき
ることは限られています。こたびの旅行で今回こそ必ず行こうと思ったのは、一つが「陸羽茶室」
の飲茶。もう一つが「蓮香樓」の飲茶です。陸羽が有銭老(ヤウチンロウ/富裕層)向けだとす
れば、蓮香樓はローカル色の濃い、庶民の集う昔ながらの茶樓。創業1925年の老舗であります。
本当は誰かと一緒に行きたかったんですが、今回もチャンスがありませんでした。(いつだって誰
か気のおけない人と一緒がいいと思うのですが、都合の合う人はそういないし、泣く泣くひとり
ぼっちで動いています...。日々オロオロ。)
「だからね、帰る日の早朝に一人で行こうと思うんだな」
そういうと、香港人はみんなちょっと「え!?」という顔をします。
「一人で?」「だめ?」
「だめじゃないし、い、いいと思うよ...」
「大丈夫、朝は6時からやっているしね。9時過ぎるとすごく混む。」
ホテルのマネージャーAgnesさん、Craig Au Yeung(歐陽 應霽)さんも、AnnaさんやTammyさ
んも、皆同じような反応なのがおもしろい。
「そうだ。一人だと入りにくいかもしれないから、時間がなかったら有名な『大包』だけテイクア
ウトすればいいんじゃない?」
「そうか、お店に入ったらなんて言う?えーと...」
「『唔該、一個大包、打包!(ムコイ、ヤッコーダイパーウ、ダーパウ!)』って言えばいい。」
「そうだそうだ」
...というので、何度も声に出して反復練習。Agnesさんとも、Annaさんとも、Craigさんとも...練
習した。それぞれ皆真剣に私の言うのをちょっと心配そうに見守ってくれて、有り難い...。旅先で
人に甘えるのほどウットリすることはありません♪いひひ。

だからその朝は早起き!
5時50分に起きて、消防隊員の
出動のごとく、テキパキ身繕い
しましたっ。

「蓮香樓」はホテルの
ほぼ斜め前!!
勇気を出して、とことこと入り口の階段を上って行くと、広い店内はほぼ満席。ムンムンしてい
ます。旅行ガイドには「常連のお年寄りから若い女性客まで客層も広く、早朝からにぎわう」と書か
れていましたが......
「若い女性客」なんて、見渡す限り...一人もいません。まだ7時前だからか!?
ここで、『大包』だけ買って帰るのは、やはりもったいない。超ローカルな雰囲気を味わって帰ら
なくっちゃと少々の勇気を出しました。お店の人に「一人」だと告げると、手近な席に案内してく
れました。(香港では庶民的な店は相席が基本。)
・
・
・
が。
私はちょっと甘かったのかもしれない...。
座った途端に、常連らしい皆さんの会話も動きも一瞬でピタリとやんで、全員がこんな目で私を
ジィィィィィーーーッと見る!!にらめっこより威力がある目つきですってばこれ
は....。

うえぇぇ〜〜ん、体に穴が開きそう。どうする、光子!!??
(つづく)
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年9月29日 3時15分
2008年 夏の香港紀行53 <J Senses/ 酒廚世界>
『The Pawn』はいくら待っても席は空き
そうにないし、かといって灣仔中レストラ
ン求めて歩く気力もなかったので、とりあ
えず隣にあった派手目のビルをのぞいてみ
ることにしました。
今思えば、このビルと『The Pawn』『祇
月』の入っている和昌大押の建物も、J
SENSESというところの経営だったのね。
J SENSES:全体の風景がよく分かりま
す。
SHOP&DINE:インテリアショップと各レ
ストラン紹介ページ
酒廚世界/ Deluxe Wine:とにかく美味し
ければ何でもいいやと入ったのがこの店。
日式西菜(Western-style Japanese)で
すから...なんというか、バブル期の六本
木...みたいな気分?


どれもお味はバッチリです。
東京のダイニングで修行したという感じの、妙
にこなれた日本語を話す店員さんもいます。
微妙な姿勢やお辞儀のしかたまで東京気分で
あった...。
いかにもデート用...といった、お二人様専用ソ
ファーのコーナーもございます。
(個人的には『酒廚世界/ Deluxe Wine』を予
約するようなカレよりは、和昌大押のほうを予
約してくれるカレのほうがいいような....。屋台
での食事じゃないんなら...あら、いけない完全
な妄想。)
商用にも...是非どうぞ。
作者:kadoorie-ave
更新日:2008年9月28日 2時20分
2008年 夏の香港紀行52 <それで和昌大押はどこへ?>
すっかりキレイにリノベーションされたTHE PAWNを眺めながら、はて、ではもともとここで長
年質屋を営んでいた本物の「和昌大押」はどこへ行ってしまったんだろう。立退料でもたくさんも
らって、廃業してしまったのだろうか??それともどこかへ引っ越したのだろうか?...と、ちらり
と気になりました。
たまたまなんとなく、「THE PAWN」の脇の道に入ると...
あれ?あそこに見える見慣れた文字は...?


もとの場所では50年以上営業してきたという「和昌
大押」。
引っ越してもすぐそばで、続けていくんですね。

作者:kadoorie-ave
更新日:2008年9月26日 23時13分