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トップ > ベンガル > ベンガル - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年12月1日 8時)
最近買ったもの
読書の進み具合は相変わらずゆっくりだが、買うほうは、いろいろと買っている。
まず、年末に向けてこんなムックを買った。『ノート&ダイアリースタイルブックvol.3 愛しの手帳選び』(エイムック)。
現在はクオバディスを使っているが、来年はどうしようかなあ、と、手帳選びの参考にしようと思って購入した。それに、このシリーズはとにかく、見ていて楽しい。買わなくとも、「こんな製品もあったのか」「いつのまにこんな新商品が…」などといろんな発見があるし、“眼の保養”にもなるのだ。
今回のVol.3でも、さまざまなブランドの手帳の特徴が、カバーからリフィルまで詳細に紹介されている。これを見ていると、来年はまた違う手帳を使ってみようか、とますます悩む…。懐かしの、日本のノートの特集ページも面白かった。
そしてもうひとつエイムックで買ったのは『北欧スタイル No.16 北欧デザインの正しい使い方』。こちらはもっと“眼の保養”的な意味合いが強いが…。
インテリア関係は(特に家具などは)けっこう高いし、デザイナーの名作などはなかなか手が届かないのだけれど、それでも、気に入ったものを一点ずつ買いそろえていきたいなあと思っている。で、参考にするためにも最近インテリア関係の本をちょこちょこと買っている。これも、なんといっても見ていて楽しいから、なのだが…。
そのほかは以前から買うつもりだった新潮文庫の『サーカスの息子』(上下、ジョン・アーヴィング/岸本佐知子訳)、『ティファニーで朝食を
』(トルーマン・カポーティ/村上春樹訳)を買ったのと、BK1でためていたポイントを使ってリチャード・パワーズ『われらが歌う時
』(上下、高吉一郎訳、新潮社)などを注文した。本当に、こんなに買っていつ読めるの?という感じなのだが…。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年12月1日 12時2分
買いたい&気になる新刊
ネットで新刊情報をチェックしていたら、また欲しい本がたくさん出てきた。
まず、今月発売で欲しい文庫が。
新潮文庫から文庫化された村上春樹訳のカポーティ『ティファニーで朝食を』、そしてジョン・アーヴィング『サーカスの息子』(上下、岸本佐知子訳)。これらは近いうちに(明日にでも?)買うつもり。
そして来月刊行予定の新刊では、まず、ヴァンバ 『ジャン・ブラスカの日記』(池上俊一訳、平凡社ライブラリー)というのが気になる。
イタリア児童文学三大古典のひとつ…というのだが、著者名もタイトルも全く聞いたことがなかった。でもイタリア文学となればとりあえず気になるので購入してみるつもり。
そして嬉しいのが、P.G.ウッドハウス 『ユークリッジの商売道』(文藝春秋)。
これは毎年恒例の「P.G.ウッドハウス選集」の新刊だろうけれど、「怪しい計画を妄想してはドジを踏む」「何をやっても失敗する懲りない男」、初お目見えの“奇人”、ユークリッジというのが果たしてどんな人物なのか、とても期待させられる。楽しみだ。
そのほか、来月はパヴェーゼ文学集成の『月と篝火』(河島英昭訳、岩波書店)も出る。これはシリーズをそろえることに決めたので、必ず買う予定。
来月も新刊が多くて楽しみだ。お財布のほうはちょっと大変だけれど…。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年11月28日 0時59分
『図書館 愛書家の楽園』など読書中
ポール・オースターの小説『幻影の書』を読み終えて、次はまた小説を読もうかなあと思いつつも、魅力的に見えたアルベルト・マングェル『図書館 愛書家の楽園』(野中邦子訳、白水社)を読み始めた。
まだ50ページあまり読んだだけなのだが、冒頭から、本への愛があふれる言葉の数々に、魅了された。
実現可能性があるかないかは別として、いつか、壁一面(二面、三面?)を埋め尽くすような本棚のある書斎が欲しい、と思っている身としては、「神話としての図書館」の章にある著者の書斎を含めた書斎、図書館の写真にうっとりさせられた。
その後、アレクサンドリア図書館やさまざまな本の分類法などのエピソードに移るのだが、こうした本にまつわる蘊蓄も、読んでいて楽しい。
本が好き、というわりにはこうした図書館学的な知識に精通しているわけではないので、いろいろと勉強になりそうだ。
そのほか、併読しているのは相変わらず、尾崎一雄『単線の駅』 (講談社文芸文庫)。エッセイなので、気ままに、少しずつ読める。家の中では『愛書家の楽園』、外へ出掛けるときは主に文庫を読んでいる。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年11月24日 16時20分
『幻影の書』を読了
ちょっと時間はかかってしまったけれど、ポール・オースター『幻影の書』をやっと読了した。
このところ、『ミスター・ヴァーティゴ』 (新潮文庫)や『ティンブクトゥ
』(新潮社)などちょっと雰囲気の違った作品が続いていたけれど、この『幻影の書』は久しぶりにオースターらしさ全開の作品だった。
大学教授のデイヴィッドは人生で最悪の事故の後、すさんだ日々を送っていたが、ある夜、テレビでサイレント映画を見て久しぶりに笑うことができた。その映画はヘクター・マンという人物の監督・主演。その名前に聞き覚えはなかったがそれは当然で、半ば忘れられていた存在だったという。
何か事故のことを忘れて夢中になれることを探していたデイヴィッドは、マンのすべての映画を見ようと、アメリカだけでなくヨーロッパへ飛ぶ。そしてマンについての本を上梓するのだが、ある日、マンの妻だという人物からの手紙が舞い込み…。
オースター作品にはよく、登場人物の精神修練のための修行の日々を描いた場面が出てくるのだが、この作品でもデイヴィッド、そしてヘクター・マンの、それぞれの“修行”が出てくる。
自分で課したノルマ、そして罰として禁じたことを忠実に守り、厳しく禁欲的な生活を送る。こうしたことで、徐々に自分を取り戻したり、あるいはこれまでの自分とは全く異なる人間になろうと試みるのだ。
オースターの特徴のもう一つに、物語の入れ子のような構造があるが、この『幻影の書』にもそれはある。デイヴィッドの人生の中に、ヘクター・マンの映画、そして人生の物語が入り込んできて、デイヴィッドにまでも影響を与える…といったような。
この本ではこうしたオースターらしさが存分に堪能できた。
オースターらしい、といえば、映画の話が中心になっている、ということもある。これまでに何本もの映画製作にかかわっている彼ならではの、映画の詳細な生き生きとした描写が楽しめる。
ストーリーのほうももちろん、「いったいこれからどうなるんだろう?」という疑問や、新たな展開が次々に出てきて、息をつかせない。痛切な部分も多いが、救いもある。物語を読む楽しさを堪能できた。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年11月21日 15時40分
あと少しなのだけれど…
読書中のポール・オースター『幻影の書』、あと残り5分の1くらい(?)となって、物語はいよいよ佳境に入ってきた感じなのだけれど…なかなか進まない。それは完全にこちらの都合であって、本のせいではない。
先週、面白くてさくさくと読み進んでいたあたりでは、週末にも読み終わるかな、と思っていたのだけれど、その週末になにかとばたばたしたので…。
だが、今夜は静かに過ごせそうだし、明日は電車に乗る時間もあるので、また読書を再開したい。
購入のほうは、平川祐弘訳のダンテ『神曲 地獄篇』(河出文庫) 、木山捷平『鳴るは風鈴―木山捷平ユーモア小説選
』 (講談社文芸文庫) くらい。
そういえば同じ木山捷平『井伏鱒二 弥次郎兵衛 ななかまど』
(講談社文芸文庫)はまだ読みかけなのだった。庄野潤三のエッセイ集『自分の羽根』を併読していたので、何となく同じような雰囲気のこの本を後回しにするようになり…そのままオースター『幻影の書』に移ってしまったのだった。長篇を読む合間でも読みやすい本なので、またこの『井伏鱒二〜』のほうも再開しようと思う。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年11月17日 16時28分
『カーヴの隅の本棚』を購入
読書のほうはポール・オースター『幻影の書』を読んでいる真っ最中だが(今ちょうど真ん中あたり)、そんな中でも新たな本を買ってしまった。
鴻巣友季子さんのエッセイ集『カーヴの隅の本棚』(文藝春秋)。これは、刊行されることを知ってからずっと楽しみにしていたものだ。やっと、手にすることができた。
書店で平台を探していたのだが、自分の思い描いていた装丁と違っていたので、気づくのにちょっと時間がかかった。
なんとなく、本棚やワインの写真をベースにしたような深い茶色っぽい色の表紙を(勝手に)思い浮かべていたのだけれど、それより明るめのベージュというか砂色というか…シンプルだけれどクラシックな雰囲気の装丁で、これはこれでもちろん、素敵だ。
書影をネットなどであらかじめ確認していないと書店でこういうちょっとしたサプライズが味わえるから楽しい。
それはともかく、ぱらぱらとページを開くと、文学の話にさまざまなワインについてのエピソードを絡めて、ふくよかで味わい深い本になっているようだ。これを読むとまた新たに読みたい本、そして飲んでみたいワインが増えてしまいそうだ。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年11月13日 15時44分
『幻影の書』など読書中
相変わらず、いろいろと併読しているけれど、今は先月末発売されたポール・オースター『幻影の書』(新潮社)を中心に読んでいる。
長篇小説は、導入部分でなかなか物語に入り込めないことがあったりするけれど、オースターは別。いつも、読み始めからわくわくさせられる。今回も、ほんの最初の部分だけ状況を理解するために注意深く読む必要があったけれど、読み進むうちに加速度的に面白くなってきた。
とはいえ、予想していたよりも文字が小さめで詰まっていて、読み応えがある(かつて購入したペーパーバック版からはそんなに長い小説だと感じられなかったのだが…)。まだやっと100ページ近くにたどり着いたばかりだ。だがこれからもっともっと、面白くなっていきそうな気がして、楽しみだ。
その他おもに併読しているのは、ちびちびと読んでいる尾崎一雄の随筆集『単線の駅』(講談社文芸文庫)、『永井荷風随筆集』(下)(まだ読んでいるの、という感じだけれど…)など。『幻影の書』はハードカバーで重いから、外出先ではこれらの文庫を気分によって読んでいる。
けれど、しばらくは『幻影の書』に集中することになるかもしれない。面白くなってくると、重くても外出先でも手放せなくなりそうだ。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年11月12日 3時20分
『未見坂』を読了
すでに数日前のことになるけれど、堀江敏幸『未見坂』(新潮社)を読み終えた。
本当に、『雪沼とその周辺』(新潮文庫)のような雰囲気の短篇集だった。
『雪沼〜』ほど、一連の短篇が明確に「連作」であるとは感じられなかったが、それでも読んでいるうちに時折、既読の地名や固有名詞が出てくるようになり、同じ地域、町の物語なのだな、というのがうかがえる。都会ではなく(むしろ地方?の)小さな町に暮らす、普通の人々の暮らしを描いているという点では、『雪沼〜』と同じような世界だ。
主人公は、少年だったり、母親世代の女性だったり、小さな商店を営む中年男性だったり…とさまざま。一見、地味で平凡にも見える人々だが、もちろん、それぞれにさまざまな事情を抱えている。そしてそれは、当人や家族にとっては大問題だし、その小さな町の、古くから住んでいる人々の間では周知の事実ともなっている。
そんな、近所の人々や商売で付き合いのある人、親世代からの知り合い、かつての同級生…などなど、いろんな人々のつながりが、この短篇集では描かれている。
都会では今となっては失われてしまったもので、現代社会で自由に生きていくには、ちょっと鬱陶しいところもあるが、困っている時、弱っている時には助けにもなったりする。
地縁、血縁のある人々との濃厚なつながりを決して全面的に賛美するわけでもないのだけれど(というより地元を離れて長い自分は、そういう生活にはもう戻れそうにない…)、この短篇集を読んで、いい面も悪い面も含めて、こういうものが人間の生活には本来あったものなのだな、と思わされた。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年11月10日 21時21分
11月の文庫
未読本がたくさんあるので、買うほうはなるべく控えて読むほうのペースを上げなければいけないのだけれど、やはり新刊のチェックだけはしてしまう…。
今月もまた、欲しい本の文庫化がめじろ押し。文庫だと、未読本の山にまた追加されることになっても少し罪悪感が減る(ような気がする)。本が増えるのには違いないのだけれど…。
まず個人的におっと思ったのが河出文庫のダンテ『神曲 地獄篇』(平川祐弘訳)。
『神曲』は平川さんの訳が読みやすいとどこかで見聞きして、単行本を買ったのだけれど、まだ読んでいない。大きな本なので、手軽に持ち運んでどこででも読む、というわけにいかないのだ(言い訳)。…というわけで文庫に買い替えてしまおうかなあと思っている。
そして次に、個人的にうれしいのはジョン・アーヴィングの『サーカスの息子』(上下、岸本佐知子訳、新潮文庫)。ずっと欲しかったが、迷った挙げ句、買わずにいたのだ。
ちなみに同時に出る新潮文庫『ティファニーで朝食を』の村上春樹訳も、読んでみたかったのでぜひ買うつもり。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年11月6日 3時12分
『幻影の書』も購入
『未見坂』(堀江敏幸、新潮社)をおととい購入して、やっと2篇読んだばかりだが、もう一冊、新刊を買ってしまった。
ポール・オースターの『幻影の書』(新潮社)。
これも、10月の新刊のうち、最も楽しみにしていた本の一つだ。
じつは『The Book of Illusions: A Novel』のペーパーバック版が出た時にも買ってはいたのだが、最初のほうを少し読んだだけで読み通せておらず、ずっと翻訳が出るのを待ち望んでいたのだ。
『未見坂』は、ゆっくりと味わうように一篇一篇読んでいきたいと思っているが、それでもあっという間に読み終わってしまうだろうから、そしたら次にはこの『幻影の書』を読みたい。
その後は、読みかけになっている何冊もの本や、未読の本のうち『優雅なハリネズミ
』や『図書館愛書家の楽園
』などを読んでいきたい。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年11月3日 16時14分
『未見坂』を購入
11月に入って、気候もよく、気持ちいい日が続いている。だが、ここ数日、何かとばたばたしていて、ゆっくり書店にも行けず、読書のほうも進んでいない。
昨日、少しだけ書店に寄って、ようやく堀江敏幸『未見坂』(新潮社)を購入することができた。
実は31日の発売日にも、ちがう書店にこれを買うために立ち寄ったのだが、平台にも棚にも見当たらず(!)、断念していたのだった。町の本屋さん(そんなに小さくはないのだが)では致し方ないのかな…。
ずっと、毎日少しずつ読んでいた『自分の羽根 庄野潤三随筆集』(講談社文芸文庫)を読み終えたので、さっそく『未見坂』に取りかかるつもり。
『雪沼とその周辺』と同じような雰囲気の作品集、だというイメージなのだけれど、果たしてその通りだろうか。『雪沼〜』も好きな短編集だったので、楽しみだ。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年11月2日 15時32分
MOLESKINE City Notebook購入
前から欲しかった、『Moleskine City Notebook (Venezia)』を購入した。
書店や文房具店で見て、いつも欲しいなあと思っていたのだけれど、なにせお値段もけっこうするので、踏ん切りがつかなかった。すぐに旅行へ行く予定もないし、と。
でもこの間Amazonで調べてみたら、一般のお店で買うよりもちょっと安かったので、えいっと注文してしまった。それが今日到着した。
あらためて開いてみると、カラーの地図、通り名のインデックス、そしてたっぷりのメモ欄…と、わくわくするような手帳だ。
今回はヴェネツィアを買ったけれど、果たしてヴェネツィアに人生のうちで今後、何回行けるか分からない。けれど、今まで行ったお店やレストランの情報や、これから行きたい場所など、気がつくごとに書き込んだり、張ったりして、どんどんとこの手帳を膨らませていきたい。
そして、やっぱりフィレンツェやローマやパリや東京や京都…も欲しいなあ、と思ってしまう。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年10月28日 15時19分
『優雅なハリネズミ』
しばらく本を買わないと、なんだかむずむずしてくる。それで今日もまた、懲りずに書店へ出掛けてしまった。
とはいえ、あんまり買ってはいけない。家には未読本・読みかけ本がどっさりあるし、こんなご時世、お財布の紐をあまり緩めるわけにもいかない…。
…ということで、何か一冊だけ、と思って買うことにしたのは、ミュリエル・バルベリ『優雅なハリネズミ』(早川書房)。
タイトルからしてちょっと気になっていたのだが、フランスの「本屋大賞」受賞作だとか「日本人紳士オヅさんとの出会い」などという、気になる文句が帯に書かれていたから、やっぱり買って読んでみよう、と決めたのだ。
著者は『至福の味』(早川書房)でデビューしたという1969年生まれの女性作家。2008年からは京都に住んでいるのだという。次回作では日本を舞台にした物語が期待できるかもしれない。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年10月25日 23時49分
久しぶりに書店へ
ここのところなにかと忙しくて、ゆっくり書店めぐりもできなかったのだが、やっと今晩、書店へ寄ることができた。
でも、月の半ばから給料日前くらいまでは、なんだか新刊も少ないようで、残念ながら、あまり「おっ」と思うような本がなかった。
岩波文庫の新刊でモームの『アシェンデン―英国情報部員のファイル』が並んでいたのが、ちょっと気になった。昔モームにはまっていた時期があり(今も好きだけれど)、家のどこかにちくま文庫版があるはずなので、今回はやめたけれど…。
来週には堀江敏幸『未見坂』とか、ポール・オースター『幻影の書』(どちらも新潮社)など、また絶対に買わなければならない新刊が出るので、それまでは今読んでいる本、家にある本をおとなしく読んでいることにしよう…。
帰りに寄ったごはんやさんで食後、デザートを食べながら、本を読んだ。30分くらいだったろうか。
家ではあまり読書がはかどらないのに、乗り物の中や外のお店などではかどるのはどうしてだろう? やはりテレビもパソコンもないからだろうか。かすかなBGMや人々の話し声などが心地よいからだろうかー。
逆に図書館などは、静かすぎる室内や棚にずらっと並んだ本が気になってしまうのか、思った以上にはかどらない気がする。
今のところ、「読書の秋」らしく本を読むことがまだあまりできていないのに…今年もあと残り約2カ月。12月はなにかとせわしないだろうから、本をじっくり読めるのも来月の1カ月間が勝負だろうか。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年10月22日 21時48分
『ファシズム、そして』
日々、新刊をチェックしていてもやはり漏れはあるもので、書店に並んでいるのを見て初めて、刊行されていたことを知る、ということがけっこうある。
たとえば、イタリア文学者である和田忠彦さんの新刊『ファシズム、そして』(水声社)がそれだ。
イタリア関係の本は、実際に買う、買わないは別としても、ほとんどをチェックしているつもりなので、知らなかった本が書店に並んでいるのを見ると、なんだか不覚をとったような気分になる。まあ本来、本との出会いはこういうものであるはず、なのだが…。
この『ファシズム、そして』は、和田氏が雑誌などの媒体や、本のあとがきなどとして寄せた文章をまとめた本だが、タイトルからもうかがえるように、エッセイというよりは少し硬質な文章が多そうだ。
アヴァンギャルドや未来派などといった言葉を冠した、ファシズムとイタリア文化を論じた文章が並ぶ。
あまりこのあたりの知識がない自分にすべてが理解できるかは分からないが、ともかく、読んでみようと思う。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年10月19日 16時22分
『自分の羽根』など読書中
待ちに待った尾崎一雄『単線の駅』(講談社文芸文庫)を、さっそく読み始めている。
短いエッセイばかりなので、電車やバスなど短い距離乗る時などにちょっとずつ読むのにも適している。もちろん一気読みしてもいいのだが、一編一編読み終わるごとに余韻に浸ったり、次へ向けて気持ちをリセットしたりしたいので、なるべくゆっくりと、焦らないように読んでいる。
そういう本をもう一冊読んでいて(というより、ほかにも何冊も掛け持ちで読んでいるのだが)、これも講談社文芸文庫の『自分の羽根 庄野潤三随筆集』。
庄野さんの本は、最近の私小説というのかエッセイというのか、家族や知人たちの近況などをつづった一連の著作は、あまり読んでいない。実は少し読んだこともあるのだけれど、ちゃんと初めから読んでいないので、家族関係やそれぞれのキャラクター、これまでの出来事などがあまりよくつかめなかったのだ。初期の作品から順を追って読んでいけば、もっと楽しめるのかもしれないけれど…。
だが、この『自分の羽根』は、昭和30〜40年代くらいに新聞や雑誌などに寄せた短いエッセイが多いので、どれも、何ら予備知識がないまっさらな状態で読めて、私でも十分に楽しめる。
著者の人柄のためか、それとも時代によるのか、どこかのんびりしていて、読んでいてくつろいだ気持ちになれる。なんだか、気取らない和菓子にほうじ茶なんかをすすりながら読むとピッタリな感じである。
実は昨日も、注文していた『図書館愛書家の楽園』(アルベルト・マングェル、白水社)なども届いていて、これらも早く読みたいのだが、まずは今読んでいる本たちをじっくり味わって読んでいきたい。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年10月18日 1時35分
文庫を購入
今日は久しぶりに書店をじっくり見て回ることができた。
それほど大規模な店ではないが、ツボは押さえてある感じの書店。平台では何冊か、気になるハードカバーがあった。
若桑みどり『聖母像の到来』(青土社)とか、猫&本好きとしては見逃せないタイトルの『図書館ねこ デューイ―町を幸せにしたトラねこの物語』(早川書房)。先月末発売のナンシー・ヒューストン『時のかさなり
』(新潮クレスト・ブックス)もやっぱり良さそう…とか。
でも最近もまた本をネットでたくさん買ったばかりなので、今日は目当ての文庫だけ、と自分に言い聞かせ、レジへ向かった。
まず、待望の尾崎一雄『単線の駅』(講談社文芸文庫)、堀江敏幸『子午線を求めて
』(講談社文庫)。
そしてこれは偶然、棚で見つけたのだが朝永振一郎『科学者の自由な楽園』(岩波文庫)。
日本人のノーベル賞受賞ラッシュを受けて、これまでのノーベル賞学者の著作がまとめてあるコーナーがあり、その中でこれを見つけて、さっそく手に取った。
朝永氏の『庭にくる鳥』を読み終えて、その飾らない、親しみやすい文章にとても魅了されたので、もう一冊、読んでみよう、と思ったのだ。
ただ、生まれつき&筋金入りの文系人間である自分にとって、あまり専門用語が続出するようだとちょっとしんどい。…ということで、もう一冊の『量子力学と私』 (岩波文庫)のほうは、ちょっと敷居が高そう、と、今回は見合わせた。
科学者の本といえば、“ファインマンさん”シリーズも家に買ってあるので、それもいずれ読まねばならないな…。
ともかく、今日は文庫を3冊を携え、大満足で帰路についた。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年10月15日 22時45分
『アルトゥーロの島』
今日は注文していた『アルトゥーロの島/モンテ・フェルモの丘の家』(エルサ・モランテ/ナタリア・ギンズブルグ、河出書房新社)が届いた。
待ちに待った一冊だ。
ギンズブルグの『モンテ・フェルモ〜』のほうは、ちくま文庫で同じ須賀敦子訳で読んでいるが、エルサ・モランテの小説は今までほとんど翻訳が手に入らなかったので、初めて読むことになる。
ナポリ湾に浮かぶプロチダ島を舞台にした小説だというのも楽しみだ。もちろん、プロチダ島には行ったことがないのだが、どんなふうに美しく描写されることだろうか。
『モンテ・フェルモ〜』も、以前読んだ時にはすっかりはまり込んだ。須賀さんの名訳もさることながら、やはりギンズブルグの物語世界は魅力的だ。これを機会に、久しぶりに読み返してみたいと思う。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年10月12日 21時27分
『千々にくだけて』を購入
昨日は夕方、欲しい本があって書店へ行った。だが、その欲しい本はなく、かわり(といってはなんだが)リービ英雄『千々にくだけて』(講談社文庫)を購入した。
リービ英雄氏の本は一度読んでみたかった。文庫化を機に、初めて買ってみようと思ったのだ。
それにしても、発売日だと喜び勇んで書店へ行って、まだ入っていないと知った時の落胆といったらない。
昨日は、尾崎一雄『単線の駅』(講談社文芸文庫)が目当てで出掛けたのだが、まだ並んでいなかった。
発売日に買ったからといって、すぐに読み始めるわけでもないのだが、やはり、すぐに実物を見てみたい、手にしたい、という気持ちは抑えがたい。
この週末、違う書店へ出掛けて探してみたいと思う。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年10月11日 3時57分
ノーベル文学賞はル・クレジオ氏
今日、発表されたノーベル文学賞は、ル・クレジオ氏が選ばれたそうだ。
ここ数年、村上春樹氏が毎年、候補に挙げられるようになったけれど、なんとなく(根拠はないが)今年も受賞はないのではないかなあと思っていた。
でも、ル・クレジオ氏というのも、あまり予想していなかった。いつか読みたいと思っていた作家だけれど…。これをきっかけに何か一冊、読んでみたい、と思う。
読書のほうはあまり進んでいない。今日は乗り物の中で、久しぶりに『荷風随筆集』を読んでみた。荷風も、やっぱりいい。
自分が一生のうちに読める本は、本当に限られているのだろうけれど、いい本に出会えると、その縁に感謝したくなる。
作者: うたたねねこ
更新日:2008年10月9日 23時36分