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トップ > ボンベイ > ボンベイ - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年9月7日 12時)
ダンス・クリケット・ダンス
昨日はインドの独立記念日でした。独立記念日は祝日なのですが、毎年この日は会社のイベントでどこかに出かけることになっています。うちの会社は、人事の主導でこういう「ファン・アクティビティ」を定期的に行っているのです。これまで私が参加したイベントで印象深かったのは、ヨットパーティーとクリケット大会。ヨットパーティーでは社長から掃除係まで船上の誰もがボリウッドミュージックに本気で踊り狂い、クリケット大会では競技そのものよりもルールの定義などの議論に炎天下で一日の大半を費やし、毎回インドの底力を見せつけれる興味深い催し物となっています。
で、今回の行き先に選ばれたのが、ムンバイ郊外Thaneにあるウォーターパーク、Shangrila. 大人だらけ(しかも会社のメンバー)で一日プールで遊ぶという結構チャレンジングなイベントでした。
おもしろかったのは、プールでの服装。前もって人事から「プールでは洋服やサリー、サルワールカミーズで泳ぐことが禁止なので、swim wearかwater-friendly clothesを持ってくるように」とのお達しがきていたものの、結局男女合わせて水着を着ていたのは私を含めて日本人2人とアメリカ人1人のガイジンチームのみ。インド人は、うちの会社のメンバーも他のプール利用客も普通に服でプールに入っていました。インドのビーチではインド人女性がサリーのまま海に入って遊ぶのが普通なのは知っていたけど、こういう近代的なプール施設まで作っておいて、やっぱり水着はだめなのか、というそのアンバランス感が印象的。禁止のはずのサリー/サルワール組もいましたが、一応モダンなわが社の女子はウォーターフレンドリー(?)なTシャツやスパッツを着用。男性陣もTシャツやタンクトップに短パンというスタイルがプールのスタンダードってかんじでしたね。
気になったのが、施設のいたるところにあるこのサイン。
インド風の英語で「男性にはコスチュームの着用が義務づけられている」(Gents costume is compulsory)ということが書かれています。女性はいうまでもなく裸にはならないけど、男性はほっとけば裸になるかもしれないからわざわざこういうサインが必要なのか?もしくは男性の裸はいただけないけど女性の裸は歓迎?と疑問に思ったものの、「コスチューム」っていうのがここでは水着のことで、男性は水着を着てください、女性はまあ普通の服を着ててもいいよ、って言う解釈が正解らしいです。
さて、一般的なインド人はほとんど泳げないので、浅いプールに浸かって濡れるのが主流な遊び。あと、この施設の呼び物アトラクションが、一時間ごとに開催される「レイン・ダンス」たるイベントです。施設側がすることは、プールを見下ろせる高台に噴水で水を降らせて、そこにボリウッドミュージックをかけるのみ。あとは、濡れることと踊ることが何よりも好きなボンベイっ子たちが音を聞きつけてわらわら集まり、のりのりで踊ってくれます。単純なようで、ボンベイ人のつぼを押さえたニクイ演出です。
私はといえば、水着とガイジンを珍しがる人々の写真攻撃から逃亡し、ウォーターパークに併設されていたケララ・マッサージ館で1年5ヶ月ぶりに風呂に入りました。ジャグジー45分で200ルピー。水着着用だったのでいまいち風呂感は味わえなかったけど、久々に湯船に浸かれてうれしかったです。
心残りは、独立記念日に道端で売られるインド国旗に“I love my India”と書かれたステッカーがゲットできなかったこと。正月を過ぎてもクリスマスグッズを平気で売っているインドですが、独立記念日グッズはすぐになくなってしまうという言い伝えがあるんです。さすが、愛国心の強いお国柄。私もあのステッカーを胸にインドを去りたかったんだがなー。
作者:tamako
更新日:2008年8月16日 14時49分
父、来印
ヴィザがなかったために空港で門前払いをくらった私の父が、翌日に業務ヴィザを申請し、翌々日にはヴィザをゲットし、その翌日にはインドにやってきました。なかなか迅速な対応。というのも、私に会いにくるためにわざわざインド出張関連の仕事をつくったので、そちらをキャンセルするわけにはいかなくなった模様。そこで、純粋な短期滞在の海外出張として、妻を伴わずに渡印する運びになったのでした。
迎えに行った空港で父を見た第一印象は、こざっぱりした中年の東洋人。わたしは自分の服をお父さんのパンツと一緒に洗濯しちゃいやーとは言いませんでしたが(自意識過剰な子供と思われたくなかったし、母親を悲しませたくなかったので。でもちょっとは嫌だったかもしれない)、日本で見るとどちらかというとこぎたない分類に入ると思われる父が、こぎれいに見えたことがまあ新鮮でした。
その日はうちのアパートに泊まることになっていた父。ルームメイトたちに会わせるとすごくおとなしくなってしまうんではないかと心配していたものの、緊張の反動か英語と日本語交じりで、しゃべるしゃべる。これもまた私のイメージの中の父親とかなり違ったので新感覚でした。数字に強いのが自慢だった父。我が家では、算数の問題は父、国語は母に聞くのが通例だったのだけど、ある日父親が私の数学の宿題に答えられなかったときは気まずい思いをしたものだなー、という思い出はともかく、数字と数学はきっと違って、数字には強い父。確か、趣味はJRの時刻表を読むこと。今回も、娘3人の出産予定日、出産日時(何時何分かまで)や誕生時の体重などの数的データを私の友人達に披露してくれました。やっぱりちょっと変わった人ではあるんです。
一応1日のフリー時間が与えられていたので、ボンベイ観光へ繰り出す。まずは電車に乗せてみたものの、これがかなり精神的・肉体的に応えたらしく、その後の宗教施設見学プランも早々に引き上げ、高級ホテルへ逃亡。ホテルのロビーに入って心底安心、リラックスした様子の父を見て、あー。そういうことか。と理解し、その後はホテルでのお食事のみに焦点を絞ったボンベイツアーとなりました。
仕事で行った先のデリーでは、いいホテルに泊まって、日本風の居酒屋で食事をして、そんなふうにさくっとインドを体験して父は日本へ帰っていきましたとさ。父とあんなに長時間一緒に過ごしたのは本当に久しぶりだったので、私は結構動揺しましたね、いやはや。しかし、これに味をしめた彼は、今度はアメリカ出張を企んでいるご様子なのでした。うーん。
作者:tamako
更新日:2008年8月11日 22時21分
ウルドゥで書く顔とキャンセルだけが人生だ
大発見。ウルドゥ語の文字で顔が書けます。にっこり顔やちょっと困った表情。はたまた犬までも。(ウルドゥー語はこんなかんじ)
ヒンディー語とウルドゥ語は文字は違うけどしゃべりがほとんど同じなので(ちなみにヒンディー語の文字はこんなかんじ)、ヒンディー語マスターになる予定だった私達は、ついでにウルドゥー語文字も覚えたら2言語一緒に習得できる!と企んだことがあります。おかげで我が家にはウルドゥ語の学習本が何冊かあるのです、が、結局顔を書いた思い出が残るのみとなりました。
二兎を追うものは一兎をも得ず。まあ両方大して追ってもなかったんですが、このたび、大学でヒンディー語のコースに通う計画をキャンセルすることにいたしたの。まあ、事務的な理由もいろいろあったんですが、なんとなく、のりで9月から3ヶ月間アメリカに行くことにしました。1年間インドで大学に通いつつ生活するために貯めたお金は、すべて使ってしまうんだよ。あわれなり。
もうひとつのキャンセル。今日うちの両親が初めてインドに来ることになっていたんですが、なんと空港でパスポートを見せたさいにヴィザがないことを指摘されて、インド行きをキャンセルせざるを得なかったそう。なんてこと!インド渡航にはヴィザが必要なことを誰も(私も)教えてあげなかったなんて。わが両親ながら非常にかわいそう、かつワイルド。家族で世界遺産のアジャンタエローラの遺跡を観光するプランで飛行機とかホテルを予約していたので、朝から私はキャンセル三昧です。
ここ最近、スリランカ行きや大学、両親訪問と計画してきたことがキャンセル続きで、その返金もまだ受け取ってなかったり受け取れそうになかったり。そこで思ったことは、予約をするからキャンセルが必要になるんだよなーってこと。私は結構予定をころころ変えるくせに、一度こうしようと決めたらすぐに手はずを整えるのが好きなので、予約してはキャンセルすることになるんですね。
そんなわけで、アメリカに行くとは決めたものの(かつ決めた瞬間に航空券も入手)、本当に行けるのか不安になってきた。どうなることやら。
作者:tamako
更新日:2008年8月2日 16時20分
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インドの看板 IV いろいろ
旅行したついでに数ヶ月ぶりに写真を整理したので、気が向いた時にときどき撮っておいたインドの看板をご紹介します。
人体系
磁気療法/指圧療法---はさみやドリルは一体何のためでしょう?玩具修理者みたい。
うおのめ専門家---あなたのうおのめも、私の笛でひとふきすると、ほーらきれい。
目医者ばかりではないか!
生活系
心がけのよい洗濯屋/めがね/顔がへん
ヨーロッパへの鍵
トラック系
どこかおかしい。特に肉付きのよい鼻。
氷、それをつまむセクシーな手。うーん。
家族/恋人系
デーヴァナーガリー文字で「ヘロー パパ」ラダックからお電話。
インドのサザエさん。プネーにて。
モダンなカップル。結構かわいい。
強い系
強い中にも愛嬌を忘れないのがいいところ。
と、まあこんなふうに、インドの看板は楽しいです。
作者:tamako
更新日:2008年7月21日 22時6分
パフォーマンス・アナリシス
アイがブログの記事で書いてた半期に一度の会社のパフォーマンス・アナリシス。個々人のパフォーマンスについて同僚と上司がフィードバックを送りあい、その結果がお給料にも反映されるというなかなかシリアスなイベントです。これがなぜか、私にはこれまで縁のないものでした。去年は上司が忙しすぎたのか、人事が見逃したのか、スルー。今年も「どうせもうすぐやめるんだから」とスルーされかけていたのですが、後数ヶ月といえどももしかしたら昇給するチャンスかもしれないし、それに私のことも一度くらい分析してみてほしかったので、自分から「やってください」とお願いして、ようやくフィードバックをゲットしました。
フィードバックは、総合評価、強み、改善すべき点に分かれているのですが、おもしろかったのが、インド人上司の書いた私の強み。責任感があるとか、仕事をちゃんとするというようなことがつらつら書かれていたのですが、最後の一文が、
She has learnt how to be patient.
(彼女は我慢することを学んだ。)
これって強みっていうか、どれだけ我慢のない子だったんだ、と思わせる一言です。まあ、彼と一緒に働き始めた当初はいろいろ問題があって興奮することも多かったんですが、今ではわりと大人になったのかも。しかし、加齢というのは偉いもので、公私共に、本当に丸くなっていくことを年々感じます。しみじみ。
あと、同じ上司から、私の改善すべき点として、人を「ポジティブ」に、かつ「ヘルシー」に動かせるコミュニケーション・スキルを身につけること、ってのがあげられていました。今の私は、ダイレクトで論理的なアプローチを良かれと思っているかもしれぬが、そんなことでは人は動かぬよ。との含蓄のあるグルのお言葉。別の人からも、「批判的すぎることがあった。もっと理解してくれても良かったのに」とか「論理を過信すると危ないよ」などのご指摘が。
ふーむ。みんな別々に書いてるはずなのに、同じような言葉が並ぶのが面白い。つまり、結構あたってるんだろーなー。コミュニケーション・スキルに関して、私は明らかにスロー・ラーナーです。(まあ、他のこともいろいろスローですが。)27歳にして、今やっと人並みに我慢が少しできるようになったくらいで、人を動かすなんてとてもとても。普段はのらりくらりとしてますが、一旦私が一生懸命何かを説得しようとすると、割と裏目に出ることが多いですね。ほんと、難しい。けどまあ、こうやって少しずつ学んでいくので、みなさん、よろしくお願いします。それと、お給料もできればあがりますように。よろしくお願いします。
作者:tamako
更新日:2008年7月15日 20時2分
オススメ・スポンサーサイト「フロア コーティング」
インドの看板III 女子トイレのサイン
休暇は終わり。仕事の場所、生活の場所であるMaximum Cityに帰ってきました。とりあえず現状を肯定的に捉えるために良い点を上げてみると、「あぁ、帰りたくない」という悲しい気分にならなくていいこと、朝起きてすぐ朝ごはんが食べられること(私は早寝早起きだが、ゴアは朝が遅い)、お湯のシャワーが浴びられてトイレに困らないことかしら。
私はトイレが近いので、いろんなところでトイレの場所を探し、用を足す必要にかられます。インドの旅では、電車の駅やバスの停留所はわりとチャンスなので、なるべくトイレに行くようにしています。さて、こうした場所にあるインドトイレの基本情報として、まずトイレットペーパーはありません。水もなかったりします。さらに、便器もなくて、ペロンとした四角い床の一辺が溝みたいになっている場合とか、一角に直径10cmほどの丸い穴があいていて、そこに用を足さなければならない場合もあります。たいていの場所はチップ制で、1~2ルピー払って使わせてもらうことになります。あまりに汚すぎてトイレの外で用を足したほうがましな場合もありますが、最近、ここマハラーシュトラ州ではそこまでひどいトイレには遭遇していません。
トイレついでに書いてしまうと、マハラーシュトラでの、特に子供のおしっこに対する寛大さにはいささか驚かされます。おしっこはまあ98%が水だっていうし、とくに子供のだから汚いもんじゃないって認識なのでしょうが、私はこれまで、トイレの通路で、バスで、夜行列車の寝台で、子供におしっこをさせるお母さんを目撃してきました。寝台ケースでは、お母さんがなんとなく布か手かなんかでおしっこをさらっと拭いて、何気ない様子でまた当の子供と二人で横になっていましたっけ。
話はトイレに戻って、インドの公衆トイレでは、男子用と女子用の区別が誰にでも分かるように図示されています。そのサインが標準化されておらず、なかなか楽しいのでご紹介したいと思います。
マハラーシュトラの女たち
長細い
なかなかユニークな女性像
これは、ゴアで。
ゴアだけに、どこか異国風の女性が描かれています。
これはマハラーシュトラのどこかで。ちょっと漫画風。
白人もインド人も同じトイレを使っていいことが分かりやすく示されています。
ちなみに、どうしてインドの看板IIIかというと、一応これはインドの看板・グラフィティ、インドの看板II Shop Signsにつづく断続的なシリーズものなのでした。
気になれば一個一個全部気になるし、気にならなければどうでもいいインドの看板。これを機に、そろそろ次のコレクションを発表する計画です。
作者:tamako
更新日:2008年7月8日 21時36分
モンスーン・ゴア
今回はやっぱり電車についていなかったらしく、予定より6時間半遅れてSangameshwarに着いたときにはもう夜。私は初めてインドを旅行した時、電車が全く遅れなかったことに若干がっかりして、「本に書いてあるようなワイルドなインドの旅ってのは今は昔の話なんだなー」と古き良き時代に淡い郷愁を覚えたほどでしたが、当時の私に安心するように伝えてあげたい。まだまだインドの鉄道はワイルドでした。そんなわけで、Ganapatipuleのビーチにも興味はあったのですが、1週間しか休みの無いサラリーマン旅行者にとっては時間が惜しいので、次の日には寄り道せずにゴアを目指すことにしました。
モンスーンの緑は、ちょっとにせものみたいな、絵の具の黄緑色みたいな単純で素敵な色をしています。草枕風にいうと、モンスーンの緑のエキスを抽出して、それをピルにして、そのピルを液状に溶かして、その液体を蒸発させて出てきた蒸気が毛穴から体中にしみこむ感じ。そんなふうに新緑にとろけつつ、読んでいるのは数ヶ月前からこの休暇中に読もうと決めていた「カラマーゾフの兄弟(上・中・下)」。今(中)にさしかかったところですが、これはほんとにドラマが満載で、こんなリラックスした旅行中じゃないととても読めなさそうです。ボンベイに帰るまでに読み終えたいところ。
さて、脈絡がありませんが、私は今Vagatorにいます。ここ数日、ChaporaやAnjunaを散歩して、ビールを飲んだり魚を食べたりして、のんきに過ごしています。そうそう、ボンベイでの私たちのお気に入りのPort wineは、No.11ですが(No.9はダメ)、昨日、ゴアに親戚がいるという職場のインド人が前に進めてくれたNo.7を飲みました。ほのかなシナモンの香り?何か、クリスマスって感じでおいしかった!これはお土産にしようと計画中。
「泳ぐな危険」
Vagatorで宿泊中のゲストハウス
シーズンオフのゴアは初めてだけど、ずばりイイ!雨は朝と夕方にシャワー程度に降るくらいで、日中は晴れているし、人はいないし、緑はきれいだし、非常に気持ちいいです。ゴア×旅行者の数=パーティー度数だとすると、ゴア÷旅行者の数=贅沢度数。私がこんな数学的な公式を使って物事を捉えようとするなんて、さすが、ゴアでは頭が冴えるみたいですね。私はどちらも好きだけど(とにかくゴアが大好きだ!と声を大にして言いたい)、今は贅沢度かなり高めで、ちょっともったいないくらいです。別にモンスーン中のゴアにも、もっと観光客が来てもいいようなもんだけど、みんな見事にマナリとかラダックに行ってしまうんですねぇ。去年の夏の山はすごい混雑ぶりだったもんなー。この旅行者+旅行者産業のカシミール人やネパール人の大移動、なかなか興味深いです。
魚を釣る人々
人形
昨日歩いて行ってきたAnjunaのビーチサイドは、ゴーストタウンみたいに店が閉まっていました。ビーチの北の端のほうで小さなマーケットをやってたけど、水曜日だったし、あれがモンスーン版のフリーマーケットなのかな?トランスミュージックなんて全く聞こえてきません。Vagatorのビーチロードでは、ありがたいことに、お客がほぼ皆無なのにもかかわらず、今も何件かレストランが開いています。昨日はちょっとファンシーなかんじの(でもクッションカヴァーはそろいのテディベア柄でしたが)お店でディナー。ゴアでは旅行者が動物にやさしいのか、食事をしていると猫がひざに飛び乗ってくる勢いで餌をねだるし、犬がペロペロなめてきたりふざけて噛み付いてきたり、気が気じゃありません。昨日のディナーも猫から魚を守ることに必死でした。そういえば、ゴアってこんなに牛が多かったっけなーってくらい、牛もうろうろしています。ボンベイって牛が少なかったんだなーと再認識。犬も怪我してたり病気だったりする率が高いし、都会の暮らしはきっと動物にもタフですね。
そんなふうに、昼寝の後のぼんやりした頭で遠いボンベイに思いをはせつつ(まだまだあそこに帰るなんて想像できない!)、あと半分、しっかりのんびりする予定です。
作者:tamako
更新日:2008年7月3日 22時43分
Bombay to Goa
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ドゥワー、ボンベイゴアボンボンベイゴア、ボンベイゴア、ヤー(1972年のアミダブ・バチャン映画、“Bombay to Goa”のテーマで)ということで、このところ会社が戯れに土日営業しているので9連勤目の日曜日。朝の通勤時にあんなに降っていた雨も落ち着いて、ガラガラのオフィスにひとり、のんきなもんです。濡れジーンズが冷たい。
さて、念願のゴア旅行。初ゴアのNK君は、ゴアを何だと思っているのか知らないけど、この前「ゴア用非常食」と称してマギー・スープパウダー(新発売のインド料理シリーズ)を大量に買ってきました。「これでお湯さえあれば1週間食に困らない。アムラやダールは栄養価も高いし。」と自信たっぷりのご様子。そんなふうに順調にゴア行きの準備を進めてきた私たちなのですが、出発予定日前夜の昨日、荷造り中に部屋から力なく“oh, shoot...”という声が聞こえてきたと思ったら、なんと、予約した電車のチケットの日付が一日ずれていたんです。というのも、ボンベイ・ターミナル駅のCSTから23:30に出るゴア行きの電車に、家の近所のPanvelという駅から乗ろうという計画だったのですが、その電車がPanvelに着くのは0:30で日付が変わっていたの。なんてトリッキー。なので、私たちの予約した電車は、私がこうしてオフィスで電話番をしている今時分、すでにコンカン・コーストを陽気に走り抜けてゴアに着こうとしているんです。Wardha行きの失敗を生かし、今回はインドのクレジットカード(ゴールドカード!)まで用意して颯爽とインターネットで切符を買ったというのに、この始末。いつになったらインドの鉄道を乗りこなせるんだろう。(いや、今回はインドのせいじゃないんだけど。)
しかししかし、まあこうなったのも何かの縁ということで、予定していた電車の今夜のチケットはすでに満席なので、ルートを変えて、ボンベイからゴアへと続くマハラーシュトラ南部のビーチに寄り道しながらのんびりゴアをめざそうということになりました。朝ごはんを食べながら、明日の朝ボンベイを出て、なんかシヴァ寺院があるとかいうSangameshwarってとこまで行って、マハラーシュトラのGokarnaと名高い(?)Ganpatipuleに立ち寄って、そっからOld Goaへ行くっていう綿密な新プランを早速作成。会社で電車のチケットを予約して、これで万事OK、なはず。あー、でもまだドキドキしている。お願い、何事もなく無事ボンベイから抜け出せますように!
作者:tamako
更新日:2008年6月29日 15時46分
やっぱり、ゴアへ。
来月は、モンスーン地域を抜け出してスリランカ東部のアルガン・ベイでのんびり過ごす予定だったのですが、先月末から今月頭にかけて、われわれの経由予定地だったコロンボやキャンディで、われわれの使う予定だった公共の交通機関を狙って何度か悲惨な爆破テロが起こり、その後、敵対する人々がみんなますます怒っている様子で、危なくて悲しいのでスリランカ行きはやめにしました。
それで旅行テンションが下がったというか、なんだか事務的に飛行機とか列車の予約をキャンセルしたりして、次どうしようっていうのを考える元気がでなかったんですが、やっぱりゴアへ行くことにしました。国(ヴィサ)とか会社とか大学とか、何かと力のあるものの都合でちょこまかと計画変更を重ねていたものの、最初の計画通りモンスーン・ゴアに落ち着きそうです。期間は1週間とすごく短くなっちゃったけど。今日、気を取り直してゴア行きのトレインを予約してみると、ちょっと楽しみになってきたかも。うん。しかし疲れたなー。今日は残業、かつ他の誰かが仕事を完了するのを待っている状態なので、片手間にブログなど書いてみる気になったんですが、そんなわけでうだうだです。
私は1800(定時の帰宅時間)以降は集中力が目に見えて低下し、いくら集中しようと思っても無理なんです。そんなわけで、昨日も1800以降メールに書いてある文字を読んでいたつもりが全く読めていなくて、お客さんに頓珍漢なメールを送ったとこなので、定時に帰ることが一番だと心に誓ったんです。しかしながら、今日はそのボーダーラインが早めにきてしまい、1730の時点でありえないミスをしてしまいました。今日はさー、ちょっと忙しくてかつ慣れない仕事とかして脳が興奮状態だったから、早々と情報処理活動をやめてしまったらしい。困りますねぇ、そういうのは。あー、早く帰りたいなー。こんな私は、早くゴアにいったほうがいいと思うでしょ?あ、仕事が終わったみたいです。それでは。これ以上何かに危害を加える前にお家に帰らねば。
作者:tamako
更新日:2008年6月18日 22時57分
雨宿りはするものだ
どうも調子が悪い。モンスーンに入る前は雨が降らないからかと思っていたけど、雨が降ったら降ったでやっぱりいまいち。どうしたものかなーと思っていたら、職場の友人が、惑星のせいだと説明してくれました。曰く、今天体に異変が起こっていて、それは来週の満月を境に元に戻るのだそう。あー、良かった。別に私のせいではなかったのね。そういうことなら仕方がないので、調子が戻るまで最低限の仕事のみをして、おとなしく過ごそうと思う。
今日は、朝から停電。オフィスに入ったら、緊急の仕事がある人以外はパソコンをシャットダウンしてください、というお知らせを受けたので、だらだら電気が戻るのを待ちがてら、「背嚢」って言葉を気にしつつ、東郷青児訳(1953)の『怖るべき子供たち (角川文庫 (コ2-1))』をぱらぱら読む。「背嚢」ってもしかしたら初めて見聞きした言葉かもしれないけど、「背中の袋」で「バックパック」か、と意味は分かる。でもなんか、どうも感じが身体的というか、背中の肉が瘤みたいに盛り上がってるイメージで、むずむずする。古くなった翻訳は同時代の言葉で訳しなおすべきって話があるけど、原作がそのままでよくて、翻訳は直したほうがいいってのが、私にはよく分からない。1953年の日本語から見た1929年のフランス語は、2000年代の日本語から見た1929年のフランス語に直したほうが良いということで、そうすると「背嚢」とかで立ち止まらなくて良くなるんだろうけど、そうすると1953年の日本文学も読めなくなるのではないのかという気がするんだけど、それは違うらしい。うーん、むずむず。
ぱっとしないので肉でも食べようということになり、雨の切れ目にアイと近所のおやじ系飲み屋でランチ・タンドリーチキン。昼間っから薄暗い店内で、おひとり様ずつウイスキーなんかをすする不徳なおじさま方を横目に、われわれはソーダとタンドリー・チキン(フル)を注文。タンドリーチキンを食べるという行為は、身体的である。肉を手でつかんで噛り付き、指とか口の周りとかを香辛料や油でべたべたにしつつ、辛さと暑さで汗や鼻水をたらしつつ、女二人無言で喰らう。すごく旨いんだけど、汚くて食べにくいしちょっと後ろめたい感覚。これは私にとっては、普通の食事とは違う種類のひとつの独立した活動です。そういえば、食欲減退かつストレス解消効果があるという青色めがね(解説はこちら)という商品があったけど、やっぱりタンドリーチキンの赤はかなりの興奮+食欲増進剤だと思います。
そうこうしているうちに、外はバケツをひっくり返したような豪雨に。一度降りだすと当分降り続く可能性が高いのだけど、あまりにひどいのでとりあえずラッシーでも頼んで様子を見ることにする。甘くて白いラッシーで舌と心を休め、タンドリーチキンの興奮が収まってきたころには、なんと雨も止みかけているではありませんか。ちょっとはいいこともあるではないか。雨宿りはするものだ。
作者:tamako
更新日:2008年6月10日 19時6分
わが心のサニー
雨が降りはじめましたよー!私の精神のうだうだ・がざがざ感も、この雨と共にちょっと潤ってきました。土曜日だしね。出勤してますが。日本では梅雨はうっとおしい季節の代名詞ですが、ムンバイでは「モンスーンが一番好き」という人が結構多くて、乾いた街が潤い・緑が生い茂る・美しい季節、という認識らしいです。実際は、道路はちょっとの雨ですぐにぐちゃぐちゃになり、ごみはいつも以上に溢れ、看板や屋台の柱が舞い、電気は止まり、「美しい」っていうイメージとは違うかと思うんですが、それでもあの暑さの後のこの涼しさ、瑞々しさには少し感動を覚えるほどです。
さて、今日は私がここヴァシで家庭の延長として使っている心の拠り所、サニーについて。サニーは、ヴァシ駅構内にある酒屋付きのレストランです。写真で見ると蛍光灯が目障りなうらぶれた雰囲気かもしれませんが、これでも他のおやじ型飲み屋に比べればずいぶんオープンかつカジュアル。ただし、あくまで駅の構内という公共の場所なので、ビールやワインの入れ物はテーブルの下に隠して飲まなければなりません。(タオルなどで隠して缶ビールを飲むのは可。)お酒は自分で酒屋のカウンターで買ってきて、その場で飲んでよいというシステムなので、他の場所でお酒を飲むより随分格安なんです。そして、会社から徒歩2分という好立地。料理も旨い。というわけで、ついつい足が向いてしまいます。
ちなみにサニーに行った日は、手帳のカレンダーに「sunny」と書き込んでいます。サニーは大好きだけど、あまりにも毎日通い続けると飽きてしまう。それは悲しいので、適度に距離をとってお付き合いするため、手帳をチェックしてあまりにもsunnyマークが多かった週の翌週は、ちょっと控えたりしています。
そんなふうに、今ではサニーと関係のメンテナンスに気を使う私ですが、一時期度を越して毎日好物の「エッグヌードル」と「ベジタブル・プラオ」を食べ続けたので、この2品にはちょっと食傷気味なのです。そのため、最近では今までオーダーしたことのない新メニューに挑戦しています。昨日も同居人たちと会社からサニーに流れたのですが、、「ベジ・ガーリック・ドライ」という謎の料理を頼んでみました。インドでは、食べ物は厳密に「ベジ」か「ノン・ベジ」に分かれています。そして、インドで「ベジ」というとき、それは「非・ノン・ベジ」(肉を使っていない)という部分に主眼が置かれており、決して野菜料理を期待してはならないという原則があります。この「非・ノン・ベジ」料理であるところの「ベジ・ガーリック・ドライ」も、野菜らしき姿はどこにも見えず、穀物か何かよくわからないパンくずみたいのが丸められて、揚げられて、にんにくと、ここらで四川(シジュワン)ソースと呼ばれているチリソースが絡められた料理でした。まるでおいしくはなかった。そして、ちょっとお腹も壊しました。
でも、きっとまた通ってしまう、そんなわが心のサニー。
作者:tamako
更新日:2008年6月7日 21時5分
夏の終わりに&映画
いちおう1ヶ月に1回くらいはブログを書こうというゆるやかな意思があるので、5月の最終日に書くことにしました。よし、これを機に来月はもっと日々のしょうもない出来事を書いていくことにしようかしら。
ムンバイは真夏です。ちょっと歩いたりするだけで、気持ち良くなってしまうくらい汗がだらだら流れます。待ち行く人やレストランの店員なんかも、二の腕や首筋が汗でピカピカしているのみならず、おでこや鼻の下に大粒の汗の玉を浮かべていて、みんな生きてるなー!って感じです。この暑苦しさ、最高。でも天気予報によると、後3日ほどでモンスーンに突入して、その後は4ヶ月間ずーっと雨マークなのです。夏のピークから突然の雷とともに雨季に突入。なんて極端な気候なんだ。最近、ちょっと雲が分厚くなってきたりして、頭の中で誰かが「...カミング・スーン(低音)」とささやいています。あー、どうしよう。8ヶ月ぶりの雨。
このところ、同居人や同僚の日本人のみなさまが休暇で一時帰国をして、ちょっと日本的に洗練されて戻ってきたりしたので、私はずっとムンバイにいながらも何となく浮ついた気分を味わっています。アイは、帰国してすぐの頃、日本人が全員中国人に見えたそう。確かに、これだけ毎日インド人の顔ばかりを見ていたら、道行く人が全員「なんか東アジア人」ってのはすごい違和感があるんだろうな。そんな想像とか、その他いろいろ自分が帰国するときの様子を妄想していたら、見慣れたはずのインド人の顔も珍しいものに見えてきて、その辺の人が全員インド人っていう環境がちょっと楽しく思えてきた。やっぱり外部の視点ってのは大事だな。動かずにして異国情緒を感じる訓練。
休日は相変わらず主にボリウッド映画を観て過ごしています。この娯楽のスタイルがかなり板についてきた気がして、少し誇らしい。そんななか、ボリウッド以外で最近見た映画。ひとつは、アイが日本から持って帰ってきた『殯の森』。これは観たかったから楽しみにしていたんだけども、まあ感想は悪くないかなぁ程度。はじめの方はちょっと映像が興味深いかと思ったんだけど(壁に飾った習字とか)、途中からはちょっと、うーん、って感じでした。そして、何よりも主演の尾野真千子がカナコさんにめちゃくちゃ似ているので、私は全く集中できなかった。顔だけでなく、話し方や行動まで似ている気がしました。そういうふうに、おもしろい映画でした。あと、おすすめなのがBreakin' (ブレイクダンス
)!LAを舞台に作られた1984年の作品で、かなりかっこよかったです。80年代、凄すぎる。これは多分、ボリウッド映画的に面白かったのかもしれないけど、とにかくお気に入りの一品。
そんなかんじでちょっと周囲に動きがあったのと、私自身も来月はスリランカでバカンス、8月にはもしかしたらタイでヴィザ申請、9月には引越し、と勢いがついてきたので、マンネリ感は以前ほど深刻ではなくなりました。あと、いまさらながら英会話をもうちょっとがんばろうと思う今日この頃です。それではまた。
作者:tamako
更新日:2008年5月31日 20時46分
2007年度に私が観たボリウッド映画
なんとなく最近、一年を総括しようという動きが私のなかにあるので、今日は一年間に観たボリウッド映画についてまとめてみることにしました。私はボリウッドファンでは全くないのですが、いかんせんこの1年はボンベイの片隅に住んでいるので気づけばいろいろ観てしまいました。そんなわけで、これまでの人生で一番ボリウッド映画を観た年の記録です。
Life in a... Metro(劇場)
Shilpa Shetty, Shiney Ahuja, 2007
引っ越してすぐの頃、5月に観た映画。これはこのブログにも書いたけど、楽しかったです。踊らない+セクシーシーン満載の新・ボリウッドスタイルだとはいえ、ダンスの代わりに盛り上がりのポイントでやたらとワイルドなロックバンドがビルの上で演奏しだしたりして、今思うと王道ボリウッドを継承した作品かも。佳作賞。
Om Shanti Om (劇場)
Shahrukh Khan, Deepika Padukone, 2007 ![]()
いきなり飛んで、ディワリ(お正月)映画。11月9日にリリースされた映画で、私は12月に観にいったので、半年以上ぶりのボリ。これは最近DVDでも見直したのですが、やはりいい。王者・SRK(シャー・ルーク・カーン)の筋肉といい、アイーシュを若く細く現代的にした感じのDeepikaちゃんの美しさといい(この人、なぜか写真写りがあまりよくないのだけど、動く姿は感動)、歌に踊りに大満足です。やっぱりボリウッドは踊ってくれないと嫌だ。しかし、当のボリウッドですら、踊るボリウッドを作るには70年代のパロディにしないといけない、ってところにちょっと複雑な思いが。ボリウッドで賞。
Khud-Daar (DVD)
Amitabh Bachchan, Parveen Babi, 1982
これは私のお気に入り!若き日のアミタブ・バッチャンと、今のボリウッドの小娘たちとは大違いの貫禄をもつ豊満な美女、Parveenの魅力満載。80年代初頭のまだまだのどかなボンベイの風景に、名ダンスシーンの数々が重なります。かわいい愛車の黄色タクシーとおしゃべりしながら空の旅に出たり、ディスコ82で縦ノリに髪を振り乱したり、インドの各州の言葉で「アイ・ラヴ・ユー」を連呼したり、とにかく女の子ならだれでも「カワイイ~!」と叫びたくなるポイントが散りばめられているんです。私にとってのアミタブ・バッチャンはインドのみのもんたという理解でしかなかったので、ヤングな姿を始めて見たのも衝撃。そんなわけで、バッチャン賞。
Welcome (劇場)
Akshay Kumar, 2007
これは、年末に日本からお友達が来たときに、ボリウッド映画を観ていただこうということでお連れしたのだけど、正直失敗だったなー。当時、一番人気があったのですが、ろくに踊りもせず、ファンシーな若者たちがキャッキャキャッキャとはじゃいでいる姿を一方的に見せ付けられたという感じで、参った。Akshay Kumarはキレたアクションシーンが人気らしいけど、中途半端なにやけた男といった印象。新・ボリウッドの悪い例だと思います。残念ながら私からは賞なし。
Tare Zameen par (劇場)
Aamir Khan, Darsheel Safary, 2007![]()
われらがスター、アミール・カーンがまたやってくれました。この作品は、2002年の “Lagaan,” 下で出てくる2007年の“Rang de Basanti” に引き続き、2008年ベストヒンディー映画賞(Filmfare Best Movie Award)を受賞した労作。“Every child is special” のキャッチフレーズの元に、チャイ屋で働く子供を見ては涙ぐんでチャイをおごってやるほどのヒューマニストな美術教師アミール・カーンが、自閉症で学校に適応できなかった子供の絵の才能を見出し、一躍ヒーローにしたてあげてハッピー・エンドって話。勉強ができなくて絵もかけなかったらどうなんだろうって疑問はさておき、アミール・カーンが彼の情熱で何でも押し切ってしまうその姿に圧巻。正しいで賞。
Kaalia (DVD)
Amitabh Bachchan, Parveen Babi, 1981![]()
Khud-Daar と同じ黄金コンビの映画ではありますが、こっちはただの復讐劇。復讐シーンで、毎回主人公の名前が“Kaalia, Kaalia, Kaalia!” っていうふうに効果音として入るのがちょっと楽しかったくらいで、後は退屈でした。
Jodhaa Akbar (劇場)
Hrithik Roshan, Aishwarya Rai, 2008
Wadrdaへ行った時、あの小さい穴からチケットを買ってみたのが、この映画。美しい男女が華やかに歌って踊ってくれることを期待したのだけど、やはり踊りなし。民衆の踊りみたいのはあったけど、当のHrithik Roshanとアイーシュは涼しげなもんでした。けっ。でも、衣装と宝石はすごかった。あと、あまりに長くて退屈だったので私は途中で寝てしまったのですが、聞くところによると、私の寝ている間にHrithikの筋肉のみをいろんな角度から10分間くらい映し続けるシーンがあったらしい。惜しかった。
Rang de Basanti (DVD)
Aamir Khan, 2006![]()
アミール・カーンの問題作。昨年のFilmfare Best Movie Award受賞。これはねー、ちょっとさらっとは感想を書けない難しい作品。インドの若者にムーブメントを巻き起こしたらしいけど、私はちょっと、おい!ってかんじだったなー。シーク、ヒンドゥ、ムスリム、ヒンドゥ・ナショナリスト、イギリス人、とかヴァラエティ豊かにいろいろ出てくるんですが、インド独立時のフリーダム・ファイターと今のパーティー好きなミドルクラスの若者たちの対比から始まり、だんだん過去と現在が交差して、若者たちがナショナリストになっていき、最後に、ドッカーン。どういう文脈でこの映画が絶賛されてるのか、興味深いで賞。ただし、アミール・カーンさん、情熱は認めますが、(いくら留年しているとはいえ)カレッジ・ボーイを演じるにはそろそろ限界なのでは?
Kuch khch hota hai (DVD)
Shahrukh Khan, Kajol, Rani Mukherjee 1998![]()
やっと観ました!「クチュ・クチュ・ホーター・ヘー」!これは、私と同世代のインド好きにとってはクラシックなはず。振り返ると、ちょうどこの頃の「エスニック・ブーム」にのって、私はインドにひかれていった気がする。わりと流行にのるタイプだったようです。いや、この映画は良かったです。文句なし。歌、踊り、ストーリー、キャスト…。全部いいけど、やっぱり一番いいのはタイトルですね。タイトル賞!
Sholey (DVD)
Amitabh Bachchan, Hema Malini, 1975
この時代を代表するボリウッド作品らしいけど、ほとんど忘れたけど大して面白くなかった。復習劇。
Swadeshi (DVD)
Shahrukh Khan
これはいつの映画かな?多分、『モンスーン・ウェディング』とか『ベッカムに恋して』の影響でNRI映画がはやった頃かな?やたらと羽振りのいいアメリカがえりのシャー・ルーク・カーンが、でも心はインド人だよ、ってことで最終的にはインドに帰ってくる(んだったよな?)って話。まあ、ふーんってところ。
こんな感じの、私のボリウッド年でした。ボリウッド映画は長いので観るのにエネルギーが必要で、よく途中で寝ちゃったりもするんですが、今年もがんばってなるべく観ようと思います。ボリウッドのみなさんも、がんばってください。
作者:tamako
更新日:2008年4月19日 16時41分
鳩の話とパンダ・コパンダ
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Vashiで暮らし始めて1年が経過しました。
1年間で変わったこと:髪が伸びた(1年間、前髪を一回切っただけ。後は全く手を入れず、ベリーショートからセミロングへと変貌を遂げました。)...あー!リストにしてみようと思ったものの、これくらいしか頭に浮かばなかったー。なんて非生産的な1年だったんだ。まあ、非生産的に過ごすことが目的みたいなもんだったんだけどさー。
気を取り直して最近の出来事。一緒に住んでいたインド人の彼女(元)のところから夜逃げ(正確には彼女がランチを食べている間にお隣のグジャラート州からムンバイまで逃げてきて、セラヴィーと言ってパリに帰っていった)してきた友人のフランス男Sが、私たちの部屋のベランダの鳩の巣を除去したんです!例の、植木鉢に巣くってしまった鳩のスパーキー一家の話なのですが、全くよそ者の強みというか、われわれが鳩の害に苦しみつつも複雑な愛情を感じて何の手も打てなかったところに、彼は親鳥がいない隙にふたつの卵ごとひょいっと植木鉢の巣を抱えて、ベランダから取り除いてしまったのです。
しかし、それであきらめるスパーキー一族ではありません。しばらく、巣と卵がなくなって、積もり積もった糞が掃除された(ゴミ袋1杯分の糞!)ベランダをとぼとぼ歩きまわっていたかと思ったら、またどこからか藁を集めてきて巣を作り始めてしまいました。そして、ちゃんとした巣が完成する前に、待ちきれなかったのかベランダに直接産卵してしまったんです。そんなのでいいのかー、スパーキーズよ。まあでも、仕方がない。
昔は植木鉢さえ取り除けば鳩から自由になれると思っていたけど、それは幻想だったと分かってしまった、そんな、インド生活1周年の今日この頃でした。
鳩についてくどくどと書いてしまいましたが、今日いいたかったことは、『パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス』はステキ!ってことなんです。宮崎駿の脚本で高畑勲の演出だというこの映画。1972年の作品ですが、実は今日本で劇場公開されているらしいですね!偶然にも、流行に乗ってしまったヒップな私たち。これも、N君が中国で買ってきた駿DVDボックスに入っていたものなのですが、絵といいストーリーといい、実に良かったです。『長くつ下のピッピ』がモデルだと言う主人公のミミちゃんは、ステキなものに出会うとすぐに興奮して逆立ちをしてしまうという癖をもっています。で、スカートで逆立ちするものだから、パンツが丸見えでどきどきしてしまうんです。70年代の女児はパンツを見せても問題にならなかったのかな。学校でスカートめくりとかしてた時代(?)だしね。トトロそっくりのパパンダによる公案なみのセリフは奥が深く、パンダ親子とミミちゃんの擬似家族関係もとっても複雑。でも、ステキな逆立ちですべては丸く収まるんです。はぁ~パンダに夢中。
作者:tamako
更新日:2008年4月10日 14時50分
3年目のアフィリエイト
わーい。今日メールボックスを開いたら、ちょっと嬉しいお知らせが。
アマゾンのアフィリエイトを始めて3年目にして、初めて1,500円分のギフト券がもらえることになりました!アマゾンからもらえる紹介料は、1,500円に満たないと支給されないシステムなんです。始めたころはアフィリエイトに若者らしい夢を抱いていた私も、何年かたつうちに私になんらかの利益が還元されることを期待するのは間違いだと理解するにいたり、それでもたまに読んだ本なんかを紹介してきたのは、まさにこの日のためだったといっても過言ではないであろう。私が紹介した本、ならびに私が紹介しなかった簿記の過去問題集とか都市社会学の本とかパイレーツ・オブ・カリビアンのDVDとか赤塚不二夫のおコトバとか買ってれたみなさん、ありがとうございました。
おりしも、ルームメイトが来月日本へ帰るので、アマゾンで注文した本をインドへ運んでもらうことに決定。なんていいタイミングなんだ!日本ではお家にいながら簡単にワン・クリックで本が買えて、しかも家までただで運んでくれたものだけど、今ではすっかり欲しい本を買うのではなくある本を読むという環境に順応してしまった私。早くアマゾン・インドできてほしいなー、お願いします。
で、栄えあるギフト券で購入することにしたのが、吉本 隆明の『最後の親鸞 (ちくま学芸文庫)』と波多野一郎、中沢新一の『イカの哲学 (集英社新書 0430)
』でございます。最後の親鸞はインドに来る前から買おうか迷ってたもので、これを機に購入を決意。で、いざ日本語の本!と意気込んでみたら意外と何も思いつかなかったので、イカの哲学はアマゾンに勧められるがままに...。どこまでもアマゾンの犬な私です。そんなわけで、選んだ本は、奇しくも仏教と平和学のコンビネーション。2ヵ月後に本が届くのが今から楽しみ!
作者:tamako
更新日:2008年3月28日 18時56分