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『竜馬がゆく』 2004年 東京12チャンネル
『竜馬がゆく』 2004年 東京12チャンネル
テレビ東京開局40周年記念として、
新春ワイド時代劇枠で2004年1月2日に放送されたもの。
第一部 出発、第二部 脱藩、第三部 襲撃、第四部 希望の、全4部構成。
その中の第一部のみの出演。
役柄は信夫左馬之助という、風采の上がらない浪人態、
難癖をつけ、何がしかの金を脅し取ろうとしたり、
それを助けた、公家侍を後ろからバッサリと斬ったりという、
卑怯な、無頼の浪人者役だ。
どういうわけがあるのかは、解らないが、
自分が斬って捨てた、公家侍の娘である、
士族あがりの、お冴という遊女につきまとっているのだ。
出演場面は少なめで、憔悴しきった浪人姿で、
なにかをもがいていて、脱したいと思っているような、
活路を見出せないでいるような役柄だ。
この時に、坂本竜馬役の、市川染五郎さんと
斬り合い立ち会うという、切れのいい、
殺陣を演じているのだが、
これが二家元辰巳さんとの再会だったと、
うちくるの中で、語っていた。
この、『竜馬がゆく』には、
少々、私としては、不満ばかりが残った作品だった。
まあ、昔と違って、
放送時間枠が少ないということも、解るのだが、
お話自体が、面白くなく、観ている方が、
なかなか作中に、入り込めないで困る。
出演している役者さん達は、
素晴らしい人が、わんさか出ているのに、
観ているのが、かったるくなってしまう。
目的は、なんなのかが?
しっかり定まっていないままに、
司馬遼太郎の、原作のうわずみを
撮影しているといった感じがした作品だった。
この主人公である、市川染五郎さんのために
撮りたかったものなのか、
意図するところが読めない。
寺島進さんは・・と、いうと、
士族あがりの遊女、
お冴に付き纏っている浪人者の役だ。
そのお冴えの仇でもある。
この浪人者、その存在のあやうさに
せっかくの、寺島進さんも、翳が薄い。
というか、
薄いもなにも、意味と言うものが、
与えられていないような役柄で、
ファンとしては、
なんて、もったいない使い方をしているんだ?
と、文句の一つも、いいたくなるような作品だ。
その昔に観た、大河ドラマの『竜馬がゆく』
あの時の印象もあり、
原作も読んできた私には、
いっそのこと、この竜馬役こそを
寺島進さんにやって欲しいと望むくらいだ。
おっと、そうはまいらぬ!
・・と現れる声のいいこと。
そして、左手で逆手に抜く居合い切り、
無限流居合いの達人の所作、
これにもとても、しびれます。
でも、あっという間に死んでしまいますが・・
残念。それも材木の下敷きに。。。
世に生を得るは事を成すにあり
若い頃読むと、夢と希望に力強く
あふれるような気がしたものです。
是非原作をどうぞ!
まあ、これだけの作品を映像化するとなると、
時間とお金、そして、なによりも
しっかりとしたテーマを決めないと、
ただの羅列で、何が言いたいのかわからない・・
といった作品になってしまうという典型だなあ・・
原作を読んでいてから観ると いいのかもね!
作者:ちわわん☆にゃあ
更新日:2008年12月5日 15時54分
『実録新選組』&『実録新選組』 完結編 2006年 辻裕之監督
『実録新選組』 2006年 辻裕之監督
『実録新選組』 完結編 2006年 辻裕之監督
なぜ、ここに今、新撰組を?と、
思う方もいるかもしれないが、ブログ友の方に、
このVシネマを観ようという方が居るために、
書いてみた。
出だしは、好調で、寺島進さんが、
木に吊るされているところからはじまる。
口説いた女がよぉ~
大親分の女房だったんだよぉ=
ただ、それだけだよ。
スマキにしてよぉー
多摩川に放り込まれるってよぉ~
俺を、テメエらの世界に、
ひきづりこむのは、止めてくれ!
と、巻き舌で、喋る土方がとてもいい。
近藤勇に、小沢仁志さん
土方歳三を、寺島進さん
山南敬助に、中野英雄さん
沖田総司に、大沢樹生さん
藤堂平助に、小沢和義さん
原田左之助に、本宮泰風さん
斉藤一に、石橋保さん
大正まで生き残った、永倉新八に、金山一彦さん
伊東甲子太郎に、松田優さん
威風堂々の松平容保に、遠藤憲一さん
豪放磊落の芹沢鴨に、白竜さん
原田龍二さんも顔を出し、
まったく似合わない、坂本龍馬に、哀川翔さん
と、年齢層も高めで、男臭い作品だ。
重みのある、役者の、人間性だけで、
成り立っている時代劇・・というのも、面白い。
NHKでのほんわか、ゆるゆるとした、新撰組に、
一石を投じようとしたものなのかもしれない。
まあ、ぬるさに、こんなもんじゃねえぞ!!
男の世界は!って、言いたかったのかも。
小沢和義さんには、泣かされる。
特筆すべきは、この映画の色、
普通新撰組といったならば、定番の、
浅葱色に白のだんだら模様の羽織だなのだが、
NHKで放送されたのが、
若手の青春物語だったということも有り、
男の気概を示したかったものなのか、
黒地に赤のだんだら模様の羽織となっていて、
それをそろいで着て並ぶ姿は壮観だ。
そして、隊旗すらも、赤くなっている。
それは、男として生きて来た証、そして歴史、
それを演じる俳優さん、ひとりひとりの。
男っぽい、男の中の男だという自負と、
意思表示も顕われているような気がする。
歳、悪い事をいたなぁ~
ほんとに、地獄の底までつき合わせちまった。
なに言ってんだ。
近藤さん、おれは楽しかったぜ!
なんの悔いもない。
ああ・・おれもだ。
この最後の場面の土方が素敵だ。
武士よりも武士らしくありたいと、
憧れて今日にのぼり、
一番武士らしく死んでいった男達の物語だ。
余談だが・・
前にも書いたが、40年も前に入っていた
三十一人会・・まだ存続していることに驚いた。
そういえば、新撰組関係の本だけで、
80冊くらい持っていたな・・
その中に、土方歳三の手紙と言うのもあって、
町田にある小野路の資料館においてある
土方の手紙の複製をもっていた。
40年前で1700円だったか・・(笑)
それが、優しげな、たおやかな字で、
土方と言う人の、別な面を見たような気がして、
うれしくて、よく眺めたものだった。
ここにも、また一度訪ねていってみたいものだ。
山の奥・・みたいなところだったが、
今はどうであろう。
☆・・☆・・・
この人をみよ 土方歳三 2004年 5月4日 NHK
歴史 生き方発見! 寺島進
http://terajimasusumusan.blog37.fc2.com/?no=54
↑衣装といい、雰囲気といい、
土方にぴったり、まんまという雰囲気で必見。
ぜひ、土方の、ちゃんとした物語に主演してほしいものだ。
そういう話ないかなああ・・
今回の作品も、本当に男たちひとりひとりの
実力のみで、周りの小道具など一切無し。
もうすこし、凝った中の作品も観てみたいと願う。
寺島さんのファンには、素敵な場面が多いので
お勧め、ぜひどうぞ。
作者:ちわわん☆にゃあ
更新日:2008年12月5日 11時18分
『アンテナ』2003年 熊切和嘉監督
『アンテナ』2003年 熊切和嘉監督
これに似た、現実の事件も、あったな・・と、
記憶に留めている人も、多いのでは・・
と、思われる所もあるような、
少しハードな内容の作品です。
観ているほうが、
つらくなるような、所の多い作品です。
いろんな意味でも。
目を背けたくなるようなところも多いです。
正直いって、私にとっては、
ちょっと、気持ちの悪い、
鬱々とした、作品でした。
寺島進さんも、声のみしか出演されておらず、
”はい 駄天使です”
”ご指名の、ご予約でしょうか?”
”少し、お待ちください”
”はい 駄天使です”
”なおみさんですか?”
”なおみさんは もう、やめましたが”
とか、このくらいのセリフしか、
口にしていない。
うむむ。。
2度は、観ることもないと思っていたのだが、
丸の内カフェでの、トークの中で、
西島さんが、加瀬さんとの話しで、
加瀬さんがテンションの高い、作品を
撮影しているときに、悩んで、
寺島進さんに相談したら、
考えるな 感じろ!
と、ブルース・リーの、名言を言われて、
彼には、ぐっとくるものがあっったって。
当時、携帯を持っていなかった頃のことで、
家に帰ったら、留守番電話に
加瀬ですって、はいってたそうだ。
すごい神妙な様子だったとか。
そんなお話をされていたので、
ここに、この作品を載せて見た。
まあ、言い方をかえれば、
かなりイタイ作品だともいえる。
描かれている内容は、
少女誘拐に、監禁に、幼児悪戯と、SM、
偏執宗教などと、陰鬱な内容ばかりである。
誰もが、取り上げたがらないような、
異様な、題材を描いている。
まあ、クリスマスに向かって、
カップルで楽しもうとするならば・・
不向きだといわざるをえないし、
観ないほうが良い。
後味もすこぶる悪い。
再生が描かれているのだけれども、
清々しく、すっきりとはしない作品だ。
☆ーーー☆ーーー☆ーーー☆ーーー☆
CIRCUS MAX SPECIAL 2008年秋号 INTERVIEW 寺島進
http://terajimasusumusan.blog37.fc2.com/?no=666
↑こちらでも語っていた、ブルース・リーの言葉。
"Don't think.FEEL! It is like a finger pointing away to the moon."
(考えるな、感じるんだ!それは月を指さすようなものだ)
『燃えよドラゴン』より
・・・少年にむかってブルース・リーが教える・・・言葉。
その後に
"Don't consentrate on the finger,or you will miss all that heavenly glory."
(指先にとらわれるな、さもなくば全体を見失ってしまう)
・・・とも言う。
頭に”アチャー!!”の声が響く・・・
☆ーーー☆ーーー☆ーーー☆ーーー☆
特典映像には、寺島進さんが、
赤いジャージ姿で登場。インタビューに答えている。
作者:ちわわん☆にゃあ
更新日:2008年12月5日 1時35分
『報復』 劇場版 1999年
『報復』 劇場版 1999年
寺島進さんの、顔つきがとても好きだな・・
と、思える作品で、この作品をあげてみた。
お話としては、いまいち好みではないのだが、
周りに出演していらっしゃる方々もすばらしく、
迫ってくるような緊迫感と、
心理的な部分がとてもよく、
私としては、この頃の、寺島進さんが大好きなので、
お気に入りの作品の一つに入る。
一作目も、観たのが、いまいち記憶に薄い。
ただ、ただ、殺し合いが長引く作品。
女性には、馴染み難い。
ローマの、ネロ皇帝じゃないが、
剣闘士よろしく、見世物として、
“カンボジアン・ルーレット”という
殺し合いのゲームに挑む人たち。
その理由は、様々であり、
色々な過去を背負っている人たちが多い。
ヤミ金の借金苦であったり、
一攫千金を狙う、犯罪者だったり。。
作品自体としては、くらーく、じめついた内容で、
陰惨さと、究極の暴力、追い詰められた気持ち。
そんな、血なまぐさいものであふれている。
だけれど、そんな中で、
寺島進さんは、光ってみえる。
人を撃ち殺す方法と、
人を好きになる方法と、
この二つの選択肢しかない、
究極の、殺人ゲームの、場の話の中で、
小ざかしく動き回る、策略家の悪党がいる。
それが、寺島進さんの役どころだ。
ぎらぎらと底光りをするような、瞳が、
とても印象的である。
こ・・こ・・こおろぎさん♪
うしろの正面、だぁ~~れ♪
・・と、凄みのある顔つきで、歌う。
研ぎ澄まされたような、無駄のない迫力。
あぶなげな人をやらせたら ピカっと光る。
この頃の、
悪党なんだけど、なぜか心にひっかかる。
どこか、
心に拭い去れない翳をしっかりと落としてゆく、
そんな存在観のある、寺島さんの演技が好きだ。
どこまでが、演技なんだか、本質なんだか。
どこかにソレと近いものがあって、・・・
と、思えるくらいに、役柄にピッタリと嵌っている。
今みたいには、すてきな役柄の少なかった頃、
演技と本質がダブって見えていたころの作品だ。
この近辺の作品は、一連が大好き。
無駄のまったくない身のこなしと、あやうさ、
切れのよさが・・とても光っている。
主役は竹内力さん、そして、
遠藤憲一さん、温水洋一さん、本田博太郎さん、
なんと、
『監禁逃亡 淫らな獲物』 1996年
http://terajimasusumusan.blog37.fc2.com/?no=380
で、共演した、松山鷹志さんが、
冷血な、カジノのマネージャー役で登場している。
余談だが・・
この頃の竹内力さん、
今みたいに妖怪じみていないのよねぇ・・。
作者:ちわわん☆にゃあ
更新日:2008年12月4日 11時5分




