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トップ > 50 > 50 - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年11月21日 10時)

汐のなごり

評価:
北重人
徳間書店
¥ 1,785
(2008-09-17)
JUGEMテーマ:読書

北前船が着く湊町は賑やかで慌しい。銭と汗の匂いのする町を舞台に、想い人を待ち続ける遊女や、三十年間、敵討ちの漂泊の果て、故郷に戻ってきた絵師、数十年行方の知れなかった兄と邂逅する古手間屋など、心を打つ六編の物語。
徳間書店HPより

普段時代小説にはあんまり手を伸ばさないんですが、著者にちょっと興味があって、新刊が出たと言うので読んでみました。初読み。

それにしてもなんだか地味な話だなあという印象。
静かで上品な雰囲気は好感持てますが。
なんつーかおっさん受けしそう…と思ったのは、後から考えてみると女性の描き方がなんだかそういう風だからかと。

機会があったら、もう一冊くらい読んでみようかな…

作者:ちきちき

更新日:2008年11月21日 19時17分

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妖怪アパートの幽雅な日常(9)

JUGEMテーマ:読書

夏休みの大事件を乗り越えた夕士。未来を見つめる高3の秋!

進路もほぼ決まった2学期、高校最後の文化祭は男子学生服喫茶をやろうと、盛り上がる3-C。そんなある日、自分のノートに書かれた悪口を見つけた夕士は、クラスメイトの心の闇を知る。学校裏サイトにも不穏な空気が……。
講談社HPより

ついに文庫化も始まったシリーズの最新刊。
今回は高校最後の文化祭ということですが…
ここ何巻かはもうユーシくんがえらくなりすぎちゃって結構不満です。
千晶センセも、長谷くんも大人物すぎて私にはちょっと遠い……
かっこいいけどね。

実りの季節なので、るり子さんのごはんは冴えさえ!でぜひご相伴にあずかりたい…って感じでした。酒好きにはたまらんね。
アパートの面々はちょっぴり登場、今回もなんだかんだ千晶先生のお話でした。

ところで、今回はなんだか不安な引きがあって…
もうすぐ終わりなのかなあって思うんですが、何が起こるんだろう。
ちょっと心配です。

作者:ちきちき

更新日:2008年11月20日 21時46分

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三月の招待状

評価:
角田光代
集英社
¥ 1,470
(2008-09-04)
JUGEMテーマ:読書

新たな門出を祝う34歳の離婚式。
友人の風変りな離婚パーティで顔を合わせた5人の男と女。動揺、苛立ち、虚しさ、自分を取り戻そうとするのだが、揺れるこころが波紋をなげる。それぞれが見つける新たな出発を描いた長編小説。
集英社HPより

こないだ読んだ柴崎さんの『星のしるし』(文藝春秋)は30歳を目前にした女子のお話だったけど、こちらは30代半ばの女子のお話です。
どちらも同じようなことで悩んでるような、ちょっと違うような。この連続読書はなかなか興味深かったです。グループ的にはよく似た感じで、何かいつもつるんでる雰囲気のひとたち。

さておき。
3人の女性が出てきて、私は同世代なんだけど、誰かに共感とかって言うのはなくって、わかる部分とわかんない部分といろいろ。
ただ、みんながふと気づいてるのは同じことじゃないかなとかは思った。
これくらいの年って、もう大人じゃないって言えない年のようで、普段からいつも考えてるわけじゃないけど、穴に入り込んだみたいにとりとめなく考えこむことがあって、昔はよくわからんかった自分の行動とか分析できる冷静さがあるような。

3人の関係は微妙で、この辺の同性同士の関係の描き方がいけずで、でもやっぱり角田さんはうまいよなあ〜って思いました(うますぎてちょっと嫌味だ)。
なんだかんだいって、何かあると寄り合う関係はやっぱりうらやましかったかも。こういう関係?はなかなか私には…

そして、角田作品にはつきもの?今回も怖い人がいました〜(>_<)
〈麻美〉の夫!こわすぎ!

作者:ちきちき

更新日:2008年11月19日 20時46分

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星のしるし

評価:
柴崎 友香
文藝春秋
¥ 1,300
(2008-10)
JUGEMテーマ:読書

30歳を目前にした会社員・果絵とその恋人、友人らとの静かなやりとりの中で大切なものが輝き始める。新鋭の集大成的傑作誕生!

30歳を目前にした会社員・果絵と、その恋人、友人、同僚、居候らが大阪の街を舞台に織りなすゆったりとしたドラマ。
祖父の死、占い、ヒーリング、UFO、宇宙人……。日常の中にごくあたりまえにあるいくつもの見えない「しるし」が、最後に果絵にひとつの啓示をもたらす。
繊細で緻密な描写力によって、世界全体を小説に包みこむ方法を模索してきた、純文学の世界で最も注目される作家の集大成的な傑作です。(NK)
文藝春秋HPより

ゆったりとしたスピードで語られる30歳目前の女子の日常。

いつも思うんですが、柴崎さんのお話は友人関係がなんだかちょっとまぶしい。
私の前の職場の先輩たちと果絵ちゃんたちグループのイメージがかぶって、柴崎作品読むたびに彼女たちのことを思い出してしまいます。

さておき。
今回も主人公の〈果絵〉の視線はいろんなモノを追ってて、興味深いです。
実際そんな風にいろんなものを見て、それにたいしていろいろ思うことって多いんですが、こうやって文章にするとなんだか新鮮。

占いやらカウンセリング?やらなんだかスピリチュアルな事がぽこぽこ出てきますが、私自身はほとんど興味はありません。
ただどっぷりはまるのはともかく、こういう風に何かのきっかけにと思って利用するのはいいかも。私はあんな金払えんけど…(どっちかいうと整体行きたいよ〜)

この世代の微妙な気持ちをうまく表してるなあって思いました。

作者:ちきちき

更新日:2008年11月17日 23時46分

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空へ向かう花

評価:
小路 幸也
講談社
¥ 1,575
(2008-09-26)
JUGEMテーマ:読書

「どうしようもないことって、起こるんだって、わたしは知ってるから」
『東京バンドワゴン』の著者書き下ろし長編!新たな感動!

ハルとカホは違う小学校に通う、6年生。接点などなかったふたりが、運命のいたずらによって引き寄せられる。心に傷を負った少年、少女、そして彼らを見守る大人たち。それぞれが懸命に、前を向いて歩いていく――。
第29回 メフィスト賞作家、胸を突く長編力作!
講談社HPより

今年は本当に新刊の多い小路さん。
なんだか「死」にまつわるお話が多いように思いますが、今回も。
軽い「死」ってないと思うけど、このお話で語られる「死」は相当重い。

多くの人たちが不幸な事故だと語る少女の死。
自分が殺したと言う〈ハル〉。
少女の親友だった〈カホ〉。

子どもたちがまっすぐで健気。
どうしようもないことが起こるのが現実だけど、実際どうしようもないことが起こったらどうしたらいいかなんてわかるもんじゃない。
〈ハル〉の両親は完全に逃避してるし、少女の親も怒りをどこかにぶつけずにはいられない。
大人だからって冷静でいることなんてできない。それはわかるんだけど。

そんな子どもたちがにちゃんと出会いがあってよかったなあと、心から思った。
ホームレス一歩手前くらいのおじさん〈イザさん〉と花屋でバイトしてる大学生〈キッペイ〉。
二人が子どもたちを見る目がとっても温かく、ちゃんと「大人」であろうとしているところがいいなあと思った。
子どもの時思ってたほど、大人が大人じゃないことを私はもう知ってるけど、こんな風にちゃんとせなあかんときにちゃんとできるかな?
それぞれができることを、一生懸命やってて、前向きなことに心打たれた。
ってか、もうずっと涙腺を刺激する気配ただよう本ですよ。ひさびさに。

古いアパート込みで空中庭園、見てみたくなりました。
彼らのこの後も気になるところです。
おっきくなって恋しちゃったりするところも読みたいなあ…

作者:ちきちき

更新日:2008年11月15日 20時36分

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げーむ

ドラゴンクエストV 天空の花嫁

どらくえ5やってます。
読みたい本もいっぱいあるのに、
全然時間ないのに、
私のばかばか。

でも懐かしくて、いっぱい楽しいんです。

作者:ちきちき

更新日:2008年11月13日 21時52分

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ことば汁

評価:
小池 昌代
中央公論新社
¥ 1,680
(2008-09)
JUGEMテーマ:読書

モノクロームの日常から、あやしく甘い耽溺の森へ。詩人に仕える女、孤独なカーテン職人、魅入られた者たちが、ケモノになる瞬間−−川端康成文学賞受賞の名手が誘う幻想譚六篇。
中央公論新社HPより

なんとも強烈なタイトル!
「ことば汁」ですよ、「ことば汁」。
装丁の方もかなりインパクトあります。
中身の方もなかなか強烈でした。

日常から逸脱してしまう人々のお話。
普通に暮らしてる人と思ってたら、だんだんちょっと違う方に引き込まれたり、自ら行ってしまったり。
気がついたらずぶずぶ…って感じでした。
妖しい奇妙な世界に恐ろしく思いながらも惹かれるものがありました。
面白かったです。

以前から気になってた著者、初読みでしたが他の本も読んでみたいと思います。

作者:ちきちき

更新日:2008年11月12日 21時30分

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グラウンド・ゼロ

評価:
保科 昌彦
角川グループパブリッシング
¥ 1,575
(2008-08-30)
JUGEMテーマ:読書

ホラー大賞出身の著者の、渾身のサスペンスホラー!

謎の少年・和哉の誘拐事件に巻き込まれた新聞記者・岡谷。誘拐された和哉は、「僕が頼んで連れ出してもらった」と告白する。子供とは思えぬ明晰な頭脳を持つ和哉の目的は? そして和哉に隠された秘密とは――?
角川書店HPより

タイトルから、てっきり「9・11」関係のお話かと思ってたんですが違いました。また勘違い。

む〜ん。ちょっと納得いかん…
途中まで、もう本当かなり終盤まで、面白かったんですけど…
先の見えない展開で、ドキドキハラハラ。
どうなんか気になって、ガンガン読みすすめてました。
ただだんだん最後のほう、どこに着地させるのか心配になってきて、なんか案の定…、みたいな感じでした。

しかし、こんなんでええのか?結局、なんだったんだ?
前半結構夢中になってただけに裏切られた感が強すぎ。
あのラストはなんなんだろう?
ぞわっとすればいいんですかね??

作者:ちきちき

更新日:2008年11月11日 21時27分

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カラット探偵事務所の事件簿 1

評価:
乾 くるみ
PHP研究所
¥ 1,575
(2008-09-13)
JUGEMテーマ:読書

どんな謎も、からっと解決いたします! だから「カラット探偵事務所」。今日も今日とて俺たちの事務所に謎が持ち込まれる――。

あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします!

 高校の同級生・古谷(ふるや)が探偵事務所を開くことになった。体調を崩していた俺は、その誘いを受け新聞記者から転職して、古谷の探偵事務所に勤めることにした。探偵事務所といっても、浮気調査や信用調査などは苦手としているようだ。出不精の所長・古谷を除けば、実質的な調査員は俺だけになってしまうので、張り込みや尾行などといった業務もろくにこなせないのだ。ではいったい何ができるのかというと――実は≪謎解き≫なのだ。

 作家とファンのメールのやりとりの中から、隠された真実を明らかにしていく「卵消失事件」、屋敷に打ち込まれた矢の謎を解く「三本の矢」など、技巧の限りを尽くして描いた6つの事件を収録。

 『イニシエーション・ラブ』『リピート』で大反響を巻き起こし、練達の愛好家を唸らせつづける著者、待望の連作短篇集。
PHP研究所HPより

ライトな読み心地のミステリー連作短編集。
今の時代に想像するいわゆる探偵の仕事は受け付けず、謎解き専門!というだけあって、依頼された事件を探偵が解き明かすという形になってます。
日常の謎ではなくて、いちおうちゃんと事件もの。
暗号解読が多かったかなあ。
短編集でそれほど分量もないので頭の体操には良さそう。

乾さん的大仕掛けは、あんまり感じられない…と思ってたら、最後の最後でいちおう?
なんというか全く警戒していなかったんだけど、明かされても、「あ?何それ?そんなん言われてもなあ」と驚きも悔しさもなし。
正直どっちでも、あんまり興味ないし…。
ってかこの仕掛けいらんかったんじゃないの?とか思ったり…。

作者:ちきちき

更新日:2008年11月10日 20時50分

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ジョーカー・ゲーム

評価:
柳 広司
角川グループパブリッシング
¥ 1,575
(2008-08-29)
JUGEMテーマ:読書

忘れるな。ここはスパイ養成学校だ。柳広司の最高傑作!

スパイ養成学校"D機関"。常人離れした12人の精鋭。彼らを率いるカリスマ結城中佐の悪魔的な魅力。小説の醍醐味を存分に詰め込んだ傑作スパイ・ミステリー。
角川書店HPより

大変面白かったです♪
ひとつの長編だと思ってたんですが、連作短編集でした。
これがなんというか切れ味鮮やかな短編がずらりで、非常によくできた作品ではないかと。

かつては自身も優秀なスパイであり、陸軍内で「魔王」とあだ名される結城中佐による発案で、各方面に猛反発を招きながらも誕生したスパイ養成学校(通称D機関)を巡るお話。

一つ目のお話は、このD機関が設立されてまもなくのエピソード。選出された第一期生たちが訓練を受ける様子なども描かれて、スパイとはなんぞ?みたいなプロローグ的な役目も。
生徒たちの最初から際立ってる特異性が空恐ろしくもありますが、親玉はもっとすごい、みたいな。

二つ目のお話以降は、その第一期生たちが実際にスパイ活動を行う姿が描かれます。
これがもう手に汗を握る、というか。
短編なのに非常に濃い内容。しかもバラエティに富んでる。
ドキドキハラハラ、でほろりと来る場面まであるんですよ。すごい。

中心人物である結城中佐同様、なんだか一筋縄ではいかないそんな小説でした。
続編、あるかな?まだもっと読みたいです。

作者:ちきちき

更新日:2008年11月9日 20時40分

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12月の気になる新刊メモ 文庫編

JUGEMテーマ:読書

[:ツリー:]12月の新刊メモ 文庫編

いよいよ、本格的に寒くなってきました。
パソコン部屋は寒いので、憂鬱です。朝も全然起きられません。
ああ、冬眠したい……
本のほうはようやく読書モード突入♪ですが、12月ちょっとギョッとするくらい少ない??
年末は出費がかさむのでまあ……

12/ 1『彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる』雪乃紗衣(角川ビーンズ文庫)
12/ 4『蝶』皆川博子(文春文庫)
     『月への梯子』樋口有介
     『悲劇週間』矢作俊彦
     『希望』永井するみ
12/ 5『ミシン2/カサコ』嶽本野ばら(小学館文庫)
12/ 9『バルト海の復讐』田中芳樹(光文社文庫)
     『第九の日』瀬名秀明
     『時の“風”に吹かれて』梶尾真治

12/12『ヒトクイマジカル〈殺戮奇術の匂宮兄妹〉』西尾維新(講談社文庫)
12/16『深爪』中山可穂(集英社文庫)
     『タイムマシンのつくり方広瀬正・小説全集(6)』広瀬正
12/20『ジウ警視庁特殊犯捜査係』誉田哲也(中公文庫)

12/24『押入れのちよ』荻原浩(新潮文庫)     
12/25『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦(角川文庫)

12/上旬『福家警部補の挨拶』大倉崇裕(創元推理文庫)
12/中旬『雪の断章』佐々木丸美(創元推理文庫)
     『綺譚集』津原泰水

[:遊園地:]おまけのコミック編は続きから

作者:ちきちき

更新日:2008年11月8日 10時58分

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火村英生に捧げる犯罪

評価:
有栖川 有栖
文藝春秋
¥ 1,650
(2008-09-25)
JUGEMテーマ:読書

殺された女性エステティシャン。作家・有栖川有栖への不審な電話と、大阪府警に届く火村英生宛の挑戦状。名コンビが活躍する8篇

京都で、30歳のエステティシャンが扼殺(やくさつ)された。ほどなくして、大阪府警に「これは火村英生に捧げる犯罪だ」という文面の挑戦状が届く。一方、作家の有栖川有栖のもとには「先生に盗作されたと言っている人物がいる」との怪電話が……。気鋭の犯罪社会学者・火村英生と、ワトソン役の作家・有栖川有栖が登場する人気シリーズ、当社の単行本初登場です。表題作を含む短篇4本、そして携帯サイトに掲載された掌篇4本の計8本、本格ミステリーの旗手の精緻かつ洒脱な作品世界に、秋の夜長、どっぷりお浸かり下さい。(KH)
文藝春秋HPより

表紙がなんだか渋いです。
バラエティに富んだ火村シリーズの短編集。
なんだかバランスのよい構成で、楽しく読めました。携帯サイトに掲載されたという掌編が何気にいい感じだったような。
いつもながらの後書きも、裏側がわかって面白いです。枚数調整は大変なのだねえ。

途中途中に思わず噴出すような文章があって、実際笑っちゃいました。
今回意外にこういうコネタが多かったような。
アリス、めげずに頑張れ。

「鸚鵡返し」、火村の一人称ってのが珍しかったです。
表題作は、タイトルがかっこええなあ。そのわりに犯人がしょぼかったけど。そういえば、全体的にタイトルは良かった気がします。
楽しいミステリ短編集でございました。

私、湯川より火村のが好きだなあ。

作者:ちきちき

更新日:2008年11月7日 21時54分

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群青

評価:
宮木 あや子
小学館
¥ 1,365
(2008-09-30)
JUGEMテーマ:読書

離島の女と男をめぐる生と死と再生の物語

長澤まさみ主演映画「群青」(2009年全国公開予定)の原作小説。離島に生まれた無垢な少女が、ある事件をきっかけに人生を放棄し、ある奇跡を機に再生する人間ドラマ。 ピアニストの由起子は、病気療養のために訪れた沖縄の離島で漁師の龍二に出会い、恋に落ち、やがて身籠もる。しかし、娘・凉子を産んだ後、由起子は他界。凉子は美しく成長し、やがて幼なじみの漁師・一也と愛し合うようになるが、一也は結婚に反対する龍二に自分を認めてもらいたいがために漁師のプライドを賭けて深く海に潜り、帰らぬ人となってしまう。最愛の人を失った凉子はショックで心を病み、島を訪れる男たちに夜な夜な抱かれるようになるが――。 発表作が次々と話題になる若手女性作家が沖縄の自然を背景に官能的に描くラブストーリー。
小学館HPより

映画の原作、宮木あや子、『群青』というタイトルで、てっきり沖縄戦のお話と思ってたです。違いました。
沖縄の離島、南風原島を舞台にした親子2代、三部作?

一話目「紺碧」は病気で余命わずかと宣告されたピアニスト〈由起子〉と島の漁師〈龍二〉のお話。続く二話目からは、二人の娘〈涼子〉のお話。

読んでてちょっとページが足りなかったのかなあって思いました。
全体的に登場人物たちの心理描写がもっと突っ込んで書いてあっても良かったかなあ。
特に〈涼子〉が心を病むに到るまでとかちょっと弱い感じがします。
なんかいきなり…
読んでてちょっと物足りない気がしました。そこまでのめり込めなくて、残念。もったいない。

いつもどおり官能描写もありありで、長澤まさみ、だいじょぶかな?と思ったり。
沖縄の海が美しく、なんだかいろいろ色鮮やかな作品ではありました。

作者:ちきちき

更新日:2008年11月6日 21時22分

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ばかもの

評価:
絲山 秋子
新潮社
¥ 1,365
(2008-09)
JUGEMテーマ:読書

絶望の果てに響く、短く不器用な、愛の言葉。待望の恋愛長篇。

気ままな大学生と、強気な年上の女。かつての無邪気な恋人たちは、いつしか別れ、気づけばそれぞれに、取り返しのつかない喪失の中にいた。行き場をなくし、変わり果てた姿で再会した二人の、むき出しの愛。生きること、愛することの、激しい痛み。そして、官能的なまでの喜び――。待望の恋愛長篇。
新潮社HPより

冒頭、絲山さんらしいといえばらしい、ややおっさん?入った描写に、やっぱりこの人は油断してはならんと感じ、大学生と年上の女性の恋の話かと思いきや、この大学生がころころと止め処なく転がり落ちていって、おいおいどこまで…ってちょっとビックリしました。
そういう話とは思ってなかった(^_^;)

その落ちっぷり?はまさしく「ばかもの」で、ほとんど自業自得にも思えるんですが、周りに優しい人がいて良かったなあという感じ(その分不幸になっちゃった人もいるので、怒られるのはやっぱり仕方ないです)。
ってか女の人はみんな優しかったなあ。

「ばかもの」という言葉にもとげがなくって、なんだかいい感じでした。
最後のほうの二人の関係にはなんだかホッとしました。

ただ一方で、こういう闇ってすぐそこにあるのかもなと、ひやりとしました。
自分がそうなると思っていつもひやひやしてる人はいないだろうけど、気づかずに落ちることもあるのかもしれない、って思うと怖かったです。

作者:ちきちき

更新日:2008年11月4日 22時27分

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いっちばん

評価:
畠中 恵
新潮社
¥ 1,470
(2008-07)
JUGEMテーマ:読書

シリーズ累計277万部突破! 大人気「しゃばけ」シリーズ最新刊!!

若だんなに元気がない? それはいつものことだけど、身体じゃなくて気持ちが鬱いでるって? こうなりゃ、誰が一番若だんなを喜ばせられるか、一つ勝負といこうじゃないか――一歩ずつ大人の階段を登り始めた若だんなと、頼りになりそうでどこかズレてる妖たちが大人気の「しゃばけ」シリーズ第7弾、今年もいよいよ刊行です!
新潮社HPより

さて、今年の『しゃばけ』です。
やっと追いつきました♪
シリーズ累計277万部ですか。売れてるんですねえ。

若だんなはもうどうしようもなく虚弱なんですが、今回はなんだかものすごく前向きで、兄やたちもいつになく課題を与えてみたり、となかなか頑張ってた一冊でした。
周りの人たちに大きな変化(それも前向きな)があると、残された人はあせっちゃうもんです。
若だんななりのペースでがんばりゃいいやん、となんだかご両親や兄やたちに毒されたのか、すっかり若だんなに甘くなっちゃって…(^_^;)

妖怪たちも大活躍で楽しい一冊でした。
一年に一冊って感じで出版されてるんでしょうか?来年が楽しみです。

作者:ちきちき

更新日:2008年11月3日 20時23分

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汐のなごり

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妖怪アパートの幽雅な日常(9)

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三月の招待状

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星のしるし

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空へ向かう花

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げーむ

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ことば汁

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グラウンド・ゼロ

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カラット探偵事務所の事件簿 1

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ジョーカー・ゲーム

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12月の気になる新刊メモ 文庫編

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火村英生に捧げる犯罪

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群青

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ばかもの

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いっちばん

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