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トップ > 73 > 73 - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年12月1日 10時)
レッドクリフ PartⅠ

【スト-リ-】
西暦208年、中国三国時代。天下統一という野望に燃える曹操は80万もの兵力を率い、怒濤の如く敵国を攻めていた。
そんな中、劉備軍の若き天才軍師、諸葛孔明と孫権軍の知将、周瑜の2人の男が立ち上がった。そして2人は6万という兵力を振りかざし、曹操軍という巨大な勢力へと立ち向かうため、連合軍を結成する。兵力では劣っているが、2人は奇策と知略をめぐらし、戦いへと挑むのだった。
だが、曹操の野望の裏には、一人の女性に秘められた目的があった・・・。
曹操率いる魏の大軍と、それを迎え撃つ蜀、呉の連合軍が戦った「赤壁の戦い」に突入するまでを描いた全二部作の前編。
【レビュ-】
昔から、横山光輝氏の描いた漫画「三国志」を読みあさり、ゲ-ム化された三国志ものは殆どやり尽くしてきたという、自分にとって とても好きな物語でした。
以前より、ちゃんとした三国志を描いた映画が製作されないかと、願っていた壮大な物語です。
今回、ジョン・ウ-監督により、あの三国志の中でも特に有名な「赤壁の戦い」を描いた作品ということで、本当に久しぶりに劇場にて昨日、やっと鑑賞する事が出来ました。(^^)
劇場鑑賞前から、色々なレビュ-を読んで(物語の内容は知っていますので)相当、期待して鑑賞に至りました。
冒頭より、新野での戦闘からの始まりで、もう最初から心躍る展開となっていました。
新野の民を率いて曹操の手から逃げる劉備軍。 劉備を慕ってついてくる民達を逃がすため、厳しい戦いを強いられている場面に、一気に三国志の世界へとひきこまれて行きました。
有名なエピソ-ドの一つ、趙雲が劉備の奥方と阿斗を救いに行くシ-ンでは、今まで見て、読んできた物語そのままで自分は目をウルウルさせながら見入ってしまいました。趙雲が強く、また忠義に厚い人物というのがよく伝わってきました。
その後、趙雲が戻る所から三国志ファンにとっては忘れられない、長坂橋のエピソ-ドは残念ながらきちんと描かれてなかったです。
この作品、ベ-スは「三国志」ではなく「三国志演義」の方だと思いましたが、三国志ファン以外にも、一つ一つのエピソ-ドをもっと細かく描いてくれれば、三国志を知らない方も、より感情移入が出来たのではないか?という部分が多々あったように思いました。
冒頭の新野での話も、劉備の奥方が井戸に身を投げ、趙雲に阿斗を託すシ-ンも駆け足で描いてしまったように思えます。何故、奥方が井戸に飛び込んだのか、丁寧に描いて欲しかったなぁと思いましたね。
そして、劉備勢が呉に助力を求めにいくわけですが、この作品は周瑜が主人公なのですね。 彼がとても良い人に描かれています。
周瑜を演じたトニ-・レオンもこの「良い周瑜」にはピッタリと合っていました。でも、何故か周瑜と孔明が友人となっていましたが、自分の知っている話ではお互い牽制し合って、特に周瑜は隙あらば孔明を殺すという策略を常に秘めていたのに、この作品では全く違うものとなっています。
映画として、この三国志はジョン・ウ-が描く、また別の「三国志」なのでしょう。それはそれで自分は受け入れる事が出来ました。
しかし、一つどうしても入れて欲しかったのは、やはり孔明が周瑜にけしかけて開戦に至ったエピソ-ドです。
この作品の周瑜は魏と最初から、戦う気マンマンでした。
しかし、「三国志演義」では最初に孔明が呉を訪れた時、周瑜は孔明の策略と見て、魏に降伏する考えだったのですが、孔明が周瑜に曹操が詠った詩の話をし、「曹操が二蕎(大喬、小喬姉妹)を欲している」と進言した際、これに周瑜が腹を立て孫権に対して、戦うように説いた。という話を盛り込んで欲しかった。
このエピソ-ドが加われば、この作品でも描かれていた周瑜と小喬の愛がもっと大きく伝わってきただろうと、密かに思ってしまいました。
そして、このエピソ-ドはもう一つ、孔明の知略がより一層引き立ち、外交戦略にも長けた人物だったと、その天才ぶりがもっと分かったのではないかと思います。
まぁ、それを抜いても、孫権が机の角を叩き切るシ-ンなどはちゃんと入っていましたね。(^^)
全体的に観ていて、そうした細かいエピソ-ドが無かったのは残念でしたが、各登場人物がイメ-ジにピッタリで、このキャスティングはとても満足しています。
各人物、豪傑と呼ばれた将軍、猛将たちも、主要人物たちが皆、ピッタリとはまっていました。特に魯粛など、脇の官人もイメ-ジ通りでした。これは拍手ものです。(^^)
また、多くの人が評価されている様に、金城武が演じた諸葛亮孔明は素晴らしく良かったと思います。彼がもっと活躍していいと思いますね。
同時に、曹操も今回は思いっきり「悪」なのですが、彼にもまた、もっと見せ場が欲しいと思います。それは後半でしょうかね?
この作品では少し、いらないという描写も多かった気がします。が、それは監督の観客に対する配慮なのだろうと感じました。
三国志を知らない人にも、とても分かりやすく製作されているというのは凄く伝わってきました。勿論、三国志が好きな人にも充分、納得できるように意図されている作品だったと思います。
その一つがこのPartⅠでのクライマックスの合戦シ-ンでした。
奇抜な兵法が登場してきますが、武将達の半端無い強さ。関羽の姿も美しいとさえ感じました。この合戦の場面は、横山光輝氏の描いた漫画の世界そのもので嬉しかったです。
そして、マニアには有名な陣立ての「九官八卦の陣」。これの映像化は本当に快挙だと思います。
実際、「赤壁の戦い」で、この兵法は登場してきませんが(後に魏の天才軍師で孔明の最大のライバル、司馬懿仲達と渭水での戦いで使用したと描かれている。)、八卦の陣が観れたのは感動するほど嬉しかったです。
この陣立ての全景と連動する動きの美しさ、そして知略に富んだ孔明による兵法の凄さを映像で観られるという事は本当にファンとしてはめちゃめちゃ嬉しかったですね。
PartⅠということで、肝心の大合戦「赤壁の戦い」はPartⅡに持ち越される事となりましたが、前編の総評としては、三国志を知っている人にも、知らない人にも良く分かる丁寧な作りと、皆が抱いているイメ-ジは大事に作られているのだなというのが伝わってきましたね。
各登場人物、曹軍の大船団や80万の軍勢、蜀呉の戦いに挑む決意など、後編へと続く布石としてはまずまずのものだったと思います。
後編の公開は来年4月ということで、少し引っ張り気味の感は否めませんが、続編を期待するには充分の作りだったのではないでしょうか?
自分としては勿論、楽しみなのですが、やはりベ-スとなる「三国志」の色々なエピソ-ドや今後の重要な計略は後編に描かれているか?と、期待と不安みたいな想いでいっぱいになりました。
恐らく、タイトルにもある「赤壁の戦い」は後編がメインなので、この「レッドクリフ」という映画は全部観ないと評価出来ないのだろうと思います。
しかし、やっぱり劇場で鑑賞したい作品でしたね。自分は劇場で観れて本当に良かったと思います。
色々と鑑賞する価値はあると思いました。しっかりエンタ-テイメントとしても、間違いなく大作のひとつですね(^^)
三国志を知っている人も、そうでない人にも、楽しめる作品だと思います。自分は、今後もどっぷりと「三国志」の世界に浸りたいと思っております。(^^)
ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
作者:ユウ太
更新日:2008年12月1日 16時15分
ナルニア国物語/第二章:カスピアン王子の角笛

【スト-リ-】
「伝説の4人の王」として、ベベンシ-兄妹が築いたナルニア国の黄金時代から1300年。今や戦闘民族のテルマ-ル人が支配するこの国では、先王の弟ミラ-スが摂政を務め、正統な王位継承者であるカスピアン王子の暗殺を企てていた。
危機一髪で城から脱出したカスピアン王子は、逃げ込んだ森の奥深くで、迫害の末に身を潜めていたナルニアの民たちと出会う。そして、ミラ-スの配下に追いつめられたカスピアン王子が吹いた角笛は、ロンドンで普通の学生として暮らしていたピ-タ-、ス-ザン、エドマンド、ル-シ-の4人を再びナルニア国へと呼び戻した。
すっかり荒廃したナルニアに驚く4人は、カスピアン王子と運命的な出会いを果たす。そして、ナルニア国の真の平和と繁栄を取り戻すため、暴君ミラ-スに立ち向かっていく・・・。
【レビュ-】
ディズニ-製作の前作「ナルニア国物語/第一章」も鑑賞しましたので、第二章もDVDにて鑑賞しました。
前作はやっぱりディズニ-が手がける映画という事で、少々、子供向けの作品の色が強かったのか、色々と意見したくなる部分がありましたが、そこはファンタジ-。それはそれなりに楽しんで鑑賞する事が出来ました。
今作は、そんな子供向けな作品から少し、スケ-ルアップしているという印象を受けました。
主要4人の兄妹も頼もしく成長していて、とても嬉しくなってしまいましたね。(^^)
前作から少し変わっていたのが、ナルニア国にテルマ-ル人という人間がこの4兄妹の他に登場してきた事でした。
中でもタイトルにも出ているカスピアン王子が今回のキ-マンなのかな?と思っていたら彼は前半部分ではキャラとして光っていましたが、後半から脇に消えていましたね。
今作では4兄妹が大車輪の活躍で、中でも長兄のピ-タ-がとても頼もしかったです。流石に「一の王」だっただけありました。
このピ-タ-とカスピアンのやりとりと、次兄エドマンドの男三人の絡みが個人的には好きでした。
こんな風にして、男は成長していくのかなと思いましたね。
また妹の末っ子ル-シ-が今作とても光っていました。
前作同様、純真な心を持つ彼女が印象深く残っています。ファンタジ-の世界では「信じる心」が全てなのでしょう。彼女の心がアスランを呼び戻しました。
合戦のシ-ンもなかなかの迫力があり、人間対ナルニアの民の構図も良かったです。ちゃんと戦略があり地下の柱を壊して大地を陥没させ、そのまま裏に回り込み挟撃する策は見ていて三国志を思い出します。
しかし、ナルニア軍はここまで。圧倒的物量の差が徐々に出始め劣勢へと追い込まれていきました。
ここでアスランの登場です。アスランは前にも増して神掛かってました。威厳と風格も増し、ナルニアの絶対的存在ですね。とても爽快です。
けれど1300年の間、テルマ-ル人に支配され絶滅寸前まで追い込まれていたナルニアを何故助けなかったのかなという疑問は残っています。タムナスさんも死んでしまったのでしょうか?
因みにアスランの声は威厳のある、とても渋いお声ですが、あのオスカ-・シンドラ-を演じたリ-アム・ニ-ソンだったんですね。(^^)
ナルニアのファンタジ-が好きな所は、お馴染みのドワ-フやケンタウロス、ミノタウロス、フォ-ンなどの神話的キャラの他に、動物達のキャラがきちんと設定されているのが良いと思います。
前作ではビ-バ-夫婦、今作ではネズミの剣士リ-ピチ-プが誇り高き戦士で凄く良かったです。
あの赤いリボンはカッコイイですね。そうした所も観ていて楽しめると思います。
全体的に4兄妹と共に、前作から少し大人な内容にスケ-ル・アップしたと思います。しかし、子供やこの物語を知らない人にもとても解りやすいスト-リ-だと思います。
ファンタジ-の魅力が沢山入った、誰が見ても楽しめるエンタ-テイメント作品ですね。(^^)
ユウ太的評価 7点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
作者:ユウ太
更新日:2008年11月29日 18時35分
邦楽 One more time , One more chance / 山崎まさよし
【解説】
滋賀県生まれのシンガ-・ソングライタ-。
滋賀県で生まれ、その後山口県で育った。中学の頃からバンド活動を行い、当時はドラムを担当していた。その後、高校で先輩達が卒業してから歌とギタ-を覚えたという。
1992年にインディ-ズ・デビュ-。翌年、山口県から上京し横浜市桜木町を拠点にアルバイト生活をしながら音楽活動を行っていく。
1995年にメジャ-・デビュ-するが、この時 山崎は、歌手のオ-ディションと間違えて役者のオ-ディションを受けてしまった。その会場で仕方なく自作の歌を歌ったのを、その時たまたま審査員として参加していた音楽プロデュ-サ-の目に留まりメジャ-・デビュ-するに至った。このエピソ-ドはTV番組でも披露された事がある。
1997年、山崎自身が主演した映画「月とキャベツ」のテ-マ曲「One more time , One more chance」がヒットした。
この曲は後の2007年公開された短編アニメ-ション映画「秒速5センチメ-トル」にも使用され、映画の主題歌として2度起用された名曲である。
この曲「One more time , One more chance」は、山崎まさよしの曲の中でとても人気の高い、彼の名曲のひとつです。
とても切ない曲ですが心が静かになる曲でもあります。
自分が良く聴いているFMラジオの「今聴きたい曲」のリクエスト投票でも、必ず一位を獲得してこの曲がかかってしまうというほど、多くの人に支持されている曲ですね。
今回の動画は前述の通り、2度目の映画主題歌になった「秒速5センチメ-トル」の映像をバックに流れるものとなっています。
このアニメ-ション映画は3編から構成されており、小学生の頃の淡い恋と、その後成長した男女の恋愛を描いた作品で、この曲と非常にマッチした物語です。
中学生の時を最後に会えなくなった二人。その後の男は幾つかの恋愛を経験するが、中学の冬に会えなくなってしまった女性を思い続ける・・・という内容です。
タイトルの「秒速5センチメ-トル」は桜の花びらが落ちるスピ-ドなんだそうです。
曲も切ないですが、このアニメ-ションもとても切ないです。
皆さんもこの曲を聴くと、昔抱いていた淡い気持ちをフッと思い出されるかも知れません。そんなノスタルジックな感覚に落ち、あの頃の事が蘇るような曲です。
一度、思いにふけって静かに聴いてみたい曲ですね。
暦も、もうすぐ師走。空気も雰囲気も冷たくなってくる季節にもほどよく合う、ちょっぴり切ないものも、たまには聴いてみるのも良いかも知れませんね。
「命がくりかえすならば 何度も 君のもとへ・・・」
あなたの側に、若しくは心の中に、そんな人は居ますか?(^^)
作者:ユウ太
更新日:2008年11月29日 18時34分
バンテ-ジ・ポイント

【スト-リ-】
スペイン・サマンカ、マヨ-ル広場。国際テロ対策の首脳会議が開催される会場にて、アシュトン米大統領への狙撃事件が発生。事件の鍵を握る重要な目撃者は8人いたが、彼らが異なる地点・立場から見たものは違っていた。
現場にいたシ-クレット・サ-ビスのト-マス・バ-ンズは、事件の裏に隠された真相をたった一人で追い始めるが・・・。
8つの視点から繰り返される23分間に隠された真実。大統領暗殺狙撃事件をそれぞれの視点から迫るアクション・サスペンス。
【レビュ-】
つい先日、鑑賞しました。
大統領狙撃にまつわる、手に汗握るアクション・サスペンスという事で、他の作品等の宣伝映像がとても面白そうだったので、とても期待していました。
確かに、主要人物のそれぞれの視点、主観から少しずつ明らかになっていく事件の真相は凄く面白かったです。
しかし、何度も何度も時間を巻き戻す所が良いようでイマイチという感じがしました。
3、4度くらいならまだ良かったかも知れませんね。お笑いのネタの様に、同じ事を何度も繰り返す事が続くと人間は飽きてしまうと思います。
しかし、その時間の巻き戻しがこの作品の重要な部分となっていましたので、少々飽きていましたが、それぞれの人物のドラマがあって、そこそこ楽しめたかなと思います。
中でも自分の好きな俳優さん、フォレスト・ウィッテカ-がこの作品でもとても良い役をやっていますね。
彼はいつも良い役に恵まれるのは何故なのでしょう? 自分が思うに、彼の優しそうな顔、眼差しがそうした役に合うのかも知れませんね。
この作品もウィッテカ-が演じる、ハワ-ド・ルイスからの主観ドラマが一番、ハラハラして楽しめました。
アクション・サスペンスという作品なのでハラハラ、ドキドキといったシ-ンも多くありました。各人物からの視点で描かれる描写はサスペンス色が強かったと思います。
また後半から、デニス・クエイドが犯人を追いかけるカ-・チェイスはとても面白かったです。久しぶりに見応えがあるチェイスだったなぁと感じました。
が、良いところはあるのですがどれも、もうちょっと、一つ一つを丁寧に描いてくれればと同時に感じてしまいました。
サスペンス色の強い構成なのに、やはりカ-・アクションに頼ってしまった後半から、この作品全体が中途半端になってしまったように思います。また、ツッコミ所も多く、失速していった感は否めませんでした。
それと自分は犯人が最初の時点で「コイツだ」と解ってしまい、何となく展開が読めてしまったのも残念でした。
けれど散々、辛口に書いてますが見せ方は「まあまあ」だと思います。決して悪い作品ではありません。尺も短くてどんどんと進んでいくスピ-ド感は○でした。実際、最終的には楽しかったと思える作品でしたよ。
自分としては、もう一捻り欲しかったと思ってしまいましたが、これは贅沢なのでしょうかね?汗っ
あと一つ、残念だったのがシガニ-・ウィ-バ-が目立たないという事。せっかくのビッグ・ネ-ムなのに名前だけ みたいなキャスティングだったのが残念ポイントの一つですね。
アクション作品が好きな方は全然、楽しめる作品だと思います。
しかし、自分の様にサスペンスの方を期待してしまうと少々、ガッカリしてしまうかも知れませんね。
無難に楽しむには問題なしだと思います。、多分、自分が贅沢な要求が多いのでしょうね~汗っ
ユウ太的評価 6.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
作者:ユウ太
更新日:2008年11月28日 17時56分
ロレンツォのオイル

【スト-リ-】
オ-グストとミケ-ラの一人息子ロレンツォが、難病のALD(副腎白質ジストロフィ-)に冒されてしまった。専門医にも見放された愛する我が子の命を救うため、夫婦は何の医学的知識を持たないにもかかわらず必死の努力の末、ついに新薬「ロレンツォのオイル」を生み出していく・・・。
息子の病気を治そうと、普通の夫婦が努力の末に薬を生み出した実話を描いた感動ドラマ。
【レビュ-】
この作品も素晴らしいブログ様パッチさんの記事を読んで、出会う事の出来た作品です。
ある日突然、子供が異常行動を取り、それが難病と知らせれて余命を宣告されたら・・・
この作品は実話です。実際に1984年、ワシントンに住んでいたロレンツォ・オド-ネ少年が6歳の時にこの難病であるALDとの診断をうけ、親御さんは2年以内に死亡するだろうと宣告を受けました。
子供さんが居る方はとても耐えきれない状況だと思います。
普通なら、ここで我が子を嘆き悲しみ、絶望の淵へと転落してしまう。または神頼みにすがる思いで何とか生きて欲しい と願うばかりになってしまうのが殆どでしょう。
自分の愛する者を救いたくても救う術がない。医師には諦められ、ただ来るべき時を刻んでいくだけ。それはあまりにも切ないです。
しかし、この親御さんは諦めませんでした。愛する息子を救うため、医学的、科学的知識も無かったのですが、医学図書館に通い 書物を読み、世界中の医学者や研究者に問い合わせ意見を求めました。
その努力の結果、知識を身につけ、副腎白質筋ジストロフィ-に関する国際的シンポジウムまで組織するという事にまで達していきました。
日々、悪化していく息子を必死に看病し、研究と同時に行っていた食事療法でとうとう、特定のオイルを見つけ出したのです。
この凄絶な日々は見るに堪えない凄まじいものもありましたが、ただの感動ものではない 圧倒されるドラマがありました。
シネマレビュ-にも他のサイトにもあった詩が、まさにあてはまると思います。
『海よりも深い愛情は 親の愛情 でも それよりも深い愛情は 親の愛情にこたえようとする子供の愛情』
両親は医学に闘いを挑み、挑戦し続けた。それは必死の思いでの事で、何よりも愛する我が子の為だったでしょう。そして、それと同じく子供は病気と闘い、両親の思いに応えました。
そして完成したのが「ロレンツォのオイル」と名付けられた油でした。
この特効薬は、このご両親とロレンツォだけでなく、世界中でALDと診断された子供たちと家族を救う奇跡の薬となりました。
この映画の最後には沢山の笑顔があふれていました。
自分は、このご両親の決して諦めない懸命な姿と、必死に病気と闘うロレンツォの姿。そして世界中で救われた、沢山の子供達の笑顔を見て涙が止まりませんでした。
発症して2年で死に至るという難病「副腎白質ジストロフィ-」という病気は、今現在でも この「ロレンツォのオイル」によって治療、緩和する事が可能になったという事で、それまで為す術もなく通常、2年で死亡してしまうという病気に希望を見出す事が出来た事は大変、大きな偉業だったと思います。
しかし、必死に特効薬を生み出した母親のミケ-ラさんは2000年7月に肺癌でお亡くなりになりました。
また、ロレンツォ本人も、この治療開始が遅かった為にずっと闘病生活が続いていましたが、今年5月30日にお亡くなりになったという事です。ですが、簡単な意思表示を行う事が出来、本や音楽を楽しめるまで回復はしたそうですね。
6歳の時に2年で死亡すると言われていた方が、その後も必死に病魔と闘い30歳まで生きていました。最後もこの病気が直接的死因ではなかったという事です。
本当に心よりご冥福をお祈り致します。
それまでの闘いの日々は、ご本人達はそれこそ、想像を絶する苦難が沢山あった事と思いますが、その後の同じ病気を発症した子供と家族には希望と病気からの回復という、素晴らしい道を与えて下さった まさに奇跡の物語です。
今現在もこの「ロレンツォのオイル」によって救われた多くの方が居る事はまぎれもない事実であり、世界に残したロレンツォの名は決して忘れないものとなっています。
この奇跡のドラマは必見の映画だと思います。
ユウ太的評価 9点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
作者:ユウ太
更新日:2008年11月26日 18時41分