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トップ > google > google - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年12月4日 1時)
内定取り消しをした企業は社名を公表すべきではないか
ごく手短に。来春卒業予定の学生に対する内定取り消しが発生している旨伝えられている。この件に関しては、厚生労働省がハローワークを通じて11月25日時点での現状を確認していて、その概要を発表してる(PDF)んだが、業種しか書いてない。内定ってのは学生側に辞退する自由がある(嫌がられるけど)わけだが、最高裁判例によれば解約権留保・就労始期付労働契約の成立とみることができる場合があるそうで、企業側はそう勝手に取り消せるというものでもないらしい。事例のうち大企業がどのくらいあるのか知らないが、将来の就活生の「参考」として、少なくとも大企業の場合は、社名を公表してもいいのではないかと思うな。あちこちでそういう意見はもうたくさん出てるだろうけど。※追記 内定取り消しってのは投資家にとっても重要な情報かと思う。IRの観点からも遅滞なく公開すべきだな。
作者: HYamaguti
更新日:2008年12月1日 0時26分
「合コンしてみたい男性の職業ランキング」のどうでもいい変化に着目してみる
小ネタ。gooリサーチがやってるウェブアンケートにはなかなか面白いものがあったりして、けっこう注目してるんだが、昨年もやってた「合コンしてみたい男性の職業ランキング」の2008年版をやってたので、どれどれ昨年とどのくらいちがうのかなと比べてみた。
せっかくブログパーツがあるので貼っとく。2008年のランキングはこれ。
| goo ランキング |
| 合コンしてみたい男性の職業ランキング 2008 |
| 1 | 医師 |
| 2 | 弁護士 |
| 3 | 芸能人 |
| 4 | パイロット |
| 5 | 大手メーカー |
| 6 | 公務員 |
| 7 | IT企業関連 |
| 8 | ミュージシャン |
| 9 | 旅行関連 |
| 10 | 声優 |
| →もっと見る |
| (C) NTT Resonant Inc. All Rights Reserved. |
で、2007年のランキングはこう。
| goo ランキング |
| 合同コンパをしたいと思う男性の職業ランキング |
| 1 | 医師 |
| 2 | 弁護士 |
| 3 | 芸能人 |
| 4 | パイロット |
| 5 | IT企業関連 |
| 6 | 大手メーカー |
| 7 | 旅行関連 |
| 8 | ベンチャー企業社長 |
| 9 | ミュージシャン |
| 10 | 写真家 |
| →もっと見る |
| (C) NTT Resonant Inc. All Rights Reserved. |
比較するとこうなる。上のブログパーツは10位までしか出ていないが、30位まで伸ばして比較。
順位
gooリサーチの中の人はこう分析している。
上位3位が昨年と全く同じとなった今回のランキング。女性に人気の職業はもはや普遍的…かと思いきや、5位以降では順位が大きく入れ替わっています。昨年は上位に入った《IT企業関連》や《ベンチャー企業社長》が今年は順位を落とした一方で、《公務員》や《声優》が順位を大幅にアップさせる結果に。時代の先行きが不安視される中で、「安定している」とのイメージが強い《公務員》とお近づきになっておきたい、と考える女性は多いのかもしれません。合コン相手に希望する職業をからその年の世相が垣間見えるのは、おもしろいですね。3位まで、というか4位もいっしょじゃん、というのはすぐわかるが、他にも何かないだろうか。と思って、順位の横についている「ポイント」に着目してみた。そもそもこれがいったい何を意味するのか自体、書いてないしよくわからない。「合コンしたいと回答した女性の比率」?それで100%とかありうるんだろうか?1位を100として標準化した?まあともあれ、「合コンしたい」度という観点でなんらか意味のある数値だと考えておく。
で、その数値を2007年と2008年で比較してみると、 おお!
1位の医師が同じは仕様としても、2位以下のポイントにはけっこう差があるぞ。たとえば順位不動だった2~4位。2位の弁護士はポイントが上昇してるが、3位の芸能人、4位のパイロットはポイントが落ちてる。全体的にみて、2008年はランキング中位層のポイントが低い傾向があるようだ。しかし低位層ではむしろ2007年のほうが低い。つまり、ランキングの上から「ポイント」をみてくると、2007年は比較的なだらかに落ち続けているのに対し、2008年は比較的急激に落ちて、しかも下位層ではポイントが落ちにくくなっている。ロングテールっぽくなってる?うーん。
あと、「IT企業関連」や「ベンチャー企業社長」が順位を落とし、「公務員」が順位を上げたあたりは景気動向を反映してるって指摘だけど、それにしちゃ「声優」ってのはどうよ?ポイントの下落幅が大きい順をみると、一番の「ベンチャー企業社長」はいいとして、2~3位はそれぞれ「写真家」「芸術家」だ。他にも、フリーランスなど比較的雇用が不安定な業種でポイントが低下する傾向がみられるように思う。とすると、ますます「声優」がポイントを上げているのが不思議。それに、よくみたら「漫画家・イラストレーター・ライター」もポイントを上げているではないか。安定した職業とはとうてい思えないんだが、女性のヲタ化が進んだ、のだろうか?
あとは、「教師・塾講師」が大きくポイントを上げていることにも注目したい。「大学講師」のほうはほとんど変わらないにもかかわらず、だ。いったいこれは何だろうね。教師不信がやわらいだ?ポスドク問題への関心が高まった?うーんこれもわからん。
両調査の概要は下記のとおり。調査は両年とも10月に行われた。2008年10月の時点で「建築・不動産」がまだランキング入りしていて、しかもポイントを上げているってのはいったい。サンプルの構成に若干の差があるが、これが統計的にどう影響してるのかはよくわからない。要するに、そもそも景気動向を反映っていうあたりからしてあやしいのでは?という気がする。
調査の概要(gooリサーチのページからコピペ)
2008年
1. 調査対象 「gooリサーチ」登録モニター
2. 調査方法 非公開型インターネットアンケート(選択回答形式)
3. 調査期間 2008年10月21日~2008年10月24日
4. 有効回答者数 1,056名
【モニター性別】
男性 47.54%
女性 52.46%
【モニター年代】
~19歳 5.02%
20歳代 13.16%
30歳代 28.41%
40歳代 31.53%
50歳代 13.07%
60歳以上 8.81%
【モニター居住地】
北海道 4.92%
東北 5.49%
関東(東京以外) 26.14%
東京 17.52%
北陸・甲信越 5.11%
東海 10.32%
近畿 15.44%
中国 4.64%
四国 2.94%
九州・沖縄 7.48%
2007年
1. 調査対象 「gooリサーチ」登録モニター
2. 調査方法 非公開型インターネットアンケート(選択回答形式)
3. 調査期間 2007年10月24日~2007年10月25日
4. 有効回答者数 1,100名
【モニター性別】
男性 47.75%
女性 52.25%
【モニター年代】
~19歳 8.56%
20歳代 14.86%
30歳代 29.91%
40歳代 25.41%
50歳代 11.53%
60歳以上 9.73%
【モニター居住地】
北海道 3.78%
東北 5.32%
関東(東京以外) 26.40%
東京 17.84%
北陸・甲信越 4.68%
東海 10.72%
近畿 17.48%
中国 5.05%
四国 2.52%
九州・沖縄 6.22%
ま、もとよりそんなにつきつめて考えるようなネタじゃないね。しかし、そんなに医者がいいかね。いまどきはたいへんだよ?
※2008/12/1追記
一応念のため追記。これは半ば冗談でやってるのであんまりまじめに受け取らないでいただきたい。まじめにやるときには統計的に有意な差かどうかみたいなことをちゃんとやらなきゃいけないんだからね。
作者: HYamaguti
更新日:2008年11月30日 19時39分
Do Sports Fans Really Value Uncertainty of Outcome? Evidence from the English Premier League
Buraimo, Babatunde and Rob Simmons (2008). "Do Sports Fans Really Value Uncertainty of Outcome? Evidence from the English Premier League." International Journal of Sports Finance 2008, 3, pp.146-155.
要旨:
After controlling for a number of plausible influences on matchday attendance in the English Premier League, and with appropriate recognition of the censoring problem in stadium capacities, we find clear evidence that an increase in uncertainty of outcome is associated with reduced gate attendance. The conventional uncertainty of outcome hypothesis proposes precisely the opposite effect. We interpret this as suggesting that fans at EPL games, who are predominantly supporters of the home team, prefer to see their team play a much inferior team (and beat that team) rather than attend a game that is predicted to be close in score. Essentially, home fans prefer to see their team win rather than watch a draw or see the home team defeated.
スポーツの面白さは何で決まるのか?なんて人によってちがうじゃん、というのが一般的な考え方だろうが、プロスポーツの経営者や投資家ともなればそうはいかない。プロスポーツは映画や演劇と同じエンタテインメントビジネスであり、広告宣伝の一環としてコストセンター扱いしてくれるスポンサーがいれば別だが、そうでなければ一般の企業と同様、赤字を垂れ流し続けては存続できない。
日本ではまだまだのようだが、こういう方面の研究は海外ではけっこう進んでいたりする。いろいろなアプローチがあろうが、最もダイレクトなのは、ここに挙げた論文のように、観客動員数で計測するもの。ここではイングランドのプレミアリーグについて、「強さが均衡すると動員数が増えるか」を検証している。
これがスポーツビジネスにとっていかに重要であるかはいうまでもなかろう。たとえば日本のプロ野球にはドラフト制度というのがあるが、これはもちろん、有力選手が一部球団に集まることによって球団間で強さの差ができてしまうのを防ぐためのものだ。その裏には当然、観客動員数に関する考慮がある。アメリカのメジャーリーグで球団収入のプール制があるのも似た理由。つまり、この問題の帰趨によっては、プロスポーツ団体の運営に大きな影響がありうるということになる。
この点に関する仮説はおおまかにいって2通りだろう。1つは「強さが均衡したほうが面白いから観客動員数が増える」("uncertainty of outcome hypothesis"というらしい)、もう1つは「応援するチームが強いほうが観客動員数が増える」だ。それぞれちがう側面を見ているから、どちらもそれなりの説得力がある。じゃあ実態はどうなのよというわけだが、本論文は、プレミアリーグの場合、応援するチームが同じくらいの強さのチームと対戦するときより、弱いチームと対戦するときのほうが観客動員数が多い、と報告している。細かいところは原論文にあたっていただきたいが、それなりにいろいろな条件を考慮してはいて、素人がすぐさま思いつきそうな「とはいってもよーこーゆー要素もあるんじゃねーかー」的突っ込みには一応対処してあるようだ。
とはいえ、これが一般的な傾向というわけでもなさそう。というのも、本論文で紹介している先行研究の結果は分かれているからだ。要するに、試合結果に関して予想される不確実性が増すと当該スポーツへの需要が増えるとするものも、影響ないとするものも、減るとするものもあるということ。もちろん「不確実性」の定義も計測方法もいろいろあるので直接比較できないものが多いようだが、ともあれ結論としていろいろあることにはちがいない。軽く書いとくと、MLBとNBAについては、不確実性が高いほうが動員数が多いとする最近の研究があり、EPLについては本論文で逆の結果が示されたということになる。
ちょっと面白いのは、動員数と「ホームのチームが勝つ確率」との関係で、U字型になるらしい。要するに、ファンは応援するチームが勝つ確率が高いゲームのときと、勝つ確率が低いゲームのときに来場しやすいということ。応援するチームが強いときはいいとして、弱いときも応援に行くってのが面白い。著者はこれを「ダビデvsゴリアテ効果」と呼んでいる。日本だと「阪神効果」かなと思っていたが、今年は強かったのでこれは使えないね。まあ「判官びいき」ということだな。
というわけなので、これをもってプロスポーツ全体に一般化した話をすることもできないし、国ごとにちがうかもしれないので、ひとことではいえないことになる。つまりは、まだ研究が必要ということ。本論文の参照論文リストをみると、それほどたくさん研究者がいるようでもないんだが、それでも論文はずいぶん出てきているようだ。日本ではどうなんだろう?このあたりの研究っていうのはなされてるんだろうか?
ちなみにこのジャーナル、一般の図書館にはなかなかないかもしれないが、電子的に買うこともできる(こちら)。
作者: HYamaguti
更新日:2008年11月25日 2時52分
非常事態こそトップの能力が問われる
損害を蒙る可能性、というのがリスクの一般的な定義かと思う。 失敗の確率がゼロでないとすれば、徒に責任のみを追及するの は非生産的だ。しかしうやむやにしていいわけではない。情報は 一部の人だけでなく、開示して広く共有していく必要がある。 五十歩百歩というなかれ。最初に隠蔽しようとすると、後で必ず 四苦八苦となる。迅速かつ誠実に情報を公開していくことこそが 億単位の資金に責任を持つトップには求められる。特に、危機を 円満に乗り切れるかどうかは、トップの対応にかかっている。
作者: HYamaguti
更新日:2008年11月18日 20時51分
「ストローはいりません」
ストローはいりません 4年1組 山口 浩
ぼくは、学校の近くにあるコンビニによく行きます。おこづかいで、飲み物を買ったりするのですが、そのときに、気になることがあります。なぜ、コンビニの店員の人は、飲み物を買うとストローをくれようとするのでしょうか。
ぼくが買う飲み物は、ペットボトルや、紙パックなどです。紙パックの飲み物の中には、あなが小さくて、はじめからストローがついているものもありますが、そうでない紙パックのときでも、コンビニの店員の人は、何も言わないのに、袋にストローを入れてくれます。ペットボトルの飲み物のときも、たまにストローを入れます。でも、ぼくは、ストローを使いません(はじめからストローがついている飲み物のときは使います。そうしないとうまく飲めません)。ストローはお母さんがとっておいてくれますが、うちで飲み物を飲むときにストローは使わないので、たまっていくだけです。どうせ後ですてることになるので、どうみてもむだです。
ぼくは、ストローなんか使わなくても飲めるのに、なんでストローをくれるんだろうと思って、お父さんに「なんでコンビニの人は飲み物にストローをつけるの?」と聞いてみました。そしたら、お父さんは、「そのほうが飲みやすいと思うからだろ」と答えました。それで、ぼくが、「でも、ぼくはストローなんか使わないよ?」と言ったら、お父さんは、「大人の女の人なんかは、口紅が落ちないように、ストローを使って飲むんじゃないかな」と言いました。
ぼくが、「でも、ぼくは大人の女の人じゃないよ?」と言ったら、お父さんは「たしかにどう見てもそうだねえ」と言いました。それで、お父さんは、「コンビニの人が、ストローをつけろって教えられてるのかもしれないね」といいました。それから、お父さんは、「そもそもさ、ストローで飲むことがある飲み物と、そうじゃない飲み物があるでしょ?」といいました。
「たとえば?」とぼくが聞いたら、お父さんは、「たとえば、大人が飲むビールはストローを使わないよね?温かいお茶やコーヒーもそうだね。でも冷たいお茶やコーヒーはストローがついたりつかなかったり」と言いました。それで、ぼくが「ほんとだ」と言ったら、お父さんは、「それに、おそば屋さんでジュースをたのむとストローはつかないことが多いけど、ファミリーレストランではふつうつくよね。高いレストランだったらつかないことも多いかなぁ。ほかにもいろいろな場合があるよ」と言いました。それで、お父さんは、「つまり、ぜっ対こうじゃなきゃいけない、という決まりがあるわけじゃないんだよ」と言いました。
「じゃあ、どうしたらいいの?」とぼくが聞いたら、お父さんは、「いらないなら、ことわればいいじゃない」と言いました。ぼくは、やっとわかりました。ぼくがさい初からそう思わなかったのは、「聞くなんてめんどくさい」と思ったからです。だからコンビニの店員の人がちゃんと考えてくれれば、と思ったのです。でも、きっとコンビニの店員の人も、お客さんにいちいち「ストローはいりますか?」と聞くのがめんどくさいのでしょう。だから、ストローをつけないでいて、お客さんから「つけてください」って言われないですむように、はじめからつけておくようにしているのでしょう。「コンビニの人は、後ろにならんでるお客さんを待たせないために、いちいち聞く時間をせつやくしようとしてるんだよ」とお父さんは言いました。
ぼくは、「でも、それじゃストローがむだになっちゃうよ」と言いました。「そう。だから、お店の人がストローを入れようとしたときに、ストローはいりませんっていえばいいんだよ。」とお父さんは言いました。これなら、あまり時間はむだにならないから、コンビニの店員の人もいやがらないでしょう。それに、むだがなくなって、コンビニのもうけもふえるし、かんきょうにもやさしいです。
「コンビニだけじゃないね。ファミリーレストランのジュースだって、コップから直せつ飲めばいい」とお父さんは言いました。ぼくが「じゃあハンバーガー屋さんのジュースは?ふたがついてて、ストローで飲むようになってるよ」と聞いたら、お父さんは「ああ。あれはむずかしいね。子どもがコップをたおしてもあんまりこぼれないようにっていうことだろうからなあ」と言いました。
「そうか。こぼしちゃったらそうじも大変だしね」とぼくが言ったら、お父さんは、「そうそう。こういうことは、むりをしても続かないんだよ。お店にもいろいろつごうがあるからね。いろいろ新しいことをやってみるのも大切だけど、まずはみんなが、それぞれ自分ですぐできることから始めないとね」と言いました。それから、お父さんは、「ほんとは、お店の人も、ストローいりますか?って聞いてくれるといいんだけどね。もう聞くようにしてる店員さんもたくさんいると思うけど」と言いました。
それで、ぼくが「じゃあ、まずぼくにできることは、レジでストローいりませんって言うことだね」と言ったら、お父さんは、「もう一つあるよ。あんまりジュースを買わないこと。かんきょうのことを考えるのも大事だけど、その前に、むだづかいをしないってことを学ばないと」と言いました。こんなところでおせっきょうするのはずるいと思いました。それで、お父さんに、「じゃあお父さんも、ビールはむだづかいだから飲まないほうがいいね」と言ってやりました。
作者: HYamaguti
更新日:2008年11月18日 2時17分
「ナンバーワン」でも「オンリーワン」でもない学生の皆さんへ伝えたい3つのこと
最近の大学生の就職活動は3年生の時点で始まるらしい。私の職場は新設3年目なので、最上級生が3年生。いまあちこちの就職セミナーやら説明会やらに飛び回っていて、欠席がけっこう目立ったりする。大きな転換点を前にすれば悩みがつきないのはしかたがないことで、せいぜい悩め若人よ、と笑い飛ばしたいところだが、そうもいっていられない。最もポピュラーなのは「自分の“売り”はどこか?」という点だ。思えば大学時代さしたることもなくすごしてしまった、何かすごい才能やら特技やらがあるわけでもない、これでは競争に勝てるはずなどないではないか、といった感じか。気持ちはよーくわかる。自分自身が今でもよく同じような気持ちになるからだが、とはいえ年の功というやつもあって、そういう焦りとの折り合いのつけ方も多少は学んだ。
そんなあたりを、奔走している学生の皆さんの気休めになるかどうかわからないが、ちょっとだけ書いてみる。似たようなことを前にも書いたような気がするのだが、まあ続編だとでも思っていただければ。
(1)世の中のほとんどの人は「ナンバーワン」でも「オンリーワン」でもない
いうまでもないことだが、確認しておきたい。定義のしかたにもよるが、一般的な意味において、世の中に、「ナンバーワン」ないし「オンリーワン」の能力を持っているような人は、ほとんどいない。野球選手がすべてイチローや松坂というわけではないし、野球選手がすべてプロ並みの水準であるわけでもない。
「誰もが特別なオンリーワン」なんていう歌もあって、一般的な意味ではそれも否定はしないが(あんまり好きじゃないけど)、少なくとも仕事をする場において求められる能力に関していえば、「オンリーワン」というのは、それらの一般的な能力に関する局所的な「ナンバーワン」ぐらいにみたほうが適切かと思う。極端な話、仮に「細菌と話す」なんていう能力を持っている人がいたとしたら、これは「オンリーワン」にはちがいないだろうが、一般的な企業でそうした能力を生かす場はほとんどなかろうから、それ自体では評価もされまい。その意味で、少しだけ「安心」していいのではないか。自分が他人と比べて自慢できるものが何もないからといって、自分はだめだと決め付けてしまう必要はない。たいていの人がさして変わらない状況のはずだからだ。
もちろん、「凡人」の間にも大きな差がある。就職活動に際して、大学名や専攻内容、成績、サークルやその他の活動などで、なんらか「語るべき実績」があればいいが、そういうものがない、あるいはあってもわざわざ語るほどのものではないという場合、いったい何をアピールすればいいのかと途方にくれてしまうかもしれない。本当に何もない場合はしかたないが(そういう場合は、就職マニュアル本によくある「ものごとをポジティブに話すやり方」が必要だろう)、何らかあるのであれば、たいしたものではなくても、それをふつうに話せばいいと思う。理由は簡単で、そういう人はたくさんいるからだ。採用担当者自身も就職のときは同じように悩んでいたかもしれないし、そうでなくても慣れたもので「はいはい」と受け流してくれるだろう。
(2)多くの企業は「ナンバーワン」や「オンリーワン」ばかりを求めているわけではない
企業は、優秀な人材を求めている。しかし、だからといって「ナンバーワン」や「オンリーワン」ばかりを探しているわけではない。職場にはたくさんの人が必要で、求められる能力もさまざまだ。スポーツのチームが四番打者やエースストライカーだけで成り立つのではないように、企業にもさまざまな人材がいる。その中には、「自分には何の取り柄もない」と悩みながら就職した人たちも数多くいるはずだ。彼らはいまや会社をリードする人になっているかもしれないし、足を引っぱる人になっているかもしれないが、多くはごくふつうに、それぞれの領域で企業活動の一翼を担い、企業を支える人材になっているだろう。会社の仕事の中にはとてつもなく難しいものもあるが、多くはそこそこの能力があればふつうにこなすことができるようになっている。会社で働く大半の人は「平凡」な能力しか持ち合わせないから、そうでなければ会社の仕事は回っていかない。
一応企業にも勤めた経験から考えると、そうした世の中の大半の企業がほしいのは、ずば抜けた能力の持ち主より、まずは「ふつうにきちんと仕事をしてくれる人」、「上司の指示をまじめに聞いてくれる人」、そして何より「職場の仲間として受け入れられる人」ではなかろうか。学生の皆さんには想像もつかないかもしれないが、企業で活躍している人たちも皆、かつて学生だった。おそらくそのうち少なからぬ割合の人たちは、「自分にはさしたる取り柄もない」と悩んでいたはずだし、職場の先輩諸氏(※誤字訂正)から「頼りない」「凡庸」「こんなんで大丈夫なのか」と思われていたのではないかと思う。企業の面接担当者だって、そのころの自らの姿を思い出せるなら、学生にそんな高い水準を求めたりすることなどできないはずだ。
もちろん、人気の高い企業には、平均してレベルの高い(より企業にとって望ましい属性を備えた)人が集まるだろうから、学生間の競争も厳しくなる。大学生の人気ランキング常連の企業群をはじめ、より規模の大きな企業、業界順位が上の企業、初任給の高い企業、旧財閥系企業、マスメディアでしばしば取り上げられる企業などでは、自然と採用枠をはるかに上回る人数の学生が押し寄せることになる。結果として、そのうちの多くの学生は、「遺憾ながら貴意に添いかねる結果となりました」(学部卒の採用でこの文言を目にすることは少ないかもしれないが、そういう文書を山ほど受け取った身にとってはほんとに身震いするぐらいこわいんだよこのことば)という結果になる。だからもちろん、学生時代をのんべんだらりと過ごすよりは、いろいろやったほうがいいと思う。いくら面接で口だけ「こつこつやる性格です」といってみたところで、それをそのまま真に受けるほど採用担当者も甘くはない。
でも、忘れないでほしい。企業の間にも人材の獲得に関する競争があるのだ。プロ野球選手がイチローや松坂ばかりではないように、企業も電通やフジテレビばかりではない。日本には企業がだいたい150万社ぐらいあるそうだが、そのうち99%は中小企業だ(雇用ベースだと7割ぐらいらしい)し、東証の上場企業に至っては、マザーズまで入れても全部でたったの約2400社しかない。高望みできない状況の学生が多いのと同じ意味で、高望みできる状況にない企業もたくさんある。最近は景気が悪くなってきてるが、定年退職だってあるし、人を補充しないわけにはいかない。きちんと毎朝定時に出社して、いわれたことをきちんとこなして、職場の同僚とうまくやっていける人なら、「ぜひ来てください」っていう企業が1社くらいあってもおかしくないのではないか。
(3)時間をかければ、「ナンバーワン」になれるかどうかはわからないが、「オンリーワン」になることはたぶんできる
「ナンバーワン」や「オンリーワン」の能力を持つことは難しくても、職場に溶け込んでちゃんと仕事をしていれば、「オンリーワン」の存在になることはできる。人は、機械の部品ではない。人の価値は、能力だけで決まるのではない。職場は1つのチームでありコミュニティでもある。そこで働く中で培われる人間関係は、企業にとってその人の価値を示す重要なファクターだ。そうした人間関係はその人固有のものだから、時間がたつうちに、その人はチームの中で、自然と「オンリーワン」の存在になっていくだろう。
なんだそんなことあたりまえじゃないかという人もいるかもしれない。そんなのじゃ意味ないとかいう人もいるかもしれない。希望する企業・業界で、希望する仕事をして、自己実現したい。そうでなきゃ働きたくないと。あるいは、世間的に自慢できる企業でなんとなくかっこいい仕事をして、高い給料をもらいたいと。要するに、「普通」じゃいやってわけだ。これもいいたいことはよくわかる。
でもね、と思う。なんで「特別」「自分だけ」じゃなきゃいけないんだろう。「普通」「みんなと同じ」でいいじゃないの。「オンリーワン」志向もそうだが、なんか皆、「特別じゃなきゃ」が強迫観念みたいになってるような気がする。繰り返すが、世の中「特別」な人なんて、実際のところほとんどいないんだよ?よほどの人なら別だが、ほとんどの人にとって、「特別さ」によりどころを求めるのって、かなり不毛だと思う。
いま会社で働いている人たちの多くは「ナンバーワン」でもなければ「オンリーワン」でもなくて、大学時代で自慢できることなど何もなかったごく「普通」の人たちのはずだが、それぞれふつうに働いて、あくせくしたりのんびりしたり、怒ったり焦ったり、しょげかえったり冷や汗かいたりしながら、それなりに「活躍」してる。その一方で、一部には学生時代にいい成績をとったり難しい資格を取ったり、大きなイベントを運営したりアルバイトしたり、サークルのリーダーだったりスポーツでいい成績を挙げたりといった大きな実績のある人もいて、その人たちもやっぱりふつうに働いて、あくせくしたりのんびりしたり、怒ったり焦ったり、しょげかえったり冷や汗かいたりしながら、それなりに「活躍」してる。働き始めて5年もすれば、その人がどこの大学の出で、大学時代どんなことをやったかなんてことは、ほとんど誰も話題にしなくなる。その程度のことだ。
もちろん、就職活動時に、大学時代に何をやったかが問われないというわけじゃないから、その時点で差がつくだろうことは否定できない。特に多くの学生が殺到する人気企業や、そこまでいかなくても条件のいい企業なんかの場合は、自分と同じような志願者が集まるだろうから、それなりの競争は避けられない。特に最近は景気も悪くなってるからなおさらだ。そこで競争に勝てなければ、たとえ正社員として就職できたとしても、それまでまったく名前も知らなかった企業、関心のなかった企業に「もぐりこむ」のがやっとかもしれない。
でも考えてみれば、そもそも学生が名前を知ってる企業、「入社したい」と思う企業なんて、ほんの一部だ。そのほかにもすぐれた企業、すごい企業、ユニークな企業はたくさんある。それに、実際に働いて楽しいかどうかは、企業そのものよりも、具体的な仕事や現場での人間関係なんかで決まってくる部分が大きい。もちろん全員じゃないだろうが、就職は不本意だったけど今ではよかったと思ってるって人は、かなりいるんじゃないかな。だから、学生の狭い視野で就職活動の成功や失敗を語るのって、たぶん、よくある言い方でいえば、文字通り「10年早い」。
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仮に就職活動がうまくいかなかったとしても、そこですべてが終わるわけではない。過去は変えられないが、未来は変えられる。どうしても不満なら、「次」を探せばいい。最近は、転職も以前よりずいぶんしやすくなった。ただし、すぐ転職したくなるほどいやな職場でも、まじめに働いていたほうがいい。転職の面接でも、必ず聞かれるよ。「前の会社でどんな仕事をしていましたか?」って。学生を採用する場合と比べて、転職者の採用の場合には、「可能性」よりも「実績」に着目する部分が大きいはず。
つらい仕事、めんどくさい仕事、つまらない仕事があったとしても、「経験値」を上げて次のステージに移るための「クエスト」と考えてみたらいい。そうやって仕事をきちんとしていれば、より大きな仕事を任せられるチャンスがくるかもしれない。会社で活躍している人の中には、そうやってチャンスをつかんだ人がたくさんいるはずだ。「あの人は○大卒だから」「大学時代に国体出たんだって」みたいな過去の栄光だけで生き残れるわけがない。
就職活動をしているくらいの年齢のほとんどの大学生にとって、大学受験の苦労はもう笑い話になっているだろう。同じような意味で、就職活動のあれやこれやも、入社して何年かたてば、居酒屋の与太話のネタにしかならないくらいの「笑い話」になる。たぶん。そうなる日を信じて、今はがんばってもらいたい。健闘を祈る。
作者: HYamaguti
更新日:2008年11月16日 0時19分
おもちゃ性格診断・・?
ちょっと前に、「どうぶつ占い」というのが流行った。人を動物になぞらえてタイプ分けする、という類のものだ。それとちょっと似ているが、ゼミ生の中に、人をおもちゃにたとえるのが上手な人がいたので聞いてみたら、私はこんなイメージなのだそうだ。いろいろな面があってそれぞれ面白い、というぐらいの意味らしいが、けっこううれしい。
「おもちゃ占い」ってのはけっこうありうるなと思ったら、もうあった。それによると私は「ブロック」だそうだが、これは単に名前とかを入れて機械的に出すものだから、特段の感想はない。やはり本人を見たうえでの「いたずら1歳やりたい放題 ビッグ版NEW」のほうがいい。
自分自身でこうありたいと思っていた路線は、うまくいえないがあえてひとことでいえば「開けるたびに何が出てくるかわからない宝箱」みたいな感じ。属性でいうなら、何が出てくるかわからないドキドキとどんなかたちにもなりそうな柔軟性と、何でも出てきそうなキャパシティと。おもちゃだとこういう感じだろうか。これら全部をいっぺんにというのは正直だいぶ難しそうだけど。
作者: HYamaguti
更新日:2008年11月9日 2時40分
ニコニコ動画「カトカン公式チャンネル」スタート!
「カトカン」こと加藤寛嘉悦大学学長がニコニコ動画に「降臨」した話は前に書いたんだが、その後かなり注目を集めたようで、とうとう公式チャンネル「嘉悦大学TV」の開設となった。開口一番「小沢一郎や麻生太郎より自分のほうがニコ動進出は先」と一発かましていて、相手がこの人じゃ両党首も苦笑いするしかなかろうが、とにかくセンセイますますノリノリなのである。「らきすた」まで言及するに至ってはなにをかいわんや。「ローゼン閣下」という呼び方にならえば、「らきすた先生」とでもお呼びするしかあるまい。ともあれ、引き続き突っ走っていただきたいものである。 【ニコニコ動画】嘉悦大学公式チャンネルオープニングビデオ。あ…カトカンだ!
作者: HYamaguti
更新日:2008年11月7日 5時53分
エコノミストによる株価予測:年末と底値
週刊朝日2008年11月14日号に「エコノミスト22人が年末&底値株価大胆予測 もう一度くる底値」という記事が出ていたのでメモ。こういうところに出てこられる方ってほんとに「大胆」だな、と思うが、貴重な機会なので、勝手にコンセンサス予測をやってみる。この記事では、年末時点の日経平均株価、株価の底値、円の最高値とその実現する時期について22人のエコノミストが予測を語っている。ざっくり計算すると、年末の株価予測値の平均は9,282円。底値については、先日の底値水準、約7000円あたりを予測する声が多いようだ。今は戻してそれより高い水準にあるわけだが、もう一度下げる場面がある、ということらしい。円の最高値の予測値平均は約86円、年内に実現するとの声が強い。以下敬称略。 上野泰也(みずほ証券チーフマーケットエコノミスト) 年末の株価 9500円 株価の底値 6300円 円の最高値 88円 その時期 11~12月 大嶋和隆(楽天証券経済研究所チーフストラテジスト) 年末の株価 11000~12000円 株価の底値 底は打ったと期待 円の最高値 80円台 その時期 年内 川口一晃(金融経済ジャーナリスト) 年末の株価 9800円 株価の底値 6300~6500円 円の最高値 85円 その時期 来春 木内登英(野村證券金融経済研究所チーフエコノミスト) 年末の株価 8000円 株価の底値 6800円 円の最高値 90円 その時期 11月上旬または09年1月 北浜流一郎(株式アドバイザー) 年末の株価 10000円 株価の底値 7500円 円の最高値 92円 その時期 年内 北山久行(オリックス証券社長) 年末の株価 10200円 株価の底値 6994円 円の最高値 80円割れ その時期 ここ数ヶ月 木村佳子(株式評論家) 年末の株価 8700円 株価の底値 5000円台の可能性も 円の最高値 80円 その時期 09年5月末まで 嶌峰義清(第一生命経済研究所主席エコノミスト) 年末の株価 8500円 株価の底値 7000割れもある 円の最高値 90円 その時期 今年末 白川浩道(クレディ・スイス証券チーフエコノミスト) 年末の株価 1万円 株価の底値 長期的には5000~6000円 円の最高値 75円 その時期 今年末 杉浦哲郎(みずほ総研チーフエコノミスト) 年末の株価 8500円 株価の底値 7000円 円の最高値 90円 その時期 12月 瀬川剛(新光証券エクイティストラテジスト) 年末の株価 10500円 株価の底値 7000円 円の最高値 90円 その時期 11月 瀬良礼子(住友信託銀行マーケット・ストラテジスト) 年末の株価 9500円 株価の底値 7000円 円の最高値 90円 その時期 11月前半 泰松真也(みずほ総研経済調査部シニアエコノミスト) 年末の株価 8500円 株価の底値 7500円 円の最高値 80円台 その時期 年内 高島修(三菱東京UFJ銀行市場業務部チーフアナリスト) 年末の株価 9000円前後 株価の底値 すでに底を打った 円の最高値 80円 その時期 来年半ば~後半 宅森昭吉(三井住友アセットマネジメントチーフエコノミスト) 年末の株価 9000円 株価の底値 7000円前後 円の最高値 90円台前半 その時期 来年半ば~後半 平野憲一(立花証券執行役員) 年末の株価 10000~11000円 株価の底値 7000円前後 円の最高値 90円 その時期 年内 廣重勝彦(ばんせい証券トレーディング本部長) 年末の株価 9500円 株価の底値 7000円 円の最高値 90円90銭 その時期 ピークは越えた 藤井英彦(日本総研調査部長) 年末の株価 8000円 株価の底値 7000円 円の最高値 85円 その時期 来年後半 藤戸則弘(三菱UFJ証券投資情報部長) 年末の株価 9000~10000円 株価の底値 7000円割れもある 円の最高値 90円 その時期 年内にも 櫨浩一(ニッセイ基礎研究所経済調査部長) 年末の株価 8000~9000円 株価の底値 7000円 円の最高値 85円 その時期 今年末 門司総一郎(大和住銀投信投資顧問チーフストラテジスト) 年末の株価 9000円 株価の底値 7500円 円の最高値 92円 その時期 11月 矢嶋康次(ニッセイ基礎研究所主任研究員) 年末の株価 8000円 株価の底値 すでに底を打った 円の最高値 85円 その時期 09年上半期 これで年末の楽しみができた。さてどうなりますやら。
作者: HYamaguti
更新日:2008年11月6日 3時26分
「ド」はシカの「ド」、しかもメス
思い切り小ネタ、かつけっこう有名な「なにをいまさらな」話なんだが、個人的に「へえ」だったので書いとく。「ドレミの歌」という歌がある。あの有名なやつ。あの中で「ド」は「ドーナツ」のドなわけだが、元の歌は「The Sound of Music」だから英語なんだろう。では英語の原曲では「ド」は何の「ド」だったのか?と思いたって調べてみた。
ま、ほんのちょっと調べりゃすぐわかる話なんだがね。
「思い立って」というのもなんだかおおげさ。要するに、これは英語だとちがうだろうなぁ、という疑問。仮に「ドーナツのド」がありえたとしても、「レ」って「Re」だから「Lemon」じゃないし、「みんなのミ」なんてありえないし、というわけ。これまで何度も「どうなんだろう?」と思いつつ「めんどくさいからいいや」とかたづけてきたのを、「ちょっと調べてみるか」と気が向いたというだけの話。
長々とひっぱるような話でもないのでさっさと書くと、当該部分は英語ではこういう歌詞になってる。
DO - a deer, a female deer
RE - a drop of golden sun
MI - a name, I call myself
FA - a long long way to run
SO - a needle pulling thread
LA - a note to follow SO
TI - a drink with jam and bread
That will bring us back to do oh oh oh
ふうん。「ド」は鹿ね。でもなんでメスなんだろう?それにそもそも「ド」じゃなくて「ディ」じゃん。「door」かなにかにしておけばよかったのに。まあいいけど。(※追記:コメント欄参照。「Do」は「doe」つまり雌鹿である旨のご指摘を受けた。多謝。まあ要するにこのくらい無知ってことだ。こういうところで底の浅さが出るね)「レ」はray、一筋の光、みたいな感じかな?「ミ」は自分かあ。「ファ」は遠く。「ソ」はsew、縫うってことね。このあたりはそのまんまだな。でも「ラ」は「ソ」の次だって。よほど思いつかなかったんだろうか。「シ」は「Ti」っていうのか知らなかった。で、お茶ってわけだ。ジャムとパンも一緒に。
ほぼ一瞬にして長年の疑問が解消した。いや調べてみるもんだ。なんかあまりにあっけなくて、あんまり得した気分にはならないな。とはいえ、日本語の歌詞を考えた方(Wikipediaによるとペギー葉山らしい)もいろいろご苦労があったんだろう、というぐらいの想像はめぐらしてみる。「ソ」は青い空、あたりはその痕跡が偲ばれるね。「ラ」は「ソ」の次、というよりよほど気が利いてる。考えてみれば「ポケモン」だって、各国で名前がちがったりする。たとえば「フシギダネ」は英語だと「BULBASAUR」、フランス語だと「BULBIZARRE」、ドイツ語だと「BISASAM」なんて変わるらしい。「BULBASAUR」は「球根トカゲ」「球根ザウルス」ぐらいになるんだろうか。個人的にはフシギダネが「ダネダネ!」と鳴かないのは受け入れがたいのだが、ともあれそういう名前をひとつひとつ考えていくのは手間がかかるはず。翻訳ってたいへんなんだな。
ま、あくまで小ネタということで、このあたりでやめとく。「ドレミの歌」を含め、名曲ぞろい。久しぶりに見てみたくなったりする。
作者: HYamaguti
更新日:2008年11月3日 0時7分
オバマ vs. クリントン 戦いの歴史を振り返るwidget
小ネタ。もうすぐ決着のつく米大統領選だが、もう決着のついちゃった米民主党代表候補争いの経過をたどるウィジェットがNewsFuturesで提供されているので貼っとく。もともと、NewsFuturesでやってた予測市場の価格を候補の顔の大きさであらわすウィジェットがあったのだが、それを時系列でたどれるムービー仕立てにしたものらしい。今は大統領選の予測市場についてのウィジェットをこのサイトのサイドバーにも貼っているのでご存じの方もいるだろう。こういうのを見ると、アメリカの政治ってのはエンタテインメントなんだな、と思う。だからこそあれほど盛り上がるわけだ。日本もそっち方向にいくのかどうか、いくべきなのかどうか、いろいろ意見はあるだろうけど。
作者: HYamaguti
更新日:2008年10月31日 17時22分
衆院選予測週刊朝日081107
週刊朝日2008年11月7日号に「自民最新調査で当確「130」の衝撃!11月30日総選挙なら「自民は自滅」」という記事が出ていたのでメモ。 自民党が10月18、19の両日に実施した世論調査結果が「当選確実なのは小選挙区70人、比例区60人。77人がボーダーライン」だったそうな。「接戦をすべて制しても、自民党は207議席。常識的には自公でも過半数に届きそうにない」のだとか。この情勢を受けてか、衆議院総選挙は先送りになる方向、との報道が駆け巡っている。この記事では、「解散時期の次の焦点は、年明けの通常国会冒頭あたりになりそうだ」としている。 ふうん。
作者: HYamaguti
更新日:2008年10月28日 16時15分
2008年はどう予測されていたか
2008年1月5日にこんな記事を書いた。あちこちで2008年がどう予測されているかを拾ったもの。もとより「予測は二度美味しい」(by 自分)わけだが、今年は特に楽しめる。ちょっと気が早いが、再び。元記事も併せてご参照いただければ。
まずは、過去に出された予測本。
まずはこの本。私の大好きな「2008年 IMF占領」。
いや、動いたね、IMF。ただ、ちょっと国がちがった。残念。アイスランドにベラルーシ、それにパキスタンあたりが支援要請してるようだが、この本が「予測」した「日本の国家破産」は「まだちょっと」みたい。あと原因もちょっとちがうね。まあ「小さいこと」は気にしないってことかな。
あとこの本も。浅井隆著「最後の2年 ― 2007年からはじまる国家破産時代をどう生き残るか」第二海援隊、2005年。
ちょっと引用。
特に二〇〇七年にさまざまなことがスタートする可能性が高いだろう。インフレと円安が始まり、ほとんどの国民が「何かがおかしい!」と気づき始める。国債価格も徐々に下がり始め、金利が上昇し始めることだろう。さらに金利上昇の影響で政府の国債利払いは膨大な額となり、ついには予算の組めない日がやってくる。この時期こそ重大なポイントである。
おお。現在の物価動向を何と呼ぶかは、直近の状況を含めるといろいろ意見があるかもしれないが、少なくともこの本が想定していた理由とは「ちょっと」ちがうかな。金利状況も、うーん。まあそういうとこは気にしないっと。そういえばこの方、あと2年ほどで「徳政令」が出されるのではないか、と予測しておられたのだったっけ。期待に胸膨らます皆さんもおられよう。はてさて。
しつこくもういっちょ。青柳孝直著「日本国倒産への13階段―もう止められない!日本はこうして壊れていく」総合法令、2004年。
で、この方の「予測」はこうだった。
日本はアメリカと国際金融資本に握られる。
なんか遠い目に。いやしかし待て。
年内に一万円を割り込み、最終下値目標は〇四年の安値レベルの七六〇〇円。
おお!株価8000円割れを予測していた!!・・といっても、ここで書いてる「年内」とは2005年のこと。本書では、その後買い局面がやってくる、としている。さぞかしこの方つぎこんでいるのではなかろうか。合掌。あとこの方、日本の銀行や病院が皆「キャバクラ化」すると大いなる期待を込めて書いておられるが、「残念」ながら現在までそのような状況が生まれているという話は聞かない。新しいビジネスモデルとして提案されてはいかがか。
それはいいとして、比較的最近の予測も振り返っておこう。
「丸ごと一冊総予測2008;波乱の幕開け」
週刊ダイヤモンド2007年12月29日・2008年1月5日号
農林中金総合研究所主任研究員南武志氏
「今後三年間の経済成長率を予測すると、〇八年度は海外経済減速を受け一%台にとどまる。消費税増税前の駆け込み需要もあり、〇九年度は三%へ上昇する。一〇年度はその反動があるが、家計部門の改善が進み二%台前半となるだろう。
野村證券金融経済研究所チーフストラテジスト岩澤誠一郎氏
〇八年の春先までは日本株は、一万四五〇〇~一万七〇〇〇円のボックス圏、場合によってはボックスの下限割れが続くだろう。(中略)〇七~〇八年初頭の株価調整に続くのは、〇五年にいったんふくらんだ期待が実現に向かうことを評価する力強い上昇相場である。
JPモルガン・チェース銀行東京支店チーフFXストラテジスト佐々木融氏
・・少なくとも〇八年後半まではドルの対円での下落基調は続くだろう。〇八年中頃までにドルは対円で九八円程度まで下落、ユーロは対ドルで一・五五ドル程度まで上昇すると予想する。
〇八年後半から〇九年にかけてはドルが一時的に反発する公算がある。(中略)ただ、一〇年は再びドル反落を予想する。
またしても遠い目。
「景気はただ生き長らえているに過ぎず年後半は趨勢が大きく変わる可能性」
日経ビジネス臨時増刊「総力特集徹底予測2008」
スフィンクス・インベストメント・リサーチ代表取締役藻谷俊介氏
不調な米国のウエートが相対的に低下してきたお陰で、2008年の世界経済はまずまずのスタートを切ることになろう。日本経済も、外需と内需の両面で、当初から崩れることは考えにくい。今しばらくは生き長らえるイメージで良いだろう。(中略)あくまで生き長らえているだけという認識を忘れず、年後半は特に慎重に進むべきだろう。
おお。確かに「慎重に進むべき」だろうなぁ。
「50年に一度の株価クラッシュが始まった!」
週刊文春2007年11月22日号
生活経済アナリスト水澤潤氏
十月十一日に史上最高値を記録したアメリカ株が急落を続けている。
不気味なことに、今年のアメリカ株の動きは、過去二回の大暴落直前の株価の動きを正確にトレースしているように見えるのだ。このまま進めば、五十年に一度規模の大暴落Xデーが十二月五日頃にやってくる。そのとき、ダウ平均は高値から四割も暴落しているかも知れないのだ。
アメリカ株が暴落すると日本経済にも破滅的な影響が避けられない。
おおお!
これはまさにドンピシャ。12月ではないが、ダウ平均は一時の高値の14000ドル近辺から8300ドルあたりまで下がってる。だいたい4割下落。ご本人こっそり小躍りしてるんじゃないだろうか。
以下の方々は残念な結果に。
「『サブプライム動乱』はある!プロ20人が狙う100銘柄」
サンデー毎日2008年1月6・13日号
今回、株投資の20人のプロに「08年上半期の日経平均株価」を予想してもらったが、下値の平均株価は1万4135円、上値の平均は1万7149円となった。
個別には以下の通り。
経済キャスター雨宮京子氏
下値14,500円、上値17,500円
株式評論家石川宏氏
下値14,500円、上値16,800円
タイ株ドットコムアナリスト石田高聖氏
下値14,000円、上値17,500円
経済株式評論家犬丸正寛氏
下値14,800円、上値16,900円
ストックボイス・キャスター岩本秀雄氏
下値15,000円、上値18,000円
株式評論家植木靖男氏
下値15,000円、上値16,500円
金融ジャーナリスト川口一晃氏
下値14,200円、上値17,500円
ファンドクリエーション、インベストメントアナリスト木下晃伸氏
下値14,500円、上値17,500円
株式評論家木村佳子氏
下値14,000円、上値16,300円
フィスコチーフアナリスト佐藤勝己氏
下値14,500円、上値17,000円
スガシタファイナンシャルサービス代表菅下清廣氏
下値14,500円、上値17,500円
経済評論家杉村富生氏
下値14,700円、上値16,600円
経済アナリスト田嶋智太郎氏
下値14,500円、上値18,500円
アセットベストパートナーズ ディレクター中原圭介氏
下値14,000円、上値17,500円
経済ジャーナリスト仁科剛平氏
下値14,000円、上値16,670円
東京IPO編集長西堀敬氏
下値13,500円、上値18,000円
株式投資コンセプター葉室みどり氏
下値14,000円、上値16,500円
T&Cフィナンシャルリサーチ、日本株情報部マネージャー東野幸利氏
下値14,000円、上値17,000円
ファイナンシャルプランナー深野康彦氏
下値12,500円、上値17,200円
カブ知恵代表取締役藤井英敏氏
下値12,000円、上値16,500円
円=ドルレートに関しては、「例のあの人」がなかなかいい線。
「2008『ドル崩壊』であなたの『資産消失』緊急シミュレーション」
週刊ポスト2008年1月4・11日号
経済アナリストの森永卓郎氏(獨協大学経済学部教授)は、サブプライム・ショックを端緒として08年中にさらなるドルの暴落が起こりうると予測する。「サブプライム問題の処理や中東情勢次第では、一気に80円近くまで落ちる可能性がある
今のところ90円台。80円台というと、95年ごろの水準か。そのレベルまでいくかどうか。
さらに過激な常葉学園大学の副島隆彦教授はこう。
私の分析では、08年暮れまでに80円、さらに2~3年のうちに60円、世界的な大恐慌に至れば30円台もありうる。ドルが紙クズになることも想定しておくべきです
こちらも08年中は同程度だが、さらに進み、ドル紙くず化を予測。ひええ。昨今の情勢だと妙に真実味があったりするのだが、さすがにそこまで予測する人は少数だろう。
たいへん不勉強で申し訳ないが(詳しい方ぜひ教えていただきたい)、私の知る限りでは、予測が当たった人はよく目にするものの、予測を当て続ける人はあんまり見たことがない。2005年ごろの書籍と2008年初頭の予測を比べてなんとなく想像がつくのは、1年先でもけっこう難しくて、仮にうまくいったとしても3年先となるとかなり厳しいということ。だから予測に意味がないというつもりはないけどね。
※追記
最近とみに経済ニュース化の傾向著しい「Garbagenews.com」が似たテーマで記事を書いてるのでリンク。
「昨年末の著名アナリストによる日経平均予想レンジをグラフ化してみる」
※追記
上に出ている方々は基本的に「学者」ではなく「エコノミスト」。「経済学者」を意味する英語は「economist」だが、その意味では、少なくとも日本で「エコノミスト」と呼ばれる方々のほとんどは「economist」ではない。たとえ大学で「教授」と名のつくポストにあったとしても、研究者でない方はたくさんいる。研究者は上記のような「来年末の株価は」みたいな」具体的な「予測」に対しては慎重な態度をとるのがふつうだと思う。
作者: HYamaguti
更新日:2008年10月27日 0時30分
世界が投票する「米大統領選」の話
手短に。Economistが「Global Electoral College」というのをやっている。もし世界中の人が米大統領選に投票できたとしたらどっち?という企画。こういうのはあちこちでやってるだろうし、まあなんとなく予想はつくんだが、勢力図を地図に落としたものが掲載されていて、結果があまりにはっきりしていたので面白くて。こんな感じの図。赤が共和党、青が民主党。 (Economist「Global Electoral College」) 一面真っ青じゃねぇか。 マケイン優勢なのはアルジェリア、コンゴ民主共和国、キューバ、グルジア、イラク、マケドニア、ナミビア、スーダンの8カ国だけ。なんつうか、さもありなんな国々のリストではある。よく知らないが、キューバが共和党びいきなのは反カストロ政権系の人が多く答えてるのかな。イスラエルがオバマ支持というのも、歴史的経緯からいえばわからなくもないんだが、イラク関連のあたりとか気にならないんだろうか。詳しい方ぜひご教示を。 国内でもオバマ優勢になっているそうだから、まあ世界中が「change」を求めてるってことなのかな。ちなみにアメリカのほうはというと、CNNによればこんな感じ。 (CNN Electoral Map Calculator) 泣いても笑ってもあと8日とちょっと。はてさて。
作者: HYamaguti
更新日:2008年10月26日 1時38分
「巨大な赤ん坊」の取り扱い方
「巨大な赤ん坊」というと、つい「千と千尋の神隠しに登場する「坊」を思い出してしまうのだが、ここで取り上げる「巨大な赤ん坊」は、あの「坊」のように、過保護な保護者に情報と行動を制約された不幸な外界知らずではない。むしろ、好き放題に暴れまわって問題を起こすとあわてて保護者の陰に隠れる、どうにも始末に困ったタイプだ。しかも反省するでもなく物陰でえらそうに講釈してみせたりするものだから腹立たしい。「保護者」としてもそろそろ考え直したほうがいいんじゃないかと思う、というあたりを「メディア・サボール」に書いてみた。 続きを「メディア・サボール」で読む
作者: HYamaguti
更新日:2008年10月24日 15時55分