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トップ > social > social - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年12月2日 2時)
Pownceがデッドプール入り。開発チームはSix Apartへ
一度はNew York Timesによって「シリコンバレーでもっともホットなスタートアップ企業」と呼ばれたメディアコンテンツ対応Twitterとでも言うべきPownceが、Six Apartに買収されてからもデッドプールへの道程を改めることはできなかった。DiggのKevin RoseやLeah Culver、およびDaniel Burkaによって設立されたPownceは12月15日にサービスを停止する。これまでの利用者は、メッセージおよびメディアコンテンツを他のサービスにエクスポートすることができるが、結局Pownceの利用者はマイクロブログツールとして(まだ利用していないとすれば)Twitterを利用することになるだろう。CulverとMike Malone(Pownceのエンジニア二人)はSix Apartチームに参加することになる。
このニュースは比較的冷静に受け止められているようだ。Pownceはマイクロブログの世界でTwitterの対抗馬たろうと努力を続けてきたが、結局Twitterの影に追いやられてきた。Pownceでは写真、音楽、動画、イベントをシェアすることができ、AIRアプリケーションを使っていておしゃれに見えるということはあったが、両者の中心機能は同じようなものだった。

最初にPownceのことを聞いたのは2007年の夏のことだった。当初はKevin Roseの極秘プロジェクトとしてスタートを切った。期待は非常に高く、招待権がeBayで売られるほどだった。しかし年末にはPownceがTwitterほど急速の成長をなし得ないことが明らかになり、1月の一般公開前にすらデッドプール入りが噂されもした。ソーシャルウェブサービスが大好きなRobert Scobleでさえ、7月からPownceアカウントの更新を停止していた。
共同設立者のLeah Culverはブログにてコミュニティへのほろ苦いお別れメッセージを書いている。
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(翻訳:Maeda, H)
作者:Jason Kincaid
更新日:2008年12月2日 0時32分
この下げ相場はジャックダニエルがお送りします

これを「不運な広告配置」のファイルに入れるように。ダウ平均が680ポイント(7.7%)下げた日に、MarketWatchがJack Danielの広告バナーを載せたのが上の画面イメージ(読者のScott Murffが送ってくれた)。広告には、市場「閉鎖までのカウントダウン」が分と秒で表示され、そろそろ一杯やるのにいい時間だということを暗示している。「Bears Refusing To Hibernate(下げ相場止まらず)」という見出しと隣合わせなのがまた意味ありげだ。
これは今の金融市場そのものに対する解説になる。不況化でできることといえば、悲しみを紛らすことしかない(だからジャック・ダニエルを飲んで紛らすのもよい)。
果たしてこの意図しないヘッドラインとの組み合わせによって、広告効果が上がったのか、それともセンスのないものになったのか。
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(翻訳:Nob Takahashi)
作者:Erick Schonfeld
更新日:2008年12月1日 23時45分
FBI発、世界中で知られる悪名高き犯罪者と戦うためのウィジェット
FBIから本日(米国時間8/1)メールがやってきた。良い理由でメールがくることは滅多にないのだが、今回は逃亡犯10人を掲載したウィジェットのお知らせだった。これは1年前にリリースしたもののアップデート版で、かなりよくなっている。入手はこちらから。
本ウィジェットにはシリコンバレーで活動するClearspringの技術が用いられている。
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(翻訳:Maeda, H)
作者:Michael Arrington
更新日:2008年12月1日 22時26分
FCC会長、任期切れを前にポルノ抜きの無料ワイヤレスネット接続プランを提案

連邦通信委員会(FCC)の任期も残りわずかとなったKevin J. Martin会長が、委員会に足跡を残す今が最後のチャンスとばかりに派手なイニシアチブ推進に励んでいる。大統領選投票日には例えば、テレビ放送デジタル化に伴い開放される「ホワイトスペース」帯域(別名WiFi 2.0)の非ライセンス利用を、FCCが承認。そして今度はポルノの携帯サイトの排除だ。
今月開かれる議会で氏が提案する検討課題には、放送波経由で全アメリカ人にウェブ無料接続を提供する計画も盛り込まれている。ただしポルノは対象外で、成人年齢の人はオプトインを選んで初めてフィルター抜きの生の閲覧環境が受けられる、という内容だ。
携帯端末から放送波でネット接続する場合のみ対象だが、これはFCCによるネット倫理基準の規制に門戸を開く提案と言える。この分野でFCCの権威回復を図るものであり、TV放送にFCCが適用している倫理標準を想起させる。以下のような理由で、これはあんまり良くないアイディアだと思う。;
-
1. 公序良俗と言っても何がインで、何がアウトか。FCCは500チャンネル相手でも線引きに手一杯だ。作業は自動フィルター任せにするにしても、FCCには何十億というサイトの風紀を取り締まれる体制がない。
2. ルールが適用されるのは「AWS-3」バンドという、実際まだ誰も使っていない帯域である。これでは衛星放送やケーブル放送はなんら手を下さず野放しにしたまま、光ファイバーのIPTVだけポルノ禁止にするようなもの。子どものポルノ視聴自体が問題なら、こんなことをしても何ら防止にはならない。
3. ポルノフィルターはさておき、AWS-3帯域の競売に勝っても、無料のもっと遅い無線ネット接続サービス設営のため放送波の一部利用を諦めるよう義務付けられるのでは入札予定者にとっても放送波の価値ダウンである。最悪、一番の高値を出すはずの入札予定者が、努力・資本をかけるだけの価値ナシと判断し、入札を見合わせる恐れもある。
Martinは本提案が本気で通ると思ってるのだろうか? 単にレジュメにそう書きたいだけなんじゃ? …と、つい思わずにはいられない。いかにも選挙でプラスになりそうな提案なので、Martinは将来政局に打って出る気なのかもね。帯域のこんな細い帯に対し、なぜ今さらこんな提案をするんだろう? 携帯対応サイトのポルノ撲滅を真剣に考えているなら、700 MHz帯域の一連の競売の際に同じルール適用を働きかけてなくてはおかしいが、氏はそれもしなかった。
この提案でもっと興味深いのは、ワイヤレスのネット接続向けに無料の層を設けるという部分だ。これはでも、帯域の競売に勝った業者に無料サービスに一部帯域を出すよう義務付けるより、むしろ経済的インセンティブを設けて働きかける方がやり方としては賢明ではないかと思う。例えば広告費でWeb無料アクセスをサポートする旨、条項に盛り込んだビッドには各25%の割引きを提供する、など。これなら、どの部分を無料にし、どの部分を有料にすべきか、市場原理で自ずから色分けがつくだろう。
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(翻訳:satomi)
作者:Erick Schonfeld
更新日:2008年12月1日 21時46分
Ask.comにも検索ランキングはある、異様に面白くないだけで
検索ランキング発表シーズン到来。だが、この余興の盛り上げ方を無視しちゃってるのが、Ask.comである。大手検索エンジンはランキングを作る際、その年のトップ検索語を全部洗い出して速やかに集計し、そこから世の中の人たちが探している主なトレンドを反映すると思われる検索語を、生データも時たま参考にしながら各社判断で一覧にまとめている。今日(米国時間12/1)はYahoo!のランキングも先に発表になった。
次に登場したのがAskだが、これはどう見たって馬鹿正直過ぎる。堂々トップは「Dictionary(辞書)」で、MySpace、Google、YouTube、Facebookと続いている。
これはもはや検索ではない、ナビゲーション・クエリ(行き先が1個の検索語[解説1、2])ではないか。まあ、いいけどね。
全ランキングは以下の通り。;
- Dictionary(辞書)
- MySpace(SNS)
- Google(検索エンジン)
- YouTube(動画サイト)
- Facebook(SNS)
- Coupons(クーポン)
- Cars(車)
- Craigslist(クラシファイド掲示板)
- Online degrees(オンラインで学位)
- Credit score(信用スコア)
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(翻訳:satomi)
作者:Michael Arrington
更新日:2008年12月1日 19時28分
Yahoo!検索ランキング2008年版、トップは2年連続「ブリトニ・スピアーズ」

ブリトニ・スピアーズのスキャンダル攻撃が一段落の今年は、ブリトニ旋風の方が脱線列車化。Yahooの2008年検索ランキング総合では昨年同様、ブリトニが2年連続トップにランクインした。
今年は全体的に順位の入れ替わりが少ない。No.2は今年も”WWE”。上位10検索語のうち新規ランクインは「Barack Obama(バラク・オバマ)」、「Miley Cyrus(マイリー・サイラス)」、「Angelina Jolie(アンジェリーナ・ジョリー)」、「American Idol(アメリカン・アイドル)」だけで、残り6個は去年からの残留組となった。番付けで分かる世相と言っても、「みんなセレブが気になって仕方ないのだな」ということぐらいかな。以下リストでは連続ランクインの検索語だけ太字にした。:
[2008年検索ランキング]
- 1. Britney Spears(ブリトニ・スピアーズ、歌手)
2. WWE (World Wrestling Entertainment:世界最大のプロレス団体、解説)
3. Barack Obama(バラク・オバマ、次期大統領)
4. Miley Cyrus(マイリー・サイラス、アイドル歌手)
5. RuneScape(オンラインゲーム『ルーンスケープ』、サイト)
6. Jessica Alba(ジェシカ・アルバ、女優)
7. Naruto(日本アニメ、米版公式サイト)
8. Lindsay Lohan(リンジー・ローハン、アイドル歌手)
9. Angelina Jolie(アンジェリーナ・ジョリー、女優)
10. American Idol(アメリカン・アイドル、人気歌番組)
[2007年検索ランキング](参考)
- Britney Spears
- WWE
- Paris Hilton
- Naruto
- Beyonce
- Lindsay Lohan
- Rune Scape
- Fantasy Football
- Fergie
- Jessica Alba
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(翻訳:satomi)
作者:Erick Schonfeld
更新日:2008年12月1日 18時12分
Huffington Post、Oak Investment Partnersから$25Mを調達
The Huffington Postが資金調達を狙っていることはTechCrunchで既に記事にしている。蓋を開けてみるとTimes of Londonが報じていた$15M(1500万ドル)を若干超えて調達に成功したようだ。Kara Swisherによると、政治系ブログネットワークのHuffington Postは結局Oak Investment Partnersから$25M(2500万ドル)を調達したようだ。米国時間で1日朝にアナウンスを行うとのこと(プレスリリースを記事下に掲載しておいた)。
資金調達の第三ラウンドを経て、調達総額は$37M(3700万ドル)に跳ね上がった。昨年9月にHuffington PostがシリーズBラウンドで500万ドルを調達した際には、企業価値はどれほどのものだろうかという記事も掲載した。Karaの情報源によれば現在の企業価値は$100M(1億ドル)に少々足りないところだという。Rafat Aliも最近同様の計算を行っている。
新たな資金はリクルート資金および「ビジネス、グリーン/クリーン技術および詳細なニュース収集」のために用いるとのこと。また「選択的買収戦略」も考えているとのこと。Oak Investment Partnersは同様の業態に出資したこともあり、これまでFederated Media(TechCrunchの広告パートナー)やDemand Media、MobiTV、Oberon Mediaなどに出資している。
BoomTownでのインタビューで、OakのFred Harmanは次のように述べている。
オフラインからオンラインへの流れは不可避なものとなっており、より多くの人々がオンラインでニュースを入手するようになっています。また、今回の選挙でHuffington Postの可能性も十分明らかになりました。選挙後にHuffington Postは視点を広告主からニュースサイトとしてのメインストリームに立つという方向に変わってきたと理解しています。
Huffington Postの取締役に名を連ねることになったHarmanは次のようにも言っている。
印刷メディアは勢いを増して下降スパイラルに入っており、経営的にうまくいっているところは少なく、オンラインでの正しい振る舞いを身につけているところも多くはないのです。ニュースマーケットは今、種々のチャンスに溢れているとも言えます。とくに信頼のおけるところと受け止められているところにチャンスがあるでしょう。
ComScoreのブログネットワークについてのトラフィックレポートを見ると、Huffington Postは正しく振る舞っているように思える。

Update:以下にプレスリリースを掲載しておく(英文)。
The Huffington Post Announces $25 Million In Funding From Oak Investment Partners
New York, NY (December 1, 2008)–The Huffington Post, a leading news and opinion site, today announced that it has secured $25 million in funding from Oak Investment Partners, a venture capital firm based in Palo Alto, California. The Huffington Post (”HuffPost”) will use the proceeds to invest in the growth of the company and for select and focused acquisitions. The company said it would invest in its technology and infrastructure, increase its in-house advertising capabilities, and continue to expand its content offerings–including a new investigative journalism initiative and a rollout of local versions of The Huffington Post in select cities. The announcement was made by Arianna Huffington and Kenneth Lerer, co-founders of The Huffington Post.
“This commitment from Oak Investment Partners will allow us to accelerate our growth, with more verticals, more video, more citizen journalism initiatives, more cities for our local editions, and a fund for investigative journalism,” said Arianna Huffington. “We are particularly excited to have Fred Harman of Oak join our board; his deep knowledge of the new media landscape will help us to take HuffPost to the next level.”
Said Kenneth Lerer: “We are thrilled to bring on board a partner like Oak to work with Softbank Capital and Greycroft as we move forward. Since launching the site three and half years ago, the company has built a strong brand and an audience of millions who rely on the site for its mix of smart news and opinion. The additional capital from Oak will enable us to go full-steam ahead with operations and select acquisitions.”
Fred Harman, general partner at Oak Investment Partners, said, “Much of the news media business needs to be reassembled online around an ad-supported model and the timetable for this has been accelerated, not slowed, by this economic down cycle. We believe that The Huffington Post has built a platform and business model to be among the leaders in aggregating this audience online. Our financing will provide the resources necessary to scale the company, both organically as well as through acquisitions of additional talent and new media companies. We are also very excited to have the opportunity to back Arianna and the company’s strong entrepreneurial team.”
Betsy Morgan, CEO of The Huffington Post, said, “With funding from Oak, The Huffington Post is perfectly positioned to build on its incredible growth. Oak brings to the table a team with enormous experience and insight, and we look forward to working with them to seize the opportunities ahead of us.”
The Series C financing round comes as The Huffington Post continues to experience significant growth following the expansion of the site in 2007, when HuffPost began rolling out a variety of new sections, including entertainment, politics, media, living, style and green. The site also started its first local version, HuffPost Chicago. This year, The Huffington Post received widespread attention for its original reporting on the 2008 presidential race, including the coverage provided by its OffTheBus team of citizen journalists. HuffPost currently has 46 employees.
Harman joins The Huffington Post board of directors, whose members include: Eric Hippeau, Managing Partner of Softbank Capital, Arianna Huffington, Kenneth Lerer and Betsy Morgan.
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(翻訳:Maeda, H)
作者:Robin Wauters
更新日:2008年12月1日 15時30分
Songbeatの実現する素敵なオンライン音楽検索
オンラインで音楽を探すシンプルだがパワフルなデスクトップアプリケーションのSongbeatがバージョンアップした。個人的にも好きなツールだ。今年初めに公開された最初の版では、Seeqpodを使ってオンライン上の音楽が検索できるだけだった。バージョンアップによって、より多くの検索エンジンに対応し、楽曲の演奏、エクスポート、およびダウンロードもできるようになった。
SongbeatがSeeqpod、Project Playlist、SpoolFM、iASK、その他を統合してサポートすることになって、音楽業界からの注目を集めることになるだろう。Songbeatを使ってインターネット上の音楽を聴いたり、Last.fmを直接聴いたり録音することもできる。音楽ファイルをiTunes、Windows Media PlayerやWinampに直接エクスポートしたり、あるいはCDに焼くこともできる。またネット上でトラックやアルバムを検索することもでき、Mixtapeと連動して特定のジャンルやアーティストの曲を集めることもできる。Songbeatは音楽ファイルをダウンロードすると自動的にタグを付け、歌詞およびアルバムジャケットも貼り付けてもくれる。
Songbeatを提供するドイツ人による企業は、このアプリケーションを無料で提供している。したがって好きな音楽を探して好きなだけ聴くことができる。但し、ダウンロードは25回まで。無制限ダウンロード版は19.99ユーロ(29.9ドル)だ。ちなみに現在のところサポートしているのはWindows XPおよびVista版のみ。
ところで著作権侵害についてはどうなっているのか。Songbeatの回答は以下の通り。
音楽をダウンロードすることは、基本的に違法ではありません。特定の音楽ファイルをダウンロードして良いかどうか、利用者自らがきちんと認識していなくてはならないのです。
それはちょっと回答になっていないように思う。
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(翻訳:Maeda, H)
作者:Robin Wauters
更新日:2008年12月1日 12時35分
ArenaFestがSNSと独立系バンドと(ラクロスも!)をライブで混ぜ合わせる

来年の夏は、FacebookやMySpaceの上の‘お友だち’と大きなアリーナで会えて、デートゲームをしたり、Guitar Heroやラクロスで勝負したり、ライブのバンドを聞いたりできる。それに、モデルのコンテストも見物/参加できるぞ。そのイベントはArenaFestと呼ばれ、全国で合計50の有名なスポーツアリーナで行われる。来年はそのうち、ダラス、デトロイト、クリーブランド、フェニックス、アナハイムなど計10か所が予定されている。
ArenaFestには、ライブのスポーツ、ライブの音楽、ライブのコンテストなど、呼び物がいくつかある。ArenaFestを主催するArenaWorks EntertainmentのCEO John Ossenmacherは、“我が社のやり方によるライブのSNSである”と言っている。FacebookやMySpaceの上の友だちと、ライブで会えるのだ。そしてSNS上の友だちは、アリーナの中で行われていることをライブで体験/参加できるわけだ。
そのイベントのスポーツはラクロス、合衆国で今急成長しているスポーツの一つだ。“ねらいは、16歳から24歳までの層をターゲットとするまったく新しいスポーツリーグを作ること”とOssenmacherは言う。でも、それだけではない。

ライブのバンドが、レーベルと契約してるアーチストと独立系の両方合わせてステージに登場する。独立系のアーチストのためArenaWorksは、音楽ファンが無契約アーチストに寄付をするサイトであるSellaBandと提携している。2006年にロンチしたSellaBandは、$3M(300万ドル)の資金を調達して、いろんなミュージシャンのために計30のアルバムをプロデュースした。今ではこのサイトのバンドにはツアーができるチャンスもある。ArenaFestに出演したければ、まず登録をする。お客を200人以上集めたり、アルバム制作費用として1万ドルもらったり、毎週人気投票トップになったら、第二ラウンドとして地元の会場でコンサートができる。さらにその後プロの審査員が選んだベストのバンドが、ArenaFestに出演できる。
ArenaFestでは、いろんなコンテストにオーディエンスの参加が奨励されている。ラクロス大会、Guitar Hero、Next Top Model(女性客用)、ドッジボール、Break Dancing(そう、ブレークダンスだ)など。一種のデートゲームもあるらしい。
27ドル50セントのチケットですべてに参加/見物できる。そして夏中は毎週、同じ会場で同じ催しが繰り返され、高校生や大学生が常連になることをねらっている。“アリーナというものの使い方に斬新な革命をもたらす”とOssenmacherは言う。ゲームの合間の使用料の安い日を、全部満席にしなさいよ。
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(翻訳:hiwa)
作者:Erick Schonfeld
更新日:2008年12月1日 10時59分
ホリデーシーズンの小売りサイトトラフィック報告:ウォルマートとAmazonの一騎打ち
Hitwiseによると、2008年の感謝祭および年末商戦開始の金曜日、記録の残っている小売りカテゴリのすべてにおける国内トラフィックは、オンライン専業サイトを除き軒並み減少した。小売りサイトTOP500では、感謝祭にはウォルマートが最高のトラフィックを集めたが、商戦開始の金曜日にはAmazon.comが小売りサイト最多のトラフィックを集めた。
全体的に見ると、数値は予想通り減少している。感謝祭当日の米国内アクセス数は昨年に比べて11%低下している。商戦開始日の金曜日については5%の低下となった。しかし、TOP500の小売りサイト中100を占めるオンライン専業サイト(実店舗を持たない非ブリック&モルタルサイト)は、なかなかのスタートを切っている。2007年に比べて感謝祭当日の米国内アクセスで11%伸びており、金曜日は10%の伸びとなっている。
同Hitwiseのレポートによると、感謝祭にはWalmart.comが米国内小売店アクセスの13.72%を集めたが、Amazonは9.56%を集めている。第3位はBestBuy.comで、6.05%となっている。
金曜日の年末商戦開始日にはAmazon.comがトップを奪って、米国内における小売りサイトTOP500へのアクセス中11.06%を獲得。Walmart.comは第2位で9.88%。それに続くのはTarget.comでアクセス率は4.62%だった。
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(翻訳:Maeda, H)
作者:Robin Wauters
更新日:2008年12月1日 10時31分
SNSのパワーユーザのためのPower.com

あなたもきっと、2つ以上の大手SNSのユーザだろう。たとえば2008年10月には、MySpaceとFacebookの両方を訪れた人が4900万人いる(Comscore、世界全体)。イギリスでは700万人近くがBeboとFacebookの両方を使っている。また、LinkedInとMySpaceやFacebookなどなどではお友だちリストが全然違うという複数SNSユーザも多い。さらにYouTube、Flickrなどニッチのソーシャルサイトを加えれば、一人のユーザが使っているサイトの数はもっと多くなる。
こういういろんなサイトのデータと活動をまとめて一元化できるユーザインタフェイスは、これまでなかった。そして今日(米国時間11/30)、VCに支えられたブラジルのスタートアップが、Power.comというサービスをロンチした。これぞまさに、統一インタフェイスを実現するサービスだ。同社はそのサービスを“ソーシャルインターネットワーキング”と呼んでいる。ユーザが同時に複数のSNSを見たり対話したりできるからだ。複数サイトのデータが一元化され、サイトそのものは、Power.com経由でアクセスした場合、新たに加わった機能(たとえばチャットできる機能など)がマークアップされる。それはGreasemonkeyのユーザにはおなじみのやり方だ。
このサービスは合衆国ではまだ知られていないが、すでに8月から供用を開始し、500万のユーザ数を誇っている。サポートしているSNSはOrkutをはじめとして少なかったが、今日からはFacebook、MySpace、Bebo、Orkut、Hi5、およびYouTubeのようなニッチネットワークのユーザもいろいろサポートする。

以下が、このサービスの仕組みだ。
Power.com上で一つまたは複数のネットワークにログインする。お友だち、メッセージ、アップデート、写真などなどの情報は、サイトからかき集めるか、または各サイトごとのAPIを使って取得され、Powerのダッシュボード上に集積される。情報に対するユーザの応答やコメントは、Powerから直接行う。複数のSNSへのメッセージ送信やアップデートを、すべて同時に行うこともできる。また、特定の一人のフレンドへのメッセージを、複数のSNSに対して送ることもできる(相手もPowerのユーザならメール、SMS、インスタントメッセージングなどへの送信も設定次第で可能)。
PowerからSNSのどれかを訪ねると、ページには新たな機能がマークアップされる。たとえば相手がPower.comのユーザなら、Clickボタンを押してMSN上のユーザとチャットを開始できる。
そしてユーザは、指定したSNS上の情報を基にPower.comのプロフィールを作れる。たとえばこれは、Facebook上の情報に基づいて作ったぼくのPower.comプロフィールだ(ただしこれでFacebookの非公開プロフィールが公開されてしまう)。
以上を読むとややこしそうだが、実際に使ってみるとかなり簡単だ。とにかく、ログインしてからSNSにアクセスするだけだ。
このサービスの利点は、あまり頻繁に訪れないSNSでも、その上のお友だちの最新の消息などをチェックしたり、あいさつなどの連絡を取れること。ステータスメッセージはすべてのネットワークに同時に加えられる。写真やビデオも、複数のサイトに同時にアップロードできる。複数のSNS上の人びとに対するメッセージの送信は、とても簡単だ。
制約は、あくまでもPower.com経由で各サイトにアクセスすること。つまりPowerがサイトからコンテンツをかき集めてくるので、それは各サービスの契約条項に違反しているだろう(インスタントメッセージングではMeeboが同じことをやって、結局認められたが、閉鎖される可能性もあった)。
さっき言ったように、同社は8月以来500万のユーザを集めたが、その多くはOrkutのユーザだ。サイト上にコンテンツを残すユーザは、Power.comへのリンクをそこに加えることができるので、サービスは口コミ的に急速に広まっていく。今回の一般公開と大型サイトのサポートにより、拡大に加速度が付くだろう。
同社はシリコンバレーのDraper Fisher Jurvetsonから、$5M(500万ドル)のベンチャー資本を調達した。
最後に、Power.comと同じことをやろうとしているサイトがとても多いことを指摘しておこう。TechCrunch上の、MyLifeBrand、Spokeo、Loopster、ProfileLinkerなどの記事を見てほしい。ただしこれらのサイトはどれも、Power.comのような口コミ的な成長のための工夫はない。ユーザがコンテンツを投稿するときPower.comのリンクを入れるというアイデアは、大成功だった。
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(翻訳:hiwa)
作者:Michael Arrington
更新日:2008年12月1日 5時41分
ガセネタをつかまされたThe Times紙

夕べ(米国時間11/29)初めて聞いたときは、だれもこの話を信じなかった。検索に関する10年の契約でYahooにウン十億ドルが転がり込むという、検索をめぐるYahoo/Microsoft間の複雑な提携を報じるThe Timesの記事は、変な部分が多すぎる。その一つ一つをうちの情報筋に確認してもらったが、結局、確認できた事実は一つもない。
記事の最初の部分にはこうある:“MicrosoftはYahooのオンライン検索ビジネスを$20B(200億ドル)で買収する話を進めている。”
Microsoftにいるうちの情報筋は、今現在Yahooとは何の交渉もしていないと言う。Yahooの筋も同じくだ。Microsoftとは何の交渉もしていないと。Yahoo筋は、今は新しいCEOを見つけるのに全力を注いでおり、ほかに案件は何もないと言った。
記事の第二の部分:“この提案は、MicrosoftがYahooの新たな経営陣を支援する複雑な業務処理の中核である。新たな経営陣とは、元AOLの会長ならびにCEO Jonathan Miller、Fox Interactive Mediaの前社長Ross Levinsohnらである。”
今日(米国時間11/30)の午後、Ross Levinsohnと話をしたが、彼は、その記事に真実はまったくないと言っている。彼曰く、彼も、そしてVelocity Interactive Groupにおける彼のパートナーであるJonathan Millerも、どちらもTimesの取材は受けていない。
記事の第三の部分:“業務処理の提案内容では、MicrosoftがMillerとLevinsohnの経営陣に$5B(50億ドル)の便宜を提供する。両人はさらに、外部投資家たちから独自に$5B(50億ドル)を調達する。このキャッシュは、転換優先株とワラントの購入にあてられ、これによりYahooの30%以上の株式を握ることになる。外部投資家たちも、Yahooの11名の取締役の内3名の任命権を持つことになる。Yahooとの話し合いには、Microsoftが向こう10年間、検索ビジネスの経営権を握ることが含まれる。Microsoftはさらに、検索ビジネスを$20B(200億ドル)で買収する2年のコールオプションを受け取る。これによりYahooのビジネスとしては、メール、メッセージング、およびコンテンツサービスが残る。この業務契約がYahooの収入を年額$2B(20億ドル)に押し上げると期待されている。”
これも、Miller、Levinsohn両人は否定している。また、今年Microsoftが行った検索に関する実際のオファーに比べると、この契約条項を意味を成さない。先物的なプレミアムを考慮に入れても、Yahooの価値が市場価値よりも異様に高すぎるし、ここに書かれているキャッシュフローの増加は、Yahooが前に公表した見積とマッチしない。
The Timesはイギリスの伝統的な優良紙と評価されているが、今回はまさに勇み足のようだ。だれかに、悪質な操作をされたものと思われる。幸いにも市場は開いていなかったから、Yahooの株がこの記事のせいで短期的に上がる現象は起きなかった。
FailBlog、画像をありがとう。きみたちの存在そのものも、ありがとう。
[原文へ]
(翻訳:hiwa)
作者:Michael Arrington
更新日:2008年12月1日 4時19分
ソーシャルネットワーク史上最大の戦い:オープンなウェブに自分とアイデンティティーとデータを
今日(米国時間11/30)は、Facebookが同社の「Facebook Connect」サービスの大規模なプレス展開を行う日。同サービスが最初に発表されたのは5月のことだ。
NY Timesが「Connect」のほか、MySpace(Data Availability)とGoogle(Friend Connect)によるそれぞれの競合サービスの概観を示す記事を書いている。
三サービスはいずれもサードパーティーサイト(Digg、Twitter、Citisearch、CBS等何でも)のためのプラットホームで、ユーザーが通常の方法とは別に好きなソーシャルネットワーク経由でログインできるようにするものだ。プロフィール情報の一部はログインと共に渡され、サイトがそれを一定期間保持することができる。また、サイト内で起きた行動(Twitterのつぶやき、Diggで投票した記事、Citisearchのレストランレビュー等)を、ユーザーの行動ストリームに戻すこともできる。
こうしたサービスからサードパーティーが得るものは何だろうか。ユーザー、特に新規ユーザーのログインが楽になる。また、プロフィールデータを使うことによって、ユーザーがアカウントを作る際にほとんど入力しなくて済むようできる。ソーシャルネットワークに掲載される行動ストリーム情報の中には、サードパーティーサイトへの戻りリンクが含まれる。そして、一番興味ある機能のひとつは、Facebook Connectのパートナーが、Facebookに友だちリストを要求して自分たちのサービス上での繋がりを増やせることだ。DiggのCEO Jay Adelsonが最近、Facebook Connectが自社のサービスにもたらす可能性についてまくしたてている。
さらにFacebookはConnectパートナーに対して、ニュースフィードや招待などを通じてサービスを宣伝するためのツールとして、Facebookのアプリケーションデベロッパーと同じものを大部分提供する。
しかし、真の価値を得るのはソーシャルネットワークの方だ。こうしたサービスは、ユーザーがお気に入りのサービスにログインする際に、MySpaceのプロフィールやFacebookのログイン名で自己を表現し始めるように仕向ける。そうすることによって、ユーザーがますます、そのサービスでプロフィールを維持したり友だちを増やしたりしたいと考えるようになる。
MySpaceは、ことさらにユーザーのアイデンティティーを保有したがっている。ユーザーにとってMySpaceプロフィールとは、オンラインでの名前であり、この数ヵ月にOpenIDを完全導入した理由でもある。「Data Availability」と「OpenID」は、同じ戦略の二つの部分だ。
Facebookは、アイデンティティーに関してそこまでは考えていないだろう。ユーザー向けのブランドを冠したURLはない。しかし、個人の確実なプロフィールや、特にソーシャルグラフは持っておきたい。ユーザーが誰なのか、誰が友だちかは、未だ実現していない同社のビジネスモデルの鍵となるものだ。
そして全体で最大の恩恵が、ソーシャルネットワークに戻されてくる無料のデータの流れだ。これが、広告のためのユーザープロフィールを見事に埋めてくれる。
FacebookはConnectで独自路線を進み、ログインやデータ共有に独自標準を使用している。また同社は、GoogleがFriend Connectサービスの中に立ち入らないよう締め出した。対照的にMySpaceは主としてオープン標準を使うアプローチを取り、Googleと両社のサービスが一緒に正しく動作するよう近密に作業をしている。
パートナーを巡る争いは熾烈だ。MySpaceはTwittereをスタート時パートナーであると発表したが、実はTwitterは先にFacebookと統合するという噂がある(両方を行えない理由はなく、おそらくそうするだろう)MySpaceはほかにYahooとeBayもスタート時パートナーであると発表している。ただし、これまでにスタートを切ったのはFlixsterとEventfulだけだ。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)
作者:Michael Arrington
更新日:2008年12月1日 3時17分
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※ 週間人気コンテンツランキングは、期間中のパーマリンクのアクセス数をもとに順位づけしたものです。
作者:TechCrunch 日本語版編集部
更新日:2008年12月1日 2時6分
MyQuire、買収されたが買い手は明かさず
MyQuireは、個人やグループがソーシャルネットワーク上でプロジェクト作業をできるというシンプルだが強力なオンラインアプリケーションだ。これを運営する会社が最近買収された。
わかっているのは、そのくらいだ。CEOのMichael Dawsonに連絡を取ったが、コメントも詳細情報も語らず、買収側から契約に関して完全に秘密にするよう要求されているためらしい。
タレコミ屋が受け取った以下のメールを見せてくれた。
ちょっとしたビッグニュースです。MyQuireを開発してから2年、わが社は買収されました。みなさんとはすばらしい時間を過ごし、みなさんの力なくしては成し得なかったことです。
この契約の一環として、われわれはMyQuire.comの運営を続けられなくなります。このプラットホーム上のサービスは2009年1月1日に終了します。仕事に支障をきたすことがあれば申し訳ありません。
このコラボレーションツールが最初に公開されたのは、14ヵ月前のDEMOFallカンファレンスでのことだが、それ以来この会社からも、この会社についても、およそ何も聞いていない。同社の「プレス報道」や「プレスリリース」のページすら、2007年12月以来更新されていない。
この買収についてもう少し何か知っている人はいるだろうか。
ファウンダーで前CEOのDavid Steinbergが、DEMOFall 07でMyQuireを紹介しているビデオがこれ。
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(翻訳:Nob Takahashi)
作者:Robin Wauters
更新日:2008年12月1日 1時8分
用心のコスト
官僚主義がイノベーションを妨げる。みんな知っていることだ。しかし、それはなぜだろうか。理由のひとつは、官僚主義が、用心深さから、即ち過去の失敗を繰り返してはならないという強い意志から生まれたたものだからだ。たとえば現在の経済危機の中、今後さらに多くのチェックが導入されることは間違いない ― 政府においても企業トップにおいても、今の状態を引き起こした不節制が再び行われることがないように。政府も企業も、危機に直面すると規則や規制を増やして対応しようとする。
チェック機構を設けることは、たしかに用心深いやり方だ。しかし、官僚主義とそれが企業に課すチェックは、意図されていなかった結果をもたらす。Paul Grahamが最新の評論の中で、こうした代償について解説を試みている。
あらゆるチェックにはコストがかかる
・・・政府が制定するチェックが一国の経済全体を機能不全に追い込むこともある。1400年頃まで、中国は欧州よりも豊かで技術的にも進んでいた。欧州が追い越した理由のひとつは、中国政府が遠距離貿易を禁止したからだ。その結果、欧州の人々の手に探究が委ねられ、ついには世界を制することになった。中国を含めて。
最近では、SOX法が米国のIPO市場を事実上破壊した。それは、この法案を書いた人たちの意図したことではなかった。ただ公開企業のチェック項目を少し増やしたかっただけだ。しかし、そのコストを考慮することを忘れていた。上場を控えた企業が一杯一杯の状態にあり、General Electric社にとってはどうということのない程度のチェック項目の増加が、若い企業の上場自体を阻みかねないことを忘れていた。
大企業における官僚主義も同じく問題だ。Grahamは、サプライヤーの入札を許可する前に支払い能力があることを確認することや、また大規模なソフトウェア購入を委員会が承認することを例に挙げている。表面上、これは慎重な予防措置だが、結局は無視できないコストを強いることになる。
委員会の目的は、企業が無駄な金を使わないためであるはずだ。しかし、その結果企業は10倍の金を使っている。
購入に関するチェックは必ず高くつく。それは、何かを売りにくくなればなるほど、値段を上げなくてはならないからだ。
サプライヤーは、プラスチック製造業であろうとソフトウェア開発であろうと、官僚機構に合わせるためのコストを価格に反映させる。しかも、この計算をするのは外部ベンダーに限らない。社員も同じだ。自社の製品を作る従業員に対して多くの規制をかけすぎると、最も優秀な社員の意欲を失わせかねない。所属するスタートアップが規則の多い大企業に買収されてから、公開スケジュールが引き伸ばされたことにいら立つソフトウェアプログラマーの例をGrahamが挙げる。
そして、売りにくさの最大の脅威は、支払い額が増えることではなく、最高のサプライヤーから売ってもらうことさえできなくなることであり、プログラマーに多くのチェックを課することの最大の脅威は、彼らの生産性を落とすことではなく、そんな優れたプログラマーが、会社にいたいとさえ思わなくなることだ。
これが用心のコストだ。価値があることも、ないこともある。ちゃんと動くソフトウェアを作ることは、早く出荷したり、頻繁に出荷するよりもいいこともあり、それはソフトウェアの種類にも、不具合に対する顧客の耐性にもよる。信用派生商品の買売に対する規制の強化が、「価値あり」の部類に属することは間違いない。SOX法を大企業にも中小企業にも等しく適用したのはやりすぎだった。
規則を考えるときは、それが果たそうとしていることや、防ごうとしているものだけで判断するのではなく、規則に従う人たち全員にかかってくる隠れたコストも見る必要がある。
(写真提供:redjar)
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(翻訳:Nob Takahashi)
作者:Erick Schonfeld
更新日:2008年12月1日 0時41分
ロンドンタイムズの報じたMicrosoftのYahooとの検索事業提携話は信じがたい

イギリスのTimes Onlineは、MicrosoftがYahooのオンライン検索事業を$20B(200億ドル)で取得すべく交渉中だという記事を掲載した。記事には臨場感あふれるディテールが満載で、いかにももっともらしい。しかし、よく考えてみると、ほとんどありそうにない話としか思えなくなってくる。
Times Onlineによると、今回の交渉は非常に複雑な一連の取引からなるという。まずMicrosoftはAOLの元CEO、Jonathan MillerとFox Interactive Mediaの元社長、Ross Levinsohnからなる新しい経営陣をYahooに送り込む。この2人はVelocity Interactive Groupのパートナーとして投資している。しかしLevinsohnはVentureBeatで、この話はまったく事実ではないと述べている。(しかし、しばらく前に、 MicrosoftがLevinsohnとMillerにYahooを経営してもらいたがっているという噂が流れたことは事実だ。今回の話もそのあたりから来ているのだろう)。
Yahooの検索事業を単純に買い取るというMicrosoftの前の申し出とは異なり、今回は長期にわたる事業提携の形を取るとされている。見出しに踊った$20B(200億ドル)という金額は、実は記事に人目を引きつけるための花火で、提携の一環のコール・オプションに関連したものに過ぎない。記事は検索事業そのものに関しては以下のように説明している。
提案されている提携契約によれば、Microsoftは$5B(50億ドル)の資金をMillerとLevinsohnの経営陣に提供する。2人はこれに加えてさらに$5B(50億ドル)を外部の投資家から調達する。
この資金でYahooの株式の30%を超える転換優先株とワラント債を購入する。
さらに外部の投資家は、Yahooの11人の取締役のうち3人を任命する権限を取得する。Yahooとの交渉では、Microsoftは10年間にわたる検索事業における業務提携契約が結ばれることになっている。この契約には検索事業を$20B(200億ドル)で買い取る2年間のコール・オプションも含まれる。このオプションが行使された場合、Yahooはコンテンツ・サービスに加えて、メールとインスタント・メッセージが残される。
この業務提携によってYahooの収入は年間最大$2B(20億ドル)増加するものと期待されている。
要するに、Microsoftは新経営陣に$5B(50億ドル)を払い、優先株とワラント債でYahooの株を30%取得する、その見返りにMicrosoftはYahooの検索事業と10年間の業務提携を結ぶことができる、というわけだ。
さて、それではこの提携をYahooの検索事業をストレートに買収するという前回のMicrosoftの提案と比較してみよう。
前回の提案では、Yahooに対する直接投資額は$8B(80億ドル)で、これによって16%の株を取得する。さらにプラス$1B(10億ドル)のキャッシュで検索事業を買収する。これによって増加する営業収入は年間$1B(10億ドル)と見積もられていた。
景気が急降下している現在、いったいどういう計算で、売り上げ予測が10億ドルから20億ドルへ倍増するのだろうか? なぜMicrosoftは純然たる買収ではなく、単なる業務提携で満足しなければならないのだろうか? それに一体どうしたら、前には$1B(10億ドル)の評価だったYahooの検索事業が、わずか2年以内に$20B(200億ドル)にもなるのだろうか?
最初に言ったとおり、この話はまったく筋が通らない。
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(翻訳:Namekawa, U)
作者:Erick Schonfeld
更新日:2008年11月30日 19時22分
Papervisionで巧妙な手品―ウェブビデオに3Dキャラを取り込んで合成できる
Papervision - Augmented Reality (extended) from Boffswana on Vimeo.
オーストラリアのデジタル・デザイン・ショップ、Boffswanaは実に巧妙な手品を上のビデオで披露している。Papervisionが作成したFlashによる3Dのキャラクターを、ユーザーはローカルのウェブカム動画の中に合成することができる。それも紙のプリントアウト1枚を使うだけで実現している。
アップデート: 読者も上のリンクからプリントアウトして実際に試してみることができる。ジョージ・ルーカスが口惜しがりそうだ。
(Cory O’Brienの情報提供に感謝)
〔訳注:座標の役を果たす目印がついた台紙をプリントアウトし、ローカルのウェブカムで撮影しながら、台紙を動かす。サーバ側では、アップロードされた動画に対して台紙の動きに合わせて3Dキャラクターのイメージを合成してくれる、という仕組みらしい。〕
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(翻訳:Namekawa, U)
作者:Jason Kincaid
更新日:2008年11月30日 19時0分
アメリカ自動車産業への生き残りのアドバイス―車を製造するのを止めよ
悲惨なことになっているアメリカ自動車産業に対して、最近誰も彼も何かしらアドバイスをしている。救済せよ。組合を潰せ。自動車ディーラーをなんとかしろ。ウナギ上りの健康保険と退職者年金の負担をなんとかしろ。消費者に愛されるような車を作れ。その他その他。
ここ2、3年よく聞くのが「もっとAppleのようになれ」というアドバイスだ。iPodのような車を作れ。みんなが余分な金を払ってもいいと思うほど愛されるような車を作れ、というのだ。数週間前、Robert Scobleもこの手の忠告をどっさり与えていた。
しかし、アメリカの自動車会社がiPodのような車を作れないのには理由があるのだ。実際に車を作る以前に必要な膨大な部品調達の悪夢が足を引っ張っているのだ。
AppleはiPod にせよiPhoneにせよ、何一つ部品を内製していない。部品は全て中国の深圳地区で製造されている。大手パソコン・メーカーも同様で、自分では部品を全く製造していない。パーツは全てそれぞれ別々の専業メーカーが製造している。最終組立さえアウトソーシングされている。Dellその他何社かは、カスタマイズが容易になるとして、最終組立だけは社内で手がけたことがあった。しかしやはりこれもすぐに中止を余儀なくされた。
もし自動車会社がAppleになりたいのであれば、実際に自動車を製造することを止めるしかない。
「垂直統合」は本当の研究開発を停滞させる。なぜなら、すべての企業には得意分野があるからだ。パソコンの場合、すべての部品はそれぞれが活気にあふれた競争の激しい市場をなしている。この競争市場が製品のイノベーションと高い品質、製造コストの削減を強いるのだ。大手パソコン・メーカーは最終製品のデザインをするだけで、実際の製造はすべてアウトソーシングしている。
全ての大手自動車会社は、これと逆に、エンジン、ドライブトレーンを始め、多くの重要部品を独自に製造し、自社で組立てを行い、販売店網を管理し、さらにユーザーにローンを提供するための金融サービス会社も抱えている。この間、お義理にアウトソーシングに手を染めてきたが、実情はますます垂直統合が強化される方向にある。.
インテルのように広く各社に供給するようなエンジン・メーカーが存在しないのはなぜなのか?
自動車会社が危地を脱して前進するためには、パソコン業界を見習って、自己解体していくしかない。もちろんこれによってどの企業にせよ、経営が安泰になるわけではない。それどころか、競争の激化に伴って、多くの会社が破綻の憂き目を見ることになるはずだ。しかしその状態では、どの会社にせよ、たとえ倒産してもアメリカの経済に破壊的な影響を与えるようなことはない。単により優れた企業がその穴を埋めることになるだけだ。
するとわれわれの自動車は中国で製造されることになるのか? 別にそれでもかまわない。アメリカの労働者の賃金は自動車を製造するのには高すぎるという事実に目をそむけるわけにはいかない。デトロイトは世界の自動車デザインのセンターになればよい。きわめて高い技能をもち、きわめて高い給与を支払われる専門家がiPodの自動車版をデザインすることになる。しかしパーツは他所で作られる。組立ても他所で行われる。
これに対して強力な反論がある。トヨタは世界でもっとも垂直統合が進んだ自動車会社だ。しかも世界最大かつもっとも経営状態の良い自動車メーカーである。これに対して私は、こう言いたい。こんな非効率的な市場で、中期的に利益を上げることが可能なのは世界でトヨタ1社しかない。それは規模のメリットを享受しているからだ。もし市場が効率化の方向に変化すれば、トヨタでさえ垂直統合モデルを維持することはできないだろう。
最後に重要な点―市場の通常の環境ではこうした変化が急速に進むことは決してない。それに伴って不利益を被る関係者の数が多すぎるからだ。しかし、現在、自動車メーカーはどのみち崖っぷちにいる。われわれは何もする必要がない。単にビッグ3が破綻するのを見ていればいいのだ。救済してはならない。自動車メーカーの資産をもっとも有効に利用するには、いちばん高い値を付けた相手に切り売りするのがいちばんだ。そうすれば今から10年後に、まったく新しいアメリカ自動車産業が興り、車のデザインと組立ての監督に特化することによって、多くのすばらしい自動車を生み出すようになっている可能性は十分にある。
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(翻訳:Namekawa, U)
作者:Michael Arrington
更新日:2008年11月30日 18時38分
iPhone Apps、1万の大台へ
iPhone Appsのレビューサイト、148Appsによると、 iPhone App Storeに登録されたアプリケーションの数が1万の大台に乗ったという。(このサイトの名前はiPhoneあるいはiPod Touchにインストールできるアプリケーションの数が148種類であるところから来ている)。
記念ページには1万種類のアプリすべてのミニ・アイコンが貼られている。また興味深いデータも載っている。アプリの約24%が無料、35%は料金$.99、無料アプリを含めた平均価格は$3.12。34%がゲームとエンタテインメント。天気予報は当初からiPhoneに組み込まれているにもかかわらず、49種類もの天気予報アプリがリリースされている。
iPhoneユーザーは下のコメント欄に「これなしでは生きられない」アプリを書いて欲しい。私が毎日使っているのは、Aqua Hoops、Recorder、SearchMe、iGolf、Google、Zombie(これはやみつきになる)、iThread (iPhone版CrunchBase)、それにいくつかのSNSだ(Loopt、 Facebook,、MySpace)。
[原文へ]
(翻訳:Namekawa, U)
作者:Michael Arrington
更新日:2008年11月30日 13時29分

